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Webデザインスクール卒業間近女子(27)にフリーランスになるか否かを相談された話

今回の話は、タイトルの通り。
Webデザインスクールを卒業した女子からの相談を受けた話。


相談を受けた経緯

今回の相談をくれた子は、27歳女子。
インテリアコーディネーターとして働いていた彼女は、とあるきっかけでWebデザインに興味を持ち、大手企業を退職したそう。
オンラインのWebデザインスクールに60万ほど叩いて入学(?)し、もうすぐ卒業とのことで。Webデザイナーとして就職を探しだす段階で、彼女の知り合い(元上司)の知り合いであるうちのだんなの嫁(私)がフリーランスでデザインやってるという話しを耳にして、だんなを通じてラインを交換し、電話で1時間ほど話した、という、ややこしさこの上ない流れとなっとります。

わたしもWebデザインスクールってどんなことを教えてるんだろうっていう興味もあったので、いろいろ話しを聞けたので面白かった。のだが。。


びっくりするほど何も知らない(無垢)ことに驚いた

箱入り娘という印象だった彼女。
本当に何も知らない感じだったので、ありのままの私(フリーランス)の今、現実を伝えたら「えー!?」、「ヤバ!!」の連続。
私がデザイナー駆け出し前、自分でやろうと必死だったからか、自分が気になること、片っ端から調べた記憶。調べたらわかるようなことにも驚いていた彼女は、気になること・疑問に思うことがあるのに調べてもない感じで、正直驚いた。ほんまにやる気あるんか?と。笑

でも話したら、未来が明るくなりました!といってもらえ、
まあそれなら良いかと思ったわけだけど。


フリーランスになるならば。

デザイナーという職業でお金を得るといっても、フリーランスになる人と、デザイン会社に就職する人がいる。
どちらが良いとか、どちらか正解とかはないけれど、合う合わないは間違いなくある、と思う。
どちらを目指そうが自由だし、どちらでもデザインを仕事にすることはできる。

でもこれだけは言っておきたい。

巷のSNSに溢れてる「暇そうなフリーランスの発信(憧れられ発信)」を見て鵜呑みにして、フリーランスを目指すのだけは絶対にやめてほしい。
フリーランスは「らく」ではないし、高貴でも素敵なものでもないという現実を、目指す前に知ってほしい・・・というのが、切なる願いだったりする。

フリーランスになれば自分で休みを決めれるし、仕事の量の調整も自分次第。1ヶ月仕事しないで旅行しよう、という計画も、先立つものさえあれば可能だったりする。
でも最初は倒れるくらい頑張らないといけないし、相談できる人も近くにいなかったりするし、孤独だし、安定は確約されていないし、モチベーションを保つことも難しい人もいるかもしれない。

そう、フリーランスになるには、一定以上の覚悟が必要。
覚悟さえあれば、なんとでもなる。応援する!!


事実、ひとりでお金を稼ぐことは、簡単なことではありません。
でも努力の先にある未来は明るい。今は曇りでも、いつかは日が昇る。
私もそう信じてやってきて今があります。今ももっと明るい場所に行きたくて、日々試行錯誤しています。

自分で価値をつくって、提供して喜んでもらえることが何よりもうれしい。
本来「しごと」って、楽しいものだと思います。

私がそれに気づけたのは間違いなく、フリーランスになったから。

だけど先に言った通り、フリーランスは楽じゃない。
それだけは忘れないでね、と、相談者の彼女にも伝えました。

どうするかはわからないけれど。
またいつかLINEで彼女から近況報告あったら、共有します笑


今日も読んでくれてありがとう。(きす)

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