𝚓𝚎

3%は本当のはなし

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最近の記事

シャンパンしか与えられない

楽しくて仕方がない もう何日も書き続けている こんなことは初めてだ 頭がフラフラしてくると 水を飲みチョコチップクッキーを齧った 頭がグラグラしてくると 床に落ちて寝ていて 目覚めてまた椅子に座って書き始める 身体はボロボロなのに 楽しくて仕方がない このまま書き死んでもいい 何度もドアを叩く音がして目覚めた またいつのまにか床に落ちていた 近くにあったリネンシャツを羽織り ドアを開けると彼がいた そして今は海の上にいる 書くものは全て取り上げられ シャンパンとフル

    • 絶望にはシャンパンを

      8:00 悪魔にうなされ起きる びっしょり濡れた不快なからだ 13:00 なにもかも恐ろしくて震えるので Pを呼んでふたりでシャンパンを開ける 21:00 気絶していたようだ ラムチョップを焼いて 赤ワインを開ける 23:00 いつも孤独な彼 哀しそうで見ていられない

      • 朝、シャンパンとフロマージュ

        4:00 これからパーティーをする 冷たい砂のうえ シャンパンとフロマージュ 9:00 起きてお風呂🛁 梔子の香りのボディークリーム 19:00 たまには奈良に行こうと思い 旅の準備をする 昨日届いたセラムと ロバート・A.ハインラインの 『月は無慈悲な夜の女王』をいれる 22:00 彼にバレて階段から突き落とされる すりむいたひざを猫がなめる

        • 心地いい疲れを纏って

          10:00 ひさしぶりに フランスのサスペンスが読みたくなって ギヨーム・ミュッソと ピエール・ ルメートルで迷う 15:00 ホテルのプールへ 少し泳いでから プールサイドでピニャコラーダをのむ 心地よい疲れを纏った身体で 部屋で待っている彼の元へ 19:00 アトリエに行って少し創作 絵を描いたり詩を書いたり 23:00 シャンパンを手に海まで 波の音につつまれる 途中でOが来たので一緒に過ごした

        シャンパンしか与えられない

          白樺の森へ散歩、chloeへ

          9:00 白樺の森まで散歩 リスに餌をあげる🐿️ 14:00 クロエでお買い物 ホーボーバッグのMotty Greyと DARCEYパールイヤリング 17:00 ザラホームでお買い物 花のようなワイングラス 20:00 サーモンのタルタルと バゲットを準備して ささやかな夜の食事を始める

          白樺の森へ散歩、chloeへ

          ソムリエの彼との愉しみ

          8:00 ホテルの朝食ブュッフェへ たっぷりのサラダをとって オレンジジュースとクロワッサン🥐 オムレツも焼いてもらう カフェラテも忘れずに 11 :00 蔦屋書店に寄って小説を2冊 アンナ・カヴァン『眠りの館』 ジャクリーン・バブリッツ『わたしの名前を消さないで』 19:00 先週ワインショップで出会った ソムリエの彼と食事 話している間ずっと お互いの唇を盗み見る 26:00 彼のワインショップへ行き カウンターの中で たっぷり愉しんだ

          ソムリエの彼との愉しみ

          テーマは悪夢で、本を読む

          5:00 悪魔にうなされて起きた それで悪夢のようでいて美しい壮大な物語 ハ・ジウン『氷の木の森』を読むことにした 9:00 彼がカフェへ連れて行ってくれる コーヒーとフレンチトーストのおかげで とても幸せな気持ちになる 11:00 今日はあえて悪夢をテーマに読書しよう 主人公が過去のトラウマのせいで悪夢にうなされる イヴ&ロークシリーズを再開しよう 17:00 春コスメがどっさり届いたので シャネルのシー シェルを塗ってみる 大人っぽいベージュで春を忍ばせる これにク

          テーマは悪夢で、本を読む

          腐ってしまった女

          9:00 いつのまにお金がもうない 両親に電話してもでない 二人が帰ってくるのは来週だ どうしよう何も食べるものがないのに 11:00 腐りかけのバナナを発見🍌 コーヒーがのみたい… 18:00 近くに住むUが ピザを持って来てくれることになった アンナ・カヴァンをちらちら読みながら待つ 21:00 当然そうなるとは思っていたけど ここまで容赦ないとは思わなかった 重油まみれの海で死んでる魚みたいな気分

