百年の孤独(浪人:多浪の一人暮らしとは)
お世話になっております Drえんです
今回は私の浪人時代の暮らし 一人暮らしについて少し
百年の孤独をご存知だろうか
名小説、焼酎を思い浮かべられることだろう
私は何となく言葉の雰囲気が強烈に頭に残っていたが
圧倒的な孤独 静寂 永遠とも思われる無為な時間・・・
私は4浪目から3年間の一人暮らしを経験した
浪人というものは長くなると徐々に高校時代の繋がりが薄くなり
(気を遣われる こちらも浪人長くて連絡しづらい)
3−4浪くらいである程度途絶えた みんな就活もあるしね
そう、つまりある程度の繋がりが途絶えたところで満を持して一人暮らしになったのである(一人暮らしになった経緯は家庭の事情です・・)
大体21歳くらいでしょうか この年代は一人暮らしに憧れが強く
気分が高まったのは間違いありません
部屋は1K トイレに座ると扉が頭にあたるほど狭く、それでもユニットバス
洗濯機はなく、コインランドリー 壁は薄く隣のオナラが聞こえる環境
炊事場の換気扇は回さないと他部屋のタバコの匂いが回ってくるような環境でした
さらに簡易ベッドにはマットレスがなく、ほぼ剥き出しで3年間寝ていました
劣悪・・ですが夢の詰まった環境 夢を育てた環境でした
しかし、先述したように誰とも繋がりがない環境
ネットはない時代(一応あったがSNSでの繋がりなどはない)
一向に上がらない成績に 焦燥感で眠れない夜 何年勉強しても一生受かることができないかもしれない圧倒的難易度(国立医学部)
何より最後の項目 頑張った結果受かる保証が全くないところ
とにかく成績劣悪であり、高得点とれたとしても確固たる維持ができない
本番でこける可能性は大いにあり、若い時間を何年捨てるのだという焦燥
そして孤独である
一人暮らしと同時に宅浪の選択をしてしまい 環境としては友人ができる要素は乏しく 元々のコミュ障もあり絶望的な状況であった
一日会話がひとつもないことなんてざらである
店での注文くらいか・・それが何年も続くし、いつ終わるかわからないのである
この頃の私の頭の中にはこの百年の孤独という文言が出たり消えたりしていた
いつ終わるのだろう どういう形で終わるのだろう
それは喜劇なのか悲劇なのか
生命を断つようなことは考えなかったが カフェでの勉強中に
一人でトイレに行く時 疲れ切った自分の顔を見ながら しにたい・・
と一人呟くのが日課であった
孤独は目標達成のための集中環境として優位に働くことは間違いないと思います
ただ圧倒的な孤独 百年の孤独は心身を蝕み 生命を奪いかねない
追い込むのもほどほどに
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