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感染症対処法

こんにちは、Dr.K(ドクターコージ)です。
日曜夜から少し喉の調子が悪く、軽く風邪をひきました。幸いにも発熱はせず1日程度でほぼ良くなりました。

自分の周りにも子供が嘔吐下痢症になられている方とか、インフルエンザが家族内感染をしている方をお見受けしますので、参考になればと対策をまとめてみました。

感染症予防と感染時対策の基本については、以前の記事を参照して下さい。

【呼吸器感染症発症後の対策】

・体温を下げない様に暖かい服装をする
・水分をしっかり摂り痰を出す
・あればビタミンC2gを数時間おきに摂取する
・亜鉛サプリも摂れればなお良い
・可能なら鼻うがいを行う(詰まっていたらなかなかやりづらいですが)
と言う感じです。

今回自分はビタミンCは9gほどしか残っていませんでしたので4回で終わりましたが、症状が落ち着くまで続けるのが理想です。亜鉛サプリメントもあれば、より早く症状が改善します。

関節や背筋や膝周りがゾクゾクする感じがある間は、無理に動かず休養を最優先しましょう。何か口にした方が良いからと、ゼリーやヨーグルト、プリンなどを食べようとする人もいますが、食欲が湧かない時は無理に食事する必要はありません。ただ、脱水にならない様に水やお茶をこまめに飲む様にしましょう。

嘔吐下痢症の場合は体液流出に伴いミネラルバランスが崩れるので、経口補水液などでミネラル補給するのが良いですが、普通の呼吸器感染症であれば、水分補給していれば大丈夫です。スポーツドリンクや経口補水液ばかりを飲むのは、過剰に摂取した糖の代謝により、ミネラルを消耗してしまうのでやめましょう。

緑茶に含まれるカテキンは感染予防にも効果的で、緑茶うがいが予防として行われている地域もあります。

この様な形で、ちょっとした不調については、自分で対応できますし、病院で処方される薬や処置も、基本的には自然治癒力により症状が軽快するまで症状を和らげツラさを緩和する、と言う物がほとんどです。

本当に医療施設での対応が必要な場合には、もちろん受診して医療や介護の支援を受けることは、命の危機を脱する為には有効ですが、それと同時に自分のメンテナンスを日々行うとともに、不調時にはより早くベストな状態に復帰する為の行動を、ひとりひとりが行うことがとても大切です。

何かしらをしたら良いのか分からないと言う方は、お気軽にご相談下さい。単回セッションでの相談も可能ですし、プライベートドクター(健康顧問医師)として契約することも可能です。

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