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NIKE渋谷スクランブルスクエア店のデジタルとフィジカルが融合したサービスを体験してきた

どうもこんにちは。
本日は渋谷スクランブルスクエアのNIKEのお店に行ってきました。
店舗オープンしてから約1年、デジタルと店舗が融合した様々な仕掛けが今どのようになっているのか実際に体験してきましたよ。

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NIKEスクランブルスクエア店
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア2F
営業時間:午前10時~午後9時
定休日:不定休
Webサイト:https://www.nike.com/jp/retail/s/nike-by-shibuya-scramble

NIKEスクランブルスクエア店ではどんなことができる?

​NIKEスクランブルスクエア店によるデジタルと店舗を融合したサービスを簡単におさらいすると主に以下のようなものがあります。

1.アプリのカメラで商品詳細や特典の情報が見られる他、その場で購入、取り置きなどが出来る

2.足のサイズを瞬時に採寸し、採寸したデータをアプリと連携出来る

3.メンバーのみ受け取り可能な無料ギフトの自動販売機

さて実際体験してみてどうだったでしょうか?

店員さんを呼ばずにシューズのことを知れるのは便利

まず、お店の棚に並んでいるシューズにカメラをかざしてアプリで読み込ませてみました。

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数秒も待たずにシューズのページが表示されます。

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これは便利!と思いましたね。複数のシューズで試してみましたが誤認識もなく精度が高いように感じました。店舗でのサイズごとの在庫状況なども分かるのでとても良いです。以前はバーコードをスキャンして商品を読み取る形式だったようですが、商品の実画像に対応しているのはすごいですね!

足のサイズを細かく採寸してくれるNIKE FIT。便利だが残念なところも?

次に、足のサイズを計測するNIKE FITをやってみました。店内のどこにあるのかなーと思ったら、レジ横のベンチのスペースにひっそりと置かれていました。あまりやる人がいないのかな・・・?店員さんに聞いてみると、快く準備して頂けました。

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仕組みとしては画像のような細かいメモリがついたマットに足を置いて、店員さんの持つスマホのアプリで足を読み取ります。
店員さんが読み取ったデータは、自分のNIKEアプリのメンバーPASSのQRコードを店員さんが読み取ることで、自分のアプリと連携ができる仕組みとなっています。

が!なぜか僕のアプリには読み取ってもらった足の情報がアプリのどこを見ても表示されません。(これは他のスマホの場合はもしかして起こらない現象かもしれませんので悪しからず)店員さんは「iPhoneなら表示されるはずなのですが、、、すみません~・・・」とのことでした。

ただし後で見たところ、商品詳細のページでは読み取った自分の足サイズに合ったシューズが自動選択されていたので、裏側ではきちんと僕のサイズを認識しているっぽいです。良しとしましょう。

ちなみに店員さんはすごく親切で”足の縦の長さも大事だけど、横幅もフィット感では大事”なことや、”人間は左右で若干足サイズも異なるので、大きな足の方で試着をしたほうがいい”といったことなど、とても細かく親切に色々と教えてもらえました。

大人気?なメンバー限定自動販売機

最後にNIKEメンバーになれると無料でピンバッジなどがもらえる自動販売機コーナーを体験してみました。

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さきほどのNIKE FITと同様、アプリのメンバーPASSを自動販売機にかざすと商品がもらえたり購入できたりする仕組みです。ただ残念ながら僕が訪れた時には「準備中」!
どうやらこのサービス大人気らしく、商品が補充されても早い時間帯にすぐに売り切れになってしまうそうです。僕が訪れたのは夕方・・・。次回はもっと早い時間に行ってアイテムをゲットしたいと思います。

まとめ:お店と確実にデジタルが融合しているが・・・。改めて店員の重要さも感じた(笑)

NIKEの新店舗がスクランブルスクエアにオープンして約1年経ち、デジタルの活用もある意味こなれてきた感じがあり、変なアピールもなく自然にデジタルが溶け込んでいるなと感じました。店舗でアプリを使うことやスマホを通じてコミュニケーションを行うことはNIKEというお店の中ではもはや”普通”なことのような空間になっていたのがとても印象的でした。

それでも感じたのはやはり店員さんの重要性と言いますか。ここはナイキの中で比較的小さな店舗にも関わらず店員さんが多い(しかも優秀なスタッフさん)と感じたこともあり、レジや接客、品出し、試着などの様々なオペレーションがとてもてきばきとされており、デジタルの力を借りずとも十分満足度の高い接客が提供出来ているように皮肉にも感じてしまいました。ゆえに数々のデジタルな仕掛けを無理に利用せずともお客は満足できるため、僕以外でスマホを片手にウロウロしているお客はあまりいませんでしたね(汗)

店員さんがデジタルな仕掛けにもスムーズに対応出来ているというのも特筆するべき点だと思いました。デジタルの導入に店員が業務面で慣れておらず、逆に接客クオリティが下がるといったような残念な弊害もここでは起こっていないのではないかと思います(僕のスマホでサイズ情報が表示されなかったのは僕の端末側の問題かもしれませんし(笑))。

あたりまえですが、デジタルを導入するだけでは良い体験は生まれませんし、それを利用するお客様とそして欠かすことのできない現場のスタッフの協力をあらかじめ設計に組み込むことがいかに重要かということを今回改めて感じたNIKEスクランブルスクエア店での体験でした。

今度は実際に商品を購入して取り置きを試してみたいと思います!

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