夏の風物詩:夕立ちの匂い
こんばんは、いっせいです。
お盆の時期が近くなり、親戚にあったり、ご先祖様のお墓へ参る人も多いのではないでしょうか。お盆が近いと夏のピークという印象を持ちますが、この時期になると夕立を見かけることが多いです。(今日は実際に、夕立に会い、めちゃくちゃ濡れて酷い目にあいました笑)
また、一度びしょ濡れになりましたが、その後にかいだ匂いを懐かしく感じました。今日はなぜ、夏になると夕立ちが多いのか、夏になると夕立ちの後に嗅ぐごとのあるあの匂いは何なのかを、書いていきます。
なぜ、夕立は発生するのか?
夕立は、次の3つの流れを経て発生します。
夏の強い日射により、地表面の空気が暖められて上昇気流が発生。
温められた空気が上空にて水蒸気の凝結が行われる。
その結果、積乱雲を形成して降雨する。
強い日射による上昇気流、上空と地表付近の大きな気温差、高温多湿の空気の3つの条件が揃うと、大気が不安定になり夕立ちを降らせる積乱雲が発生する。つまり高温多湿な日本の夏で発生しやすい現象ということですね。
夕立の後の匂い:ペトリコール
夕立が終わった後に、普段嗅ぐことのない匂いを感じることはないでしょうか?この匂いには、きちんと名前がつけられていてペトリコールと呼ばれているみたいです。オーストラリアの方で名付けられましたが、元はギリシャ語で「石のエッセンス」を意味しています。
石のエッセンスと呼ばれているのは、ペトリコールの原因は、ある種の植物から発生した油がぼくらが歩いている道の乾燥した土や石に付着し、その油が雨にあたった瞬間に細かな粒子となって舞い上がることで発生するようです。まさに石から感じる匂いなんですね。
夕立について書いてきました。今年の夏は暑いので夕立にあうタイミングが多そうです。雨雲レーダーなどを見ながら夕方以降の時間に出かける予定がある場合には注意していこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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