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【41歳崖っぷちフィリピン医学生:Vol.19 フィリピン医学部転校を模索】

皆さん、こんばんは。崖っぷちです。この一週間いかがお過ごしでしょうか。私は妻と連日の喧嘩でかなり疲弊しております。昔から、何故か強気な女性とご縁があるような気が致します。。。気を取り直しまして、9月上旬にOLFU退学を決意してからは、ひたすら他の医学部で2年次授業全てと生理学を同時に履修させてくれる学校は無いかと探しました。今回、その過程を共有させて頂きます。結論、私の場合ご縁が無かったのですが、唯一University of Perpetual Help Systemは可能性がありました。それでは連絡の取れた医学部とのやり取りを振り返ってまいりましょう!

University of Perpetual Help System

この大学は、OLFUより毎年転校する学生が多い事で有名な大学です。ですので、いの一番に電話連絡しました!Admission Officeにもスムーズに電話が繋がり、International Student担当の方とお話が出来ました。私のように1科目落とした学生が2年次に編入し、同時進行で1年次科目履修を許可したケースはよく有ると教えてくださりましたので、これで自分は事実上留年から救われたと安堵致しました。しかし、現実は甘く無く、今年度のAdmissionは8月上旬に締め切られているので、今年の入学は無理だと言われました。
*International Classがあり、授業は英語で実施

AMA School of Medicine

ここの大学もOLFUからの転校が有名な大学です。今年に関しては異常な人数が転校してきたとAdmission Officerの方が教えて下さりました。インド人学生が30人~40人、そして私のOLFU元同級生2名(台湾人、日本人)も転校したとの事です。厳密にいうと、2年次編入成功出来た学生は台湾人のみで、後の学生は皆1年次より通常入学だそうです。私もここに入学するのであれば、1年次通常入学だと言われました。AMA に関しては、かなり悩みました。正直、私にとっては魅力的でした。邪な考えで恐縮ですが、こちらの学校は進級基準が非常に甘いです!!!具体的には、定期試験の合格点が50/100点で、公式の学校成績証明書には75点で合格と記載してくれるそうです。さらには、追試も必ず2回実施が認められ、各科目が通年ではなく、全ての科目は半年で完結するので、例え科目を落としたとしても、一年間再履修ではなく、すぐに次の学期(半年)で再履修出来るという流れだそうです。よって、4年制のメディカルスクールを学生の多くがストレートで卒業するそうです。素晴らしい!!!特徴としては、99%の学生がInternational Studentです。立地は、Sky Way(高速道路)の目の前で圧迫感があり少し治安の悪そうな所ですが、Makatiというマニラの中心街に位置し、日本食スーパー・日本食レストランも近くにあり、便利です。
私が見送った一つの理由としては、臨床実習はフィリピン国内病院のみが許されている事です。OLFUのようにアメリカや日本に臨床実習する事は許されていません。
*International Classがあり、授業は英語で実施

ANGELES UNIVERSITY FOUNDATION

こちらの大学は、私が再履修の生理学講義で話したインド系アメリカ人学生がOLFUに来る前に在籍していた医学部で、USMLEの対策もあると聞いたので、連絡してみました。結論、入学は1年次のみで、編入学は認めていないと回答されました。
*International Classがあり、授業は英語で実施

BICOL UNIVERSITY

OLFU上級生から、この大学なら2年次編入で2年次全科目履修と生理学再履修が同時で恐らく許されるという情報を得たので、連絡してみました。しかし、何度電話してもメールしても連絡は取れませんでした。フィリピン医学部らしいなと思いました。

DAVAO MEDICAL SCHOOL FOUNDATION

こちらもOLFU上級生情報で連絡を取りました。何度も電話しましたが繋がらず、その代わりメールでの返答を得ました。現地DMSF構内で実施する適性試験に合格すれば、2年次全科目履修と生理学再履修の同時進行を許可するとの文言でした。しかし、これ以降何度電話、メールしても返答は得られませんでした。。。

EMILIO AGUINALDO COLLEGE

以前、私のNOTEにコメントを下さった方がご卒業された医学部です。AMAと同様、かなりAdmissionには足を運びました。結論、OLFUからの単位移行は全く許可されない為、2年次編入は不可能でした。入るならば、1年次からです。AMAと同様、臨床実習はフィリピン国内病院のみが許されています。OLFUのようにアメリカや日本に臨床実習する事は許されていません。
立地は最高だと感じました。電車のUnited Nations駅が最寄りで、何かと用事のあるNBIも徒歩圏内、飲食店も沢山あり、大きなRobinson Shopping Mallも徒歩15分程度であります。治安も良さそうに感じました。
*International Classがあり、授業は英語で実施

MANILA CENTRAL UNIVERSITY

こちらはOLFUのローカル学生が転校する大学で有名です。OLFUよりタクシーで10分程度のMonument付近にあります。立地は、最高です。近くに、Starbucks、SM City Central Shopping Mall、電車のMonument駅があります。キャンパスは広く綺麗で、内庭で学生がバレーボールをしている光景がありました。一度、Admission Officeに足を運びましたが、こちらもAdmissionは8月上旬で締め切っているとの事でした。
*International Classは無く、授業は英語とタガログ語で実施、よってタガログ語を理解出来ない学生は、授業についていくのは難しいとの事でした(しかし、今年1名日本人学生が入学されたそうです)

UNIVERSITY OF SANTO TOMAS

こちらは妻と観光も兼ねて、訪ねてきました。キャンパスは広大で美しく、構内には美術館もありました。フィリピン国内では私学の雄がUSTで、国立の雄がUniversity of Philippines(UP)だそうです。Admission Officeに話を伺うと、入学は1年次のみだそうです。ただ、International Studentも毎年一定数入学してくるそうです。OLFU元同級生に1人、UST医学部に在籍していた方がいました。彼は、フィリピン系アメリカ人で1年次留年になったので、OLFUに移ってきました。(OLFUも途中で退学しましたが)彼になんであんな有名な大学を辞めてしまったのか?と聞いた事がありますが、タガログ語が弱いと色々と重要な情報入手が難しかったと言ってました。よって、International Studentには少し不利なのかもしれません。
*International Classは無いが、基本全講義は英語で実施、しかしタガログ語も2年次から絶対的に求められる

以上、私が連絡を取ったフィリピン医学部情報でした。少しでも誰かの役に立てば幸いです。明日から、2泊3日でBatangasへ旅行してきます。それが終わるともうフィリピン出国です。

最後までお読みいただき有難うございました。

おまけ:

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