見出し画像

原田眞人監督の映画はこれを見ろ!個人的ベスト3

こんにちは、サカモトです。

さて、先日、今度原田眞人監督の映画が公開されるよ、その原作を読んだという記事を書きました。来月公開される映画楽しみです。



原田監督の映画は今は必ず見にいくことにしていると書きましたが、今回は原田監督の過去の映画の中でベスト3を書いていきたいと思います。

原田監督は多作で20作以上監督しているので、全部を鑑賞しているわけではありませんし、自分が見ているだけでも名作はたくさんあって、選ぶのは大変なのですが、あえて3つ紹介したいと思います。

第3位 燃えよ剣


まずは、「燃えよ剣」です。言わずと知れた司馬遼太郎の同名の小説が原作で、新撰組の土方歳三が主人公です。その主人公を岡田くんが見事に演じます。

新撰組はこれまでも数々の映画やドラマにされていて、尊王攘夷の志士たちを斬って回ったという点をことさら焦点を当てられますが、この映画では新撰組としての活動期間はわずか6年間であったこと、また、新撰組の内部の政治的な動きに重点が置かれています。

大政奉還の後は幕府軍として、長州薩摩軍と戦い、最後は函館まで転戦する様子も描かれます。そういう意味で自分がこれまで見てきた新撰組のドラマとは一線を画するものでした。

ただ、一方でリアルさを追求した映画のように感じましたね。

そういえば、過去にこの映画を見てきた感想をnoteにまとめていました。

第二位 検察側の罪人

第二位は検察側の罪人です。

この映画はSMAPのキムタクと嵐の二宮くんが初めて共演したことで話題になりました。ジャニーズの中で演技派の二人が主演で見ていて震えるものがあります。

実はこの映画には少しだけ関わっていたりします。それがきっかけで原田監督の存在を知り、映画を見ることになったわけで、そういう意味でこの映画についてはこれからも忘れられないでしょう。

映画の内容も検事が犯罪に手を染めていくというショッキングな内容で、そういう意味でも考えさせられる映画です。


第一位 クライマーズ・ハイ

第一位は、クライマーズ・ハイです。検察側の罪人から原田監督の映画を見るようになったのですが、どれもいい作品で甲乙つけ難いものがあるのですが、その中でもクライマーズ・ハイは飛び抜けていました。

この映画は横山秀夫の同名の小説を原作として、1985年に起こった日航ジャンボ機墜落事故を題材に群馬の新聞社での顛末が描かれます。堤真一が主役、のちに主演級となる若手時代の堺雅人や尾野真千子、遠藤憲一やでんでんなどのベテラン陣と起用された俳優が豪華です。その豪華な俳優陣が熱に浮かされたような白熱の演技をするわけです。その迫力に圧倒されます。

この映画を見るまでは、新聞社はエリートの記者が静かに書いているものと思っていましたが、全然違いました。紙面に何を掲載するかで、怒号が飛び交うのは当然で、時には取っ組み合いの喧嘩まで始めてしまいます。

モラハラとか関係のなかった昭和ではこれが当たり前だったんだろうなと。


ここまで、原田監督の個人的ベスト3を紹介してきましたが、これ以外にもいい作品がたくさんあります。もうすぐ夏休みが終わってしまいますが、何か見てみてはいかがでしょうか。



よろしければサポートお願いします。サポートいただいた費用は自分の応援する活動の支援に使わせていただきます。