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韓国ドラマの懐の広さを感じた!「ナルコの神」

こんにちは、サカモトです。

今回は、韓国ドラマ「ナルコの神」を取り上げます。
あらためて韓国ドラマの懐の広さを感じた。

ストーリー

韓国でうだつが上がらなかった主人公が、一儲けできるとの友人のアドバイスに乗って南米の国スリナムに行くも、麻薬密売に巻き込まれ、警察に捕まってしまう。そこに現れたのが韓国情報院の男で、「麻薬王を捕まえるために協力するなら刑務所から出してやる」と言われ、主人公は協力することにし、麻薬王の組織に潜入していくという話。

これは実話に基づく話らしい。しかも、そんなに昔ではなくて、2000年代に起きた話。韓国はすごいな。

韓国ドラマの懐の広さに驚いた

韓国ドラマといえば、恋愛ドラマというイメージがありますが、このドラマは恋愛要素ゼロ。しかも、舞台が南米のスリナム、ブラジルの北に位置する国が舞台で、なおかつ麻薬王の話ということで、アンダーグラウンドなグレーゾーンの世界を扱うドラマ。おそらく日本では、こんなドラマは見たことないし、作ったりはできないでしょう。そういう意味で、韓国ドラマのバリエーションの多さというか、懐の広さみたいなものを感じた。まあ、韓国社会の懐の広さと言えるかもしれないけど。

俳優陣の演技が素晴らしい

このドラマは、俳優陣の演技がとにかくいいのだ。

まずは主人公。民間人でありながら、麻薬王に対して嘘の麻薬取り引きを持ちかけるのだが、嘘と思わせないハッタリの演技がいいのだ。

そして、麻薬王。表向きは韓国人教会の牧師でありながら、裏では麻薬を取り扱う悪の顔を持つ男。美女をプールに侍らせ、陽気に出迎えたと思ったら、次の瞬間にはすごみを効かせ、脅したりとアップダウンの激しい難しい役だったと思うけど、見事に演じてました。正しく怪演。この麻薬王の演技がこのドラマの俳優陣の演技ではピカ一でした。

ファン・ジョンミンという俳優さんで、いろんなドラマで見かけるベテラン俳優です。


あと、韓国情報院の男は、イカゲームやペーバー・ハウス・コリアにも出ていたパク・ヘス。演技自体は問題なく、本作でも存在感ある演技を披露してました。途中で麻薬密売を扱う商人に扮するんですが、チンピラにしか見えなくて、ちょっと笑ってしまいました。

この他にも俳優陣はよかったですが、この3人の演技が特に素晴らしかったように思う。

というわけで、今回は韓国ドラマ「ナルコの神」を取り上げてみました。見始めたら、ハマってしまうこと間違いなしです!

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