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【イベントレポート】『ドズル社ミュージアム in 池袋』『ドズル社ミュージアムオンライン』

『ドズル社ミュージアム in 池袋』が2024年3月6日に開催された。

『ドズル社ミュージアム in 池袋』とは、池袋サンシャインシティの一番大きい展示会場を借り切って、これまで動画の中でしか見ることができなかったドズル社の世界をリアルで堪能できる催しである。

筆者は開催の前日に、ドズル社メンバーやスタッフに混じって、展示会場を内覧をさせてもらった。

本記事ではネタバレを避けつつ、その魅力を可能な限り、伝えていきたいと思う。

また、全国どこからでも参加可能な『ドズル社ミュージアムオンライン』も、6日よりオープンとなる。そちらも合わせて紹介していく。

(文責:ponta)


ドズル社ミュージアムで冒険に飛び出そう

“ドズル社ミュージアム”は冒険がテーマとなっており、展示会場の各エリアはそれぞれ“遺跡”や“神殿”といった名称がつけられている。

訪問者は各エリアを周りながら、ドズル社がこれまでYouTubeで公開してきた“ドズル社キャラバン”や“太陽の王国“といった動画の世界観を楽しむことができる仕組みだ。


探索マップ

スタート地点は “ドズル社遺跡”と呼ばれるエリアで、ここでガチャガチャ状の黒いカプセルを引くことになる。


ガチャを引くたいきち氏。筆者はこの後、不器用ゆえにカプセルを出せず、おんりー氏に「あーあ、壊しちゃいました?」と聞かれ「まあ、たいきちさんのせいでね…ちょっとね…」と責任をなすりつけさせてもらった

ここで出たカプセルは、直後の“予言”コーナーで企画の投票に使うことになる。

投票の結果、多かったほうの予言(企画)が動画化され、もう片方は落選するシステムだ。

どちらの企画も魅力的であり、片方を捨てることになるのが惜しく思ったほどである。

筆者の隣で「んなこといって。どうせやるでしょ…?投票に外れたほうの企画も…」と、いぶかしがる声が聞こえた。なんてこと言うんだ。

ぼんじゅうる氏である。

ネコおじが「いや、やらないと思いますよwww」とフォローに入る。

ぼんじゅうる氏は「それほんとだね?投票で負けた方は一生やらないからね!」と言い残して立ち去った。

ということで、やる方はやるし、やらない方は永遠にやらないと思われる。

はたして、いったいどちらの企画が生き残るのだろうか。未来は完全に、来場者の手にゆだねられているのである。

オープニング動画は撮り下ろしで日替わり!

遺跡を抜けた“神殿”では、ドズル社メンバー5人によるオープニング動画が出迎えてくれた。

ドズル社が本展覧会のために特別に制作した動画であり、2種類が日替わりで流れるそうだ。また、その先にあるクイズコーナーも日替わりとなっていおり、リピート勢にとってはどちらも楽しみな仕掛けとなっている。


神殿にはドズル社の巨大なロゴマークが設置されている

“神殿”を抜けた会場内の中央スペースには“始まりの樹”が生えており、メンバーのパネルやフラッグが飾られる華やかなエリアとなっている。


ひときわ目を引く、冒険の中心地である

このエリアは各所にドズル社とゆかりの深い配信者さんから寄せられたメッセージも展示されている。おんりー氏もそれらにじっくりと見入り、ときおり写真を撮っていた。

ちなみに、この樹は『ドズル社ミュージアムオンライン』でも再現されているとのことで、見比べてみるのも楽しいだろう。

オンライン上に再現された樹。こちらも絶好のスクショスポットとなっている

華やかなファンアートが凄い!

“冒険者の集い”に足を運ぶと、ドズル社ファンのファンアートが飾られており、3画面それぞれ4秒ごとに移り変わる絵師さんたちの美麗な絵を楽しむことができる。

推しの絵師さんの撮り待ちをする人も多そうだ。

ファンアートは絵だけではなく、おおはらMEN氏のツルハシを再現した制作物(ogamac さん)や、アイシングクッキー(ホイップシュガーさん)、紙マイクラ(神近さん)など多種にわたっているのでその点も注目いただきたい。

