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週報 Vol6 「自分たちの強み」「医療法人としてのこれからの30年」「時代の変化」

今週初めて訪問介護事業部の月例ミーティングに参加させてもらいました。自ら課題を発見し、
共有し、より良い組織作りをしている姿に感動しました。最長で10年以上医療法人丸岡医院に所
属している方、部署や役職が変わったり新たな役割を求められている方。現場の皆さんの声を聞
けた事が何よりも私としては、ありがたかったです。今までの30年間はがむしゃらに目の前課題
をこなして来た医療法人ですが、これからの30年をどのように乗り切って行くか?をこれからも
皆さんと一緒に考えていけたらと思います。
医療法人とは、その存在自体がある種「公的」な組織です。人々の生活基盤を支えるインフラの
側面があります。ただの訪問介護、訪問看護、訪問診療をできれば良いという事ではなく「我々
だからできる事」にしっかり注目して行く必要があります。我々は高齢者施設の運営者としては珍
しい「医療法人」という組織です。私を始め医者や看護師が近くにいて、重症な方やお看取りま
で可能な組織は民間ではまだまだ多くはありません。そこにこそ自分達の強みがあると思ってい
ます。私的な組織で「ただ給料が良いから働く」のではなく「質の高い介護を提供」する事によっ
て「顧客から選ばれる組織」へと生まれ変わる必要があります。
おそらくこのよう方針を打ち立てることが「めんどくさい」や「鬱陶しさ」を感じる方もいるか
もしれません。でも組織の中から「もっと良い介護を提供したい」と言った声や「愚痴よりも改
善をしたい」と言った前向きな声を無視する訳にはいきません。組織をまとめる者として守るべ
きは「顧客≒入居者さんや患者さん」と「従業員」です。そしてその順番はまず「従業員を守る事」から始まると思っています。
みなさんがこれからも給料水準を維持し、さらにそれを上げていく事を目指してい事や医療法人
丸岡医院に所属する事を誇れるような組織になる事、精神的にも安定できる組織である事。それ
らが達成されれば確実に「顧客へのサービスは向上していきます」これらは全て「時代の変化についていく組織」になるために必要な事です。どんな業種、どんな組織、どんな国で働いても、時代に合わせて自分達を柔軟に変化させれない組織は「衰退」していきます。正確な数字は分かりませんが、必ず医療法人丸岡医院は代替わりが起こります。今まで守って来た大切なものは壊さずに、変えなければいけない事は変えていく組織にしていきたいと思います。

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