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Vol11 「分院展開」「役員補佐」「20年後の姿をリアルに描くこと」

今週はクリニックをお休みし、新しい分院展開を考えている富山県の視察に行ってきました。富
山県高岡市といって人口16万人(庄内地方と同じくらいですね)が住む地方の小さな都市で
す。その高岡出身の先生といろいろなご縁があり、医療法人丸岡医院のグループクリニックとして開業していただける話となり今期から準備を進めたいと思っています。
7月から始まった在宅診療もそうですが、医療法人丸岡医院の独自の価値の一つである「医療クオ
リティの介護事業」は今まさに日本国中で求められている組織としての姿です。またそういった意味では「ヒアルロン酸注入療法」に関しても同様に多くの方々に求められている事業体だと思います。
その我々が持つ武器を使っていきながら、医療法人丸岡医院を強くしていくためには「大手では
実行できない」スタイルで戦っていく必要があると考えます。それは広告費をかけず、いい口コミ
をいただけるような組織を目指していくことです。言うのは簡単ですが、それを行うのは非常に
難しいことは想像がつくかと思います。
そんな中で広告費をかけて集客するのは「新規顧客開拓」ですが、本来は僕たちが一番に取り組まないといけない業務は「既存顧客の満足度を最大化する」ことです。得てして「新しいお客様」を探しがちですが、本当に売り上げに貢献したり、
ブランドを強くしたり、サービスが長続きするコツは「今いるお客様の満足度を上げること」

のです。
そういった意味で言えば同様に「組織の健全化」のためには「今いるスタッフの能力の最
大化」と「組織満足度の最大化」をしていきながら「売り上げの最大化」
を今いるメンバーを中心
としてやっていきたいと思っています。
なぜ僕が分院展開を進めているかと言えば「医療法人丸岡医院の人材の素晴らしさ」を世界に広
めたいからです。これだけ組織的な仕組みがまだまだ整っていないのにも関わらず売り上げを
きっちりと作り、30年も組織運営を続けて来れたかと言えば、すごくざっくりした言い方をすれ
ば「みんないい人」だからです(笑)確かに意見が合わない人や、仕事の取り組む姿勢がそこま
で前向きではない人もいるかもしれません。それでも多くのスタッフは真面目だし、嘘をついた
り、誰かを傷つけたりする人ではないの
です。それって本当に素晴らしいことで、価値のあるこ
となのです。その価値のある存在を世間に広めることはとても重要で、ある種僕のなすべきことの
一つだと思っています。今我々に足りないのは「正しい型」です。そこで、僕が様々な領域からその「型」を作ることができる人たちを集めています。たとえばHPの作成。これも「SEO」と言っ
てネット上で「人々から知ってもらえる=検索で上位にひっかかる」ような作業をプロと協力し
ながら作っていますし、「医療法人丸岡医院とは」というメッセージを組織全体で共有し、それ
を体外的に示すために「ブランディングの専門家」に相談もしています。(今月末の理事会でプレゼンをしてもらいます)そして、今理事長や私、横山先生を中心として経営をコントロールする「役員の補佐」として医療法人監査を長年していたプロをお招きしようとしています。おそらく今後部署のトップを中心に対面でのミーティングなどを行なっていき関わっていくスタッフが増えていくと思います。人事労務、組織図の再編、法務、評価精度、給与形態、稟議のあげ方からスタッフ間コミニケーションなどあらゆるジャンルでの仕組みを整えていきます。
これらは全て「医療法人の20年後」を見据えた行動です。みなさんだけでなく、その友人が、も
しくはお子様が「医療法人丸岡医院に所属すること」が給与面でも、社会貢献度でも、人間関係
においても誇れるような組織を作ること
、それが持続していくことが何よりも僕が「価値」を感
じるのです。
丸岡医院の第二期創業期と位置付け、より強い、より安定した組織を作っていく。これは働くみ
なさんのメリットに直結します。いつものことですが、一緒にいい組織を作っていけるようにお
力を貸してください。

医療法人丸岡医院 理事 丸岡悠

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