カルロス・ゴーンの半生を描く「逃亡者」
こんにちは、サカモトです。
今回は、ネットフリックスドキュメンタリー「逃亡者 カルロス・ゴーン数奇な人生」の話です。
いや、おもしろかったですね。
カルロス・ゴーンの半生を描くドキュメンタリー作品です。
日産の社長からルノーの社長となり、絶頂を迎えるものの、ある日突然罪を犯したとして、被疑者の身となり、日本で拘束されるも、レバノンへ脱出というある意味でジェットコースター的な人生。
日産・ルノーの社長として、ベルサイユ宮殿でパーティ開いたり、世界各地に邸宅を作ったりとやりたい放題の身から、罪人として拘束されるなど落とされるという作ったかのような人生ですよね。
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日産の社長になったのが1999年で、金融商品取引法違反で2018年に捕まるまで、約20年に渡って日産のトップに立っていたとあり、そんなに長く勤めていたとはとあらためて驚かされます。
まあ、一時期は日産といえば、カルロス・ゴーンというイメージでしたからね。
ちなみに、このドキュメンタリーの中で証言する関係者は元ルノーの社長や海外のジャーナリストなどがいる中、日本人の安藤優子さんもいて、ちょっと意外でした。
安藤さんのところだけ、なんか日本のニュース番組を見ているような気分になります。
他にも、もう一人日本人がいて、ゴーンさんの家政婦を勤めていた方ですね。わざわざ、証言の際に、アイロンをかけているのですが、そんな演出いるのか?、なんて感じながら見てましたね。
海外の人たちの中で、日本人が日本語で証言するのは、ちょっと違和感がありますね。
これまでネットフリックスで海外の色々なドキュメンタリーを見てきましたが、日本人が出てきたのは初めてなので、なんかこそばゆい感じがしますね。
ちなみに、ドキュメンタリーの中身の方ですが、日本脱出の方は色々なメディアで取り上げられていたので、そんなに目新しいことはなく、それよりも日産の社長になる過程やなったばかりの頃が面白いです。
当時は、日産はどん底状態なので仕方ないのですが、各地の工場を閉鎖していき、反対運動が起こったとか、一方で全国の工場を視察に周り、スターのような感じだったりして、当時の状況が分かって新鮮な感じを受けました。
あと、ゴーンさんに関しては、持ち上げすぎるわけでもなく、かと言って批判ばかりでもなく、中立的に描いている点も評価できますね。
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そうそう、ゴーンさんといえば、ホリエモンとの対談が見ものです。
今回、あらためて見返しましたが、当時からドキュメンタリーや本の出版を考えていると話されていて、ドキュメンタリーは当時から考えていたのかとあらためて知ることができました。
ホリエモンが拙い英語ながら全編英語で話していて英語の勉強にもなりますね。そういう意味でこの動画おすすめです。