          腐ってしまった女

          ローストビーフは巨人に似てる

          4:00 夢中で本を読む彼 喉が渇いたと 訴えても見向きもしない 7:00 今日はまたすごく寒くなった 甘酒を温めてのむ 18:00 ローストビーフのサンドイッチを食べながら 進撃の巨人の11巻をよむ ローストビーフの色味が巨人に似ている 22:00 桃の缶詰を開けて トロイ・シヴァンの音楽を聴く

          ローストビーフは巨人に似てる

          ずっと見られていた

          10:00 風が強い日 外に出られず窓から海のほうを眺める 白と黒の猫たちが飛んでいくのを見た 17:00 暇を持て余して ブルーベリーのパイを焼く🫐 焼きあがるまでクリスティーを読む 22:00 気のせいだと思うようにしていたけど そろそろ限界 今向かいの通りに立っている男 先週から毎日必ずどこかで見かけている 24:00 恐ろしくて身体中がこわばっている あれからずっと隠れて男を監視していた そして先程一度だけ水を取りに行って 戻ると男は消えていた ほんの5分くらい

          ずっと見られていた

          シャラメで狂い、本を読む

          5:00 血を絶やさないように しなくてはならないからと 無理やり押し入られる 15:00 『DUNE2』をみにいく シャラメの視線に狂う 19:00 鉄板焼きのお店で サーロインをいただく 赤ワインで酔う 25:00 カーテンの色が気になり眠れず すべて外させた 気が狂いそうなので アンナ・カヴァンとカン・ファギルを 交互に読んでもっと気を狂わせる

          シャラメで狂い、本を読む

          月桂樹でヒーリング

          6:00 庭でブルーベリーをつみ 鉄のフライパンでふたごの目玉焼き 9:00 浜辺に絵を描きに行く ねこが寄ってくる🐈 11:00 あした観にいくDUNEの予習のため 前作のパンフレットをよむ 23:00 よもぎ蒸しをして 月桂樹のセラムを顔に落とす

          月桂樹でヒーリング

          透けて見える、はだかで寝てみる

          8:00 モーニングをしにカフェヘ ピザトーストとカフェオレ 朝から読むミステリーもとてもいい "セックスからはじまらない朝も新鮮でいいね" と思ってもないようなことを言う彼 10:00 あれもこれも欲しくて 力ー卜に放り込んだ後 急になにもかもいらない気がしてくる 15:00 窓を開け放して 裸で寝てみる 22:00 パーティーでうるさいなか シャンパンを飲みながら 隅のソファで原神

          透けて見える、はだかで寝てみる

          マドレーヌは紅茶へ

          10:00 爽やかな風が舞い込むなか マドレーヌを紅茶にひたす 15:00 『進撃の巨人』と 『天才たちの日課』を交互に読む 19:00 このままいつまでも二人きりで 恋人同士の関係で 戯れあっていたいと切に思う 24:00 今夜の原神のお供は ハーゲンダッツ ストロベリー🍓

          マドレーヌは紅茶へ

          山小屋で蜜のようなキス

          6:00 雨の音に耳を澄ませる 12:00 ふらふらして集中できないので 夏のバカンス用のサンドレスを注文する 今年はオレンジ🍊 まつ毛はクリアなブルーに染めたり 15:00 昨日知り合った彼に 海の近くの小屋に呼びだされ 蜜のようなキスをされる 22:00 家に戻ると 大量の薔薇が部屋に溢れていた ひとつかみ浴槽にいれて シャンパンをあけた

          山小屋で蜜のようなキス

          退屈なアカデミー賞のせい

          5:00 レモネードを呑みながら原神 11:00 ヨガの途中でうたた寝 オレンジ色の猫が 太ももの上を通ってく 15:00 アカデミー賞はわりと退屈 おかげで致死量のアルフォートをたべるはめに ストロベリー味がとても素敵だった 23:00 彼はいつも後ろから入ってくる 外はひどい雨

          退屈なアカデミー賞のせい