10月30日 ダースベイダーに共感
きれいな秋晴れで、月曜日のドナドナ感が若干薄まりつつ出勤。
遠くに見える山々が赤く光っている。
若い頃は山が見えても気に留めなかっただろう。
今日は雲がかかってるなーなんて、チェックするようになったのは最近のことだ。
歳をとると、自然の変化を見届けねばという気持ちになるな。
死が近いのだろうか。
粛々と仕事をしたが、どうしてもこれは何かでストレスを発散せねばなるまい、という目に会った。
月曜日なのに……
週の初めはどうにもままならず、夫を誘って飲み歩くことが多いが今日は夫が不在。
ひとり晩酌で発散するにはアシストが必要である。
TKサウンド、切り花、寿司、水曜どうでしょうなどアシストの候補は様々あるが、今日は映画「ねことじいちゃん」で号泣してみることとした。
何回も見ているが、つくづく志の輔の老人の演技が上手で、話す間や息遣いが本当に老人のそれである。
箸の振り方や姿勢の感じも良い。
心の奥で、ちょっといらないかも、とこっそり思っていた高校生カップルのくだりがなぜか心に刺さり、初めてぐっときた。
なんだか共感できないな、と感じていたが、なんというか、いま見ると、親みたいな気分で見てしまう。
歳をとると、こういう心持ちも変わってくるのだな。
もっと歳を取ったら、ダースベイダーに共感する日もくるのだろうか。
小林薫も素晴らしい、とえぐえぐ泣いていたら猫にドン引きされた。
結局4時間も晩酌していた。
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