永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト)

第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト。あしぎん総合研究所客員研究員、跡見学園女子大学マネジメント学部非常勤講師を兼務。総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事。専門は経済統計、マクロ経済分析。
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岸田政権初の経済対策に対する評価

今回の政策の「目玉」とされる給付対策は、政策の目的が不明確だと思います。個人的には、生活保障としての給付金は公平性と迅速性が最も重要ですから、年齢や所得で分ける…

エンゲル係数高止まりで広がる生活格差

日本でも、経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」がコロナショック以降高水準にあります。背景には、食料品価格の上昇と支出全体の減少があります。コロナ感染に対する恐怖…

経済対策で期待されるトリガー条項の発動

ガソリン価格が一定以上の水準で上昇した場合に自動的に税率を下げる「トリガー条項」は、東日本大震災の復興財源の確保に支障をきたすとして発動は凍結されています。 そ…

マクロ政策運営における岸田政権の課題

この選挙結果を受けて、これからは岸田政権のマクロ政策運営がカギを握ると思いますが、いくらマクロ安定化政策で経済活動を活性化させようとしても、新型コロナウィルス感…

所得格差に対する誤解

岸田氏が分配政策を前面に出して、金融所得への課税強化論が台頭する背景には、格差の拡大を理由にこれまでの景気回復を体感温度の上昇として実感できている人は必ずしも多…

岸田氏の「令和版所得倍増」

岸田氏の経済政策は「新しい日本型資本主義」と銘打ち、新自由主義からの転換を掲げたものです。そして、当面のマクロ経済運営の3原則として、「デフレ脱却に向けアベノミ…