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一視点ではなく複数視点で気づくこと〜近世の影響〜

こんばんは、いっせいです。
先に結論から書くと、近代の歴史が現代に影響を及ぼしていることは身近にあるな、という気づいたという文章です。

先日、ある番組を見ていると「正直、苦手な県は?」というアンケートで多くの県は同じ地域の中心となる県(関東地方であれば、東京都。中国地方であれば、広島県など)を回答することが多い中で、福島県と山口県はお互いを苦手な県と回答する方が多いようでした。

確かに東北地方と、中国地方で遠く離れた県同士がお互いを苦手としているというのは日本地図という地理的な視点で見ると違和感を感じる方が多いのかもしれませんしれません。

一方で別の視点である歴史的背景を見ると、これは納得する結果になります。明治期の戊辰戦争に遡ると、福島県に存在していた会津藩が部隊となった会津戦争から起因しています。
(「白虎隊」という名前に聞き覚えがある方も多いかもしれませんね。最近では大河ドラマでは綾瀬はるかさん主演でここを舞台に描かれていました)
先に結果を書くと、旧幕府側の会津藩と新政府軍で戦闘が行われ、新政府軍が勝利しました。
この新政府側の中心だったのが現在の山口県にあった長州藩と、鹿児島県にあった薩摩藩になります。
福島県の方からすれば、山口県はご先祖さんの仇があった場所なんですね。

一つの側面では気づけないことを複数視点で見ると、因果関係を見つけられるといういい例だと思ったのでここに書こうと思いました。
こういうことをがあると、教養を身につけるのは大事だと感じます。

近代と書くと、1870年代からの時代です。現在の150年前、遠いようで意外と近い時代。(ひいひいおじいさんが活躍した時代になるんでしょうか。)
時間の隔たりがそこまで大きくないので、現代に大きく影響を与える時代だと感じます。現代の流れを見るために再度、触れてみたいと感じました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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