『医師という職業』について

知り合いに医師がいる方はそう多くないと思います👨‍⚕️
医師という仕事にまつわる事情を医師目線からツイートしたものをまとめています。

国家試験と研修医

医師国家試験の合格発表が1週間後に迫りましたね。

よく驚かれるのですが、将来どの診療科を専門にするとしても、国家試験では20以上ある『全ての診療科』について出題されます👨‍⚕️

4年前までは3日かけて500問、今は2日かけて400問ほど解きます🧐

最低限やるべき過去問もこの分厚さです↓📚 pic.twitter.com/WCaOkK8XHo

— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) March 9, 2022

眠れぬ医師

病院に勤めてる医師が見えないところでどんな働き方を知っているか、知っていただきたいです。

バス業界でも睡眠時間の短さが問題になっているようですね😴
医療界でも同様の問題があります。

良くある医師の例です👇

8:00〜17:00 日勤
17:00〜翌8:00 そのまま当直(実質夜勤)
8:00〜17:00以降 そのまま日勤

という36時間に近い連続労働となることがあります😔

当直明けでの手術もザラです。 https://t.co/lHyHyPrdQt

— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) February 19, 2022

良い先生とは？

良い先生＝思い通りの先生　ではありません。

【良い先生とは何か？】

これはよく勘違いされますが、
『患者さんが望む通りに診断し、処方する医師』は決して『良い先生』ではありません。

そんな医師は、
・科学的な考察ができない
・科学とイデオロギーを分けられない
・売上などのために人気を最優先する
のいずれかor複数に当てはまります。 https://t.co/ymNpi6IHc3

— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) February 23, 2022

医師にも命の危険あり

患者さんの家族が医師を猟銃で射殺事件がありました。
こういう事件は他人事ではないのです。

他人事ではない事件・・・。

先日、半年前からある白内障を見てほしいと早朝に救急搬送されてきた酔っ払い患者さんがいました。

救急車の適正利用についてお話ししたところ声を荒げて逆上し、『ここに包丁があったらお前刺すぞ？🔪』と脅迫され警察に通報しました。

本当に明日は我が身と思います。 https://t.co/1NT89DuFw1

— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) January 29, 2022

皮膚科にAIがやってくる？

AIの進歩は目覚ましいです👁

皮膚科領域でも悪性腫瘍の診断率は『AIと皮膚科専門医で差がない』ところまで来ています。

患者さんは自分の皮疹を機械で定期的にスキャンして、変化があればそれを好きな病院のAI診断機に送信して診てもらう👁

そんなAIの熱い時代は近いかもしれません！ https://t.co/nF3GJvatR4

— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) February 4, 2022