また、その傍らに設置されていたネコおじコーナーに一番興奮していたのが、ほかならぬネコおじであった。

パネルにリアルの本人が並んでみると、ほぼ等身大であった。


ネコおじコーナー

ネコおじの背の高さをぜひ現地で体感してほしい。

そして今回の展示会では、このネコおじの音声ガイドが目玉のひとつになっている。

そこで「どんな想いで音声ガイドを吹き込んだんですか?」と本人に聞いてみた。

そうですね…。ミュージアムは1人でいらっしゃる方も多いと思うんですけど、ネコおじと一緒に見ているかのように感じられるように、話しました。1人の方も孤独を感じずに、友だちと楽しむみたいに楽しんでほしいなという想いを込めていますね」とのことである。

なるほど、ミュージアムの音声ガイドの半分は優しさで、もう半分はイケボでできているということだろう。

「自分、1人だけどミュージアムに参戦しても寂しくはないだろうか?」とご心配な方はぜひ、ネコおじボイスを聞いてみてはいかがだろうか。

ネコおじが会場をエスコートしてくれるような感覚を味わえること、請け合いである。

ただし、その際はスマートフォンとイヤホンの持参をどうか忘れずに。

そんな、よさげなことを言っていた彼も、別の場所の“大富豪おじいちゃんコーナー“においては「こりゃもう、僕、しばらく食いっぱぐれがないっすねぇ」とほくそえんでいたことは書き記しておく。

“太陽の王国”と“ドズル社キャラバン”の世界観にひたろう

“太陽の王国コーナー”では、太陽の王国にまつわるグッズや設定などが展示されている。

そんな中、キャラクター紹介のパネルを見て異論を唱えたメンバーがいた。

「俺さぁ、能力値が低くない!?なんでよ。なんで1ばっかなのよ」


さんぜんと輝く攻撃力1、防御力1

そこですかさずフォローに入ったのが我らがネコおじである。

「いや、ぼんさん。ぼんさんはきっと、魔力が10とかあるんですよ。だから公平なんです」

ぼんじゅうる氏は「そ~お…?」と首をかしげながら「もし俺がサッカー選手で、もしこれがサッカーゲームだったら大問題だからね?」とよくわからない例えを言い残して去っていった。

しかし、その直後。

「ちょっと待ってよ!俺の車が本当にこのナンバーだったらどーすんのよ。プライバシー侵害じゃない!」と小言が部屋に響き渡った。


また君か

5/30はぼんじゅうる氏の誕生日。確かに彼がリアルでこのナンバーを選ぶ可能性は高い…。

「俺がもし、リアルで“ぼ-530”だったらどーすんのよ…」

それに対してドズル氏が冷静につっこむ。

「ぼんさん、ぼんさん。車のナンバーに“ぼ”はないです」

「あ、そうか…」

完全論破の瞬間である。

このように“太陽の王国”と“ドズル社キャラバン”では動画の世界観に登場したアイテムや小ネタが満載となっている。


割れたツボ。ファンならにやりとする小ネタがたくさん!

また、“ドズぼんラジオ”のスタジオもリアルに再現されており、こちらも必見だ。

ドズぼんラジオスタジオにドズぼんが君臨。本棚に置かれた本の仕掛けが憎い

これにはたいきち氏も「いろいろな世界観を同時に体験できる試みって、これまでなかったですよね。ここでしか得られない栄養があります」と感激した様子であった。

ドズル社の歴史を振り返る“年表”

本展示会の見どころのひとつといえるのが年表で、2014年から2024年に至るドズル社のあゆみが羅列されている。

単なる年表にとどまらず、メンバーがサインペンで書き入れた直筆コメントは必見といえるだろう。

年表に何かを記入している紫の人。本記事に彼の登場数が多いのは、ヒイキしているわけでは決してない。手首の撮影OKなのと、基本的にずっと小言をつぶやいており穫れ高が多いだけである

