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ミニオプションの売りでデルタ調整

ミニオプションの売りも時間帯にもよりますが、ザラ場や夜間では取引がそこそこできるようになってきました。なお、手数料についてなどの注意点は
こちらの記事も参考いただければ幸いです

オプションはレバレッジが効いていますので、ミニオプションの場合は先物ミニでヘッジ可能。
いわゆる裸売りだとATM周囲で1枚15万前後、OTMで10万前後で売ることができます。緊急事態でミニ売りでヘッジをおこなうことを考えると100万もあれば比較的安全に管理できます(ブラックスワンは除く)

私の場合の証拠金だとミニオプションの売りぐらいが割とサイズ感が合っていました。今回の用途は、
押し目での先物ミニ買いの代わりです。
私の場合は、ブルシンセポジションを保有していたので
先物ミニ売り+オプションプット売り+オプションコール買い
こちらのポジションを維持しつつ調整

ミニオプション売りの狙い

押し目でデルタを傾けたいときに先物ミニ買い(ロング)の代わりにミニオプションプット売りを用いてみようという意図です

プット売りは先物ミニと同じ価値があるのですが
先物の上と下だけではなく、セータ、ベガなどのパラメータがあります。
セータは時間経過で必ずプラスに働き、ベガの低下があれば大きくプラスになるハズです。
狙いとしては、セータとベガのドロップをとることができれば資金効率的に大きくプラスになるのではないか?ということです

上のツイッターで実際のポジションのスクショをあげておりますが、
プット売り後、相場が上に動いたため数百円上昇してくれたため大きくプラスになっています。
先物ミニ1枚で数万の利益となりますが、ミニオプション売りの場合1枚あたり5000-8000円の利益をえることは難しくないことがわかると思います。

ポイントとしては、オプションは時間経過でプレミアムが減価するので先物が大きく動かなくてもプラスで終わることができる可能性が高いです。
相場が強く、甘めの時はこのオプション売りが席巻します。ボラティリティが低下傾向となるからです。
ただし、ボラティリティが上昇するとオプションの売りは逆に損してしまうので利益が出たところで利確をいれていくことも重要です。SQで持ち込みという選択肢もありますが、大量の枚数をネイキッドで持ち込むのは危険なのでやめた方がよいでしょう

ミニオプションの証拠金に注意

というわけで、上手くいけばリターンが得られやすいミニオプション売りですが証拠金には注意してください。ミニオプションも証拠金を超えてしまうと追証にかかるので証拠金管理は重要です。幸い、昨今の相場状況では下げるとプットのIVが下がるという相場環境が続いていることから急落などで上昇したIVは狙いやすいので、エッジがあるとみています。

レバレッジ取引はリスクが高いので、十分にご注意ください。




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