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四軒長屋リノベーション日記その4 『江戸の長屋と昭和の長屋』

深川江戸資料館に行ってきました。
実物で再現された江戸時代の深川佐賀町の街並みの風景は圧巻です‼︎
そこで見かけた長屋の構造が、うちのお店と遠からず…😆(ちょっと細いけど)

2階の丸い梁は桜の木です。
今回お世話になった建築士さんが初めて私たちのお店の2階の梁を見た時に「当時の大工さんが、こんなに小さなスペースにこの丸太を持ち上げ梁にした心意気を感じます。素敵な梁ですよ」と話してくれました。

実はこれだけの狭小古民家リノベーション、素人目にも心配だらけのスタートでした。案の定、それまでご相談した建築士さんの殆どがちょっと困った顔をされていて笑 

そして、半ば諦めながらこれが最後という思いで電話でご相談させて頂いたのが『深川リフォーム不動産』の柴田さんでした。
「(あのとっても狭くて古い)辰巳新道のリノベーションなのですが…」
深川の辰巳新道をよく知ってるであろう柴田さんにドキドキしながら伝えすると、明るいお声でお返事が😭
「すごくいいじゃないですか!!」
大袈裟ではありますが、雲が開けて太陽の光が差し込んだ、そんな気持ちになるお言葉でした。

そして深川リフォーム不動産さんのご紹介で今回お世話して頂いたのが工務店の『オルガンクラフト』さんです。
上に書いた梁のお話の他に、かわいい2階ですね!ポテンシャルある物件だなぁ…など😹素敵なお話をいっぱいしてくれました。

そうなんです!築70年でドアが傾いてて開けるのが大変だけど、2階に上がると底抜けちゃいそうだけど、でもとてもかわいいんです!
お店への私たちの気持ちが素直に伝えられるようになったのは、不動産リフォーム不動産さんとオルガンクラフトの皆さまのおかげです。

ギャラリー、雑貨屋、スタンドカフェとして使う為に直さなければいけない箇所がいっぱいではありますが、江戸時代と変わらない長屋の構造を出来るだけ残し、昭和のはじめ 物の調達が難しかった戦後すぐの時代に大工さんが見つけてくれた桜の梁を、大事に大事にしたいと思っています。

#深川 #下町 #長屋
#古民家リノベーション #下町散歩

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