MBA受験生からよくある質問と回答
今年もMBA受験シーズンとなり色々とご相談頂くことが増えてきたので、よくあるご質問の回答を簡単にシェアしていこうと思います!
Q Stanford MBAの良かったところ、悪かったところは?
A 良かったところ:キャリアや人生で何をしたいかじっくり考えさせてくれること。学業の比重が軽めなので課外活動で色々と経験出来ること。
悪かった?ところ:ベンチャー・起業に偏っている、ソフトスキル多めなのは好き嫌い分かれると思います。もっとアカデミックな環境が良い人には物足りないかもしれません。。
Q MD/MBAのジョブマーケットはどんな感じですか?
A 投資系(主にVC、ヘッジファンド)、コンサルでバイオ・ヘルスケアを担当する人が多い印象です。起業、あるいはスタートアップに就職する人も。医療機器・製薬など事業会社も人気です。
ここはアメリカ人MD/MBA dual degree学生(臨床経験は医学生時代以外なし)、外国人MDでMBAを取りに来た人(臨床経験あり)でも分かれるところです。前者はレジデンシーをまずはする人が割合としては多く、中でも長期的にはビジネス関係の仕事と両立できそうな診療科を選ぶ人が多め。
こちらのnoteに詳細は書いています。
ヘルスケア系以外の方はこちらの大学公式employment reportに就職先の業界の分析など書いてあるので参考になると思います。
Q インターン探しはどうする?
一番王道は学校のキャリアセンターを活用することですが、これだと公開の情報ばかりで競争も激しいですし、選択肢も限られます。お勧めは、自分の興味ある領域や会社のクラスメイト・卒業生とキャリア相談しながら、自分にフィットしそうな隠れた機会を探すことです。
Q カルチャーはどんな感じ?
とにかく自由。好きなことや自分が気になる社会課題をどう解決できるか、をみんなが追及している感じです。そしてお互いの目標をお互い応援している雰囲気があるのも良かったかなと思います。この記事に書いてある石碑のコメント、"dedicated to the things that haven't happened yet and the people who are about to dream them up"がまさにカルチャーとしてはわかりやすいです。
Q 日本人医師としての受験アピール方法
日本人医師だからこれというのは特になく、自分の過去の経験と今後やりたいことを自己分析出来て表現できるかがポイントだと思います。特に今後やりたいことに関しては、日本に限定した視点だとadmissionに響きにくいと思うので、グローバル目線で展開できると良いのかなと思います。(日本を絡めてもいいのですがあくまでも全体はグローバルな文脈の中での日本だと伝わりやすいかもしれません)
Q 現在のキャリアに役立っている授業
こちらのnote
こちらのforbesの記事
に色々とご紹介していますが、ファイナンス関連はMBAでゼロから学び今の私には必須な経験でしたし、それ以外だと起業系・ソフトスキル系が卒後はじわじわ役立っています!
Q 自分のスキルセット・バックグラウンド、どのような点がクラスに貢献できた?
正直わかりません。。。ヘルスケア系の授業では医者の経験が多少役立ったのと、ソフトスキル系では他国で育ったことがある感覚が何か役立ったかもしれない、くらいです。あとは大した内容ではなくとも挙手して発言する勇気があれば大丈夫です。課外活動ではカンファレンス・勉強会企画力は万国共通で役立ちました。
(ですがエッセイではもう少し具体的にひねり出してxxで貢献出来ます!とアピールするのは大事だと思います)
Q 何が評価されて合格したと思いますか?
正直99%くらいは運だと思うのですが、他の学生の経歴等も見ていると残り1%は過去の経験からみられる行動力→きっと卒後も何か行動してくれるという期待かもしれません。そういう意味ではエッセイでは行動力をアピールするのはおすすめです。
Q エッセイのポイントはありますか?
こちらのnoteにまとめております
Q 面接対策のアドバイスはありますか?
こちらのnoteにまとめております
他にご質問がありましたら、Twitterでリプ頂けたら可能な範囲で追記しようと思います。少しでも参考になれば幸いです。
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