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ハコボに会いに丸の内へ行こう、ハコボも待ってるよ、きっと!

こんにちは、サカモトです。

今回はハコボくんの話です。ハコボくんに会いに行ってきましたと言う話です。

ハコボが丸の内を走っている

ハコボくんが丸の内を走っているというので、会いに行ってきました。

現在、自動配送ロボットハコボが丸の内を走る実証実験を行っています。

実証実験の内容

実証期間:2022年12月1日~2023年2月4日(予定)
実証場所:
(1)丸の内仲通り(丸ビル~三菱ビル)、大名小路、行幸通り
(2)丸の内仲通り(丸ビル~丸の内パークビル)、大名小路、行幸通り
走行時間等
毎週火曜日ー土曜日
時間帯:午前の部11時00分~13時15分
午後の部14時00分~16時30分

日曜日は走っていないので注意が必要です。

詳しくはこちらの投稿を見てください。

【本業プレスリリース: 東京・丸の内でのロボット移動販売...

Posted by Motoki Hirose on Wednesday, November 30, 2022

会ってきた様子

12月3日の土曜日に墨田区のイベントに行ったので、その終わりに向かえば会えると思い、丸の内へ向かいました。

行くまでに迷ったので、着いたのは16時15分頃で、終わる時間の16時30分のちょっと前で、焦りました。

その時の様子はこちらです。

丸の内仲通り、暗くなってきていたので、イルミネーションがつき始めてました。

週末だったからか、かなりの人が歩いてました。

なお、かなり広い範囲を走行しているので、行く前に専用サイトで現在位置を確認して、目星をつけてから行くことをおすすめします。

専用サイト

このサイトをスクロールして、真ん中のあたりに地図が出てきますが、その地図でハコボの現在位置が調べられます。

現在位置の表示はこんな感じです

ハコボは、地図上にある販売予定地点に止まって、ガチャガチャを販売し、ライン上は移動だけのようです。

現在位置を確認して、その場所あたりに行くと人だかりができていて、人だかりの中心にハコボがいました。

正面からのハコボの様子


斜めからはこんな感じ


横から見るとガチャガチャに!

ちょうど販売地点だったので、止まっていて、人が列のような感じで見ていて、待っているような感じでしたが、誰もガチャガチャやりません。ただの物珍しさで立ち止まってただけのようでした。

勇気を持って、その人だかりの中から出て、ガチャガチャを回しました。そしたら、何人かあとに続いてガチャガチャしてましたね。

ちなみに、出てきたのは、楕円のご縁でした。楕円ってなんだ?!


楕円のご縁、楕円ってなんですかね?

ガチャガチャのキャラクターは丸の内にちなんだものだそうです。

ツイッターを見ると、マルケンという犬のキャラクターを手に入れた方もいらしたようです。

マルケンの方がよかったなぁwww

ちなみに、今回は1日から3日までの限定だったようで、ガチャの中身はどんどん変わるようです。

3日までのキャラクターなのか?

ハコボは、しばらく販売地点で止まってましたが、すぐに動き出しました。人が少しでも前を通るとピタッと止まってました。こちらが短いですが走っている様子です。すごいぞ、ハコボ!


こんな感じで、東京駅の丸の内口すぐの丸ビルのそばの道をぐるぐる回っているようなので、東京駅に行った際にはちょっと寄り道してはいかがでしょうか?


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ここからはハコボくんにちなんだ社会問題について少し解説していきます。

物流のラストワンマイル問題

今、少しずつ問題になってきている「物流のラストワンマイル問題」について説明しますね。

物流のラストワンマイル問題とは、今はネットショッピングなどが増えて、配送量がどんどん増えているにも関わらず、宅配ドライバーが不足している問題を指します。

宅配拠点までの配送については、効率化できるものの、各戸別の家庭に配送するのはなかなか省力化が難しいんですよね。配達における最後の区間ということで、最後の1マイルという意味でラストワンマイルと言われてます。

この問題には、労働力人口の減少が迫る中喫緊の課題になっていて、あらゆる企業が解決に向けてチャレンジしています。

その企業の一つとしてパナソニックの取り組みがハコボくんになります。

パナソニックの挑戦

この物流のラストワンマイル問題に対して、パナソニックがチャレンジした内容が自動配送ロボットになります。

2020年の11月から藤沢で実証実験を始め、2020年の11月から12月は公道走行実験、2021年3月は薬局と連携して処方箋の配送実験を実施したところです。

そうした実験を踏まえ、この配送ロボットの愛称を募集し、愛称が「湘南ハコボ」に決まりました。ここにハコボが誕生したわけです。

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そして、その後も実証実験を続け、法律改正もあり、2022年4月に保安要員なしの道路使用許可を取得したそうです。

日本初となるフルリモート型の道路使用許可、パナソニックはどのような過程で取得したのだろうか。東島部長は「20年11月に実証実験を開始してから、段階的にできることを増やしていった結果、今回の許可につながった。警察、国土交通省などと密に連携をとってきました」と語る。

先ほどの記事より

すでに藤沢では保安要員がいない状態で、東京の汐留の遠隔監視センターから遠隔で監視しているそうです。

すでに保安要員はおらず、オペレーターが東京・汐留の「Panasonic Laboratory Tokyo」にある遠隔監視センターから監視し、必要に応じて操作を行う。ロボットの最高速度は6キロだが、街での走行時は4キロに設定。人でいうと早歩きぐらいのスピードだ。

先ほどの記事より

いやはや、すごいですね。未来が来ていますね。

丸の内にハコボが走る

そんなこんなを経て、今度は、このハコボくんがついに東京の丸の内の公道を自動走行し、ガチャガチャやドリンクの販売をすることになったわけです。


まだまだ、ハコボには色々な課題がありますが、着実に実用に向けての階段を登っている様子はとても心強いものがあります。

そのうちなんとかしてくれそうという期待が膨らみます。早く課題を解決してほしいです。

と、色々と書いてたら少し長なってしまいました。


今回も最後まで読んでくれてありがとう。

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