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人民のための大建設戦区が日ごとに強く湧き立っている - 江東温室農場建設場にて

人民のための大建設戦区が日ごとに強く湧き立っている
2023-06-01『労働新聞』1面
日本語への翻訳は投稿者によるものです。

画像:江東温室農場の着工を知らせる発破(2023-02-15)

江東温室農場建設場にて

わが党が展開した大建設戦区で、新たな革新が多発的、連発的に創造されているなか、江東温室農場建設場でも、全国の人民を喜ばせるような便りが伝えられている。
党中央の特別命令を受け取り、この数ヶ月間に連続攻撃、継続革新の炎を巻き起こしてきた、頼れる軍人建設者たちの献身的な努力により、数百棟の温室が姿を現している。
江東温室農場建設は、以前の温室農場と比べ、その形式が新しく独特で、技術工学的に非常に難しい対象工事である。
朝鮮人民軍チョン・ジェグァン所属部隊の将兵にも、特別な経験があったり、特定の技術や工法が準備されていたりしたわけではなかった。あるものといえばただ、党中央の構想と決心は、すなわち朝鮮の実践であるという絶対不変の信念と意志、党の示す道に従いひたすら走っていく決死貫徹の精神であった。
最も多くの温室建設を担う、朝鮮人民軍キム・ミョンジュン所属部隊の軍人建設者が、工事に進入した初期から、革命強軍の本気と気質を余すところなく誇示している。
江東戦域で必ず新たな建設速度、新たな建設神話を創造するという固い覚悟を決めた当地の指揮官と兵士は、不可能を可能に変え、百折不撓の闘争精神を発揮している。当地部隊の将兵は、ブロック生産現場を多く展開し、ブロック製造設備を自らの力と技術で製作、導入し、労力を節約しながらも以前より非常に多くのブロックを生産している。
朝鮮人民軍キム・スンチョル所属部隊の軍人建設者も、区分隊別の社会主義競争を活発に繰り広げ、工事成果を拡大している。
他の部隊と比べ、一人当たりの作業量が多いながらも、同部隊の軍人建設者は、自信満々な度胸で合理的な作業方法を導入し、建設の機械化率を高めながら、温室骨組み工事を高速で行なっている。
朝鮮人民軍チェ・ミョンドク所属部隊の軍人建設者も、果敢な電撃戦、立体戦を積極的に組み合わせ、温室骨組み工事で革新を起こしている。温室骨組み工事が本格的に行われるのに合わせ、部隊の指揮官は、ブロック生産を作業現場に近づけ、貴重な時間を勝ち取るようにするとともに、枠の組み立て、ブロック築造などを立体的に組織し、攻撃速度をより上げている。
人民軍の軍人は、建設物の質を徹底的に担保するうえでも、自らの純粋な汗と良心を惜しまず注ぎ込んでいる。
朝鮮人民軍ユ・スンチョル所属部隊の軍人建設者が、各棟の温室骨組みを最上の水準で建てるため、知恵と情熱を注いでいる。部隊の指揮官は、兵士が「千年の責任をもち、一万年間保証しよう」という言葉を胸の奥深くで大切にし、一にも二にも建設物の質を保障することに力を置くようにしている。兵士は、骨組みに潜むわずかな不純物も、自らの良心に含まれる汚点ととらえ、技術規定と工法の要求を厳格に守っている。
江東温室農場建設に参加している全ての将兵の、このような愛国の心に支えられ、現在、温室骨組み工事が本格的に進められている。

投稿者による補足

江東(カンドン)温室農場…平壌市の北東部、江東郡に建設されている温室農場。軍用の飛行場を廃止した場所に建設することから、朝鮮人民軍の兵士が建設に関わっている。金正恩総書記が最高司令官に就任してから、これまで2カ所の飛行場が以下の農場に転用され、稼働している。

連浦(リョンポ)温室農場(咸鏡南道、2022年竣工。280ヘクタール、温室約850棟)
仲坪(チュンピョン)温室農場(咸鏡北道、2019年竣工。200ヘクタール、温室約320棟)

軍用の飛行場をビニールハウスに変える動きは、農業や食糧にかかわる話であるのはもちろん、航空・軍事オタクにとっても考察に値する情報となることでしょう。


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