この年表にとくに見入っていたのがネコおじ氏である。

いにしえのドズぼんオタクとしては、古いところが、エモいです。最近の視聴者さんはドズぼんの昔のこととか知らないですし…」と感慨ぶかげであった。

ちなみにこの年表にはドズル氏が最初「筋力!筋力!」と書き入れてしまい、メンバーたちから「正しくは筋肉!筋肉!ですよ!」とツッコまれた箇所がある。

太陽の王国のドズル道場。オンラインでも再現されているとのこと

その後、何食わぬ顔でドズル氏は書き換えていたのだが、人は“筋力”と書き間違い、それを“筋肉”と修正するとき、どんなごまかし方をするのか。

ロジカルゴリラのロジックはその筆先にどのように宿ったのか。

ご来場の方はぜひ、その目で確かめてほしい。

また、『ドズル社ミュージアムオンライン』にも、オフラインの年表に出てくるものが再現されている箇所がたくさんある。そちらも合わせて楽しんでみてほしい。

ドズクラの名場面を再現

参加しながら楽しめる、数々のしかけ

これまで書いた展示は、ほんのごく一部であり『ドズル社ミュージアム in 池袋』の魅力の100分の1も伝えきっていないのが無念である。

ただこれだけは言っておきたいものがあるとすればインタラクティブ、いわゆる参加型の企画の多さである。

たとえばドズネコミッドナイトへの企画が投函できるハガキ記入コーナーがあり、ここで書いた企画はきちんとドズネコの元にとどく仕組みになっている。

ハガキ記入コーナー。ここで書かれたものは、ドズネコのところに届く。おおはらMENも無人島企画を嬉々としてハガキに書き込んでいたぞ

こびと探しのコーナーあり。


こびと探し。二次元コードで読み取れば、いいことがあるかも!


ちなみにオンライン側でもこびと探しの企画があるので、お楽しみに!

また、筆者は押さなかったが、道中にあった“絶対押すな”と書かれたボタン。あれを押したらどうなったのだろうか。来場者は臆さずにぜひ押してみてほしい。

先ほどの年表もファンがクレヨンでラクガキできる仕組みになっており、自分とドズル社との出会いや思い出を描きつづることができる。

大人だけではなく、ドズル社ファンのお子さんもきっと楽しんでくれることだろう。

冒険のあとにはカフェとショップに立ち寄ろう

冒険の終着点を出ると、カフェとショップがあり、カフェではドズバースの3Dメンバー動画を見ながら推し色のドリンクでのどを潤すことができる。


推し色のドリンクが飲めるカフェ。『おらふくんのラムネかもわからん青いドリンク』など、ネームがユニーク。寒い日にはパンちぎ入りスープがうれしい

ショップコーナーでは、本展示会限定のステキグッズが大量に並んでいる。税込5,000円以上購入の方はショッパーがもらえるのもありがたい。


ショッパー。池袋でこれを持ってる人がいたら話しかけちゃいたくなりそう!
ちなみにおんりー氏は特にアクスタが気になったようで「どうせなら5人全員そろえます」と言っていた


筆者的には太陽の王国のキャラバッジがとても美麗で気になっている。発色が凄い。印刷技術すごい

現地に来れない人も楽しんでほしい!『ドズル社ミュージアムオンライン』

いかがだっただろうか。本記事で、チケットを持っている方は楽しみに、持っていない方の背中を押す記事になっていれば幸いである。

また、池袋にはなかなか行けなくて…という方はぜひ『ドズル社ミュージアムオンライン』にログインしてほしい。こちらは完全無料となっている。

現地に来れない人も楽しんでほしいという思想のもと、連動する部分もありつつ、オンラインはオンラインできちんと面白いものを!という企画となっているそうだ。

オンラインでは、太陽の王国で実際に撮影したワールドに入れたり、花火を見れたり、アスレチックで遊べたりもするとのことで、こちらはこちらの楽しみ方が盛りだくさんだ。


アスレチックで高難易度をクリアしよう

メンバーからのメッセージ

最後に、メンバーからファンのみなさんへのメッセージを預かったので記しておく。

おらふくん
「ドズル社の思い出が詰まってる空間でワクワクが止まらない!ずっとここにいたい!また絶対に来たい!という気持ちでいっぱいになりました!」

おんりー氏
「僕が前、プライベートで来た某マンガの連載30周年の記念展覧会と同じくらい大きくて、それクラスだなと思いました」

おおはらMEN氏
「ドズル社ミュージアムで僕と握手!」

ぼんじゅうる氏
「本当に夢のような場所です。信じられないです。ここまで育ててくれたメンバー、スタッフさん、なにより視聴者さんに感謝です…」

ドズル氏
「僕たちの歴史が詰まっていて、展示も豪華なので、ぜひみなさん、足を運んでもらえればと思います!」

ぜひ1人でも多くの人に、オフラインとオンラインのドズル社ミュージアムに遊びに来てもらえれば幸いである。



特設ページ
https://dozle-museum-movic.jp/

特設X(Twitter)
https://twitter.com/dozle_museum_MV


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