【グロースハックの裏側 Vol.1】
おはようございます!
最近用もないのに6時に起床してしまう、遅寝早起きが得意な大学生です。(老人かっw)
さて、今日からはKAIZEN PLATFORMの代表スドケンさんこと須藤憲司さんが運営する人数限定で始まったオンラインサロンの裏側とサロンでの配信を通じて、私が学んだことについて共有していきたいと思います!
そもそもKAIZEN PLARFORMのオンラインサロンってなんぞや!?って方に、オンラインサロンができた経緯をざっくりと説明すると、
KAIZEN PLATFORMに日々くる相談の案件や、代表であるスドケンさんの所に直接相談いただく案件は内容が非常に面白く、同業はもちろん、他の業界の方でも、経営者の方でも参考になるコトが盛り沢山なので、お客様にご迷惑がかからない範囲で、KAIZEN PLATFORMが携わる様々なプロジェクトの一部を紹介してみないか?とスドケンさんが思い立ったことがきっかけです。
では、具体的になにをするのかというと、、
DXやグロースハックに興味のある方々の役に立つようなコンテンツを発信していきます。そして、KAIZEN PLATFORMが行うDXやグロースハックの舞台裏に潜入できるパスを人数限定で発行して、垣間見てもらったり、解説させてもらったり、相談に乗ってみたり、なんて事をしていきます!
このサロンの最終ゴールは、毎日素晴らしい発見続きのKAIZENでの経験を皆様と共有し、還元することで、お客様と我々の互いが学び合い成長していくことです!
(注)Kaizen Platformという会社に縁側をつくって、そこにコミュニティをつくるというコンセプトで実験的に運営しているため、現在の募集は受け付けておりません。
これを踏まえた上で、今回(実質初回)の配信では、『ハック思考』『90日で成果を出すDX入門』などの著書でも有名なスドケンさんに、グロースハックの手前の段階「課題の見つけ方」についてご指導いただきました!
スドケンさんにご相談したこと(課題)
私が現在携わっている学生起業支援団体が開催する「アクセラレータープログラム」の集客がうまくいかず、集める人数に限界を迎えていることが大きな悩みです。
そこで、今回はこの団体が目標に掲げる「10月までに60人集客」を達成するためには具体的にどうすればいいのか、また何が課題なのかについてスドケンさんにご相談させていただきました。
はじめに、私が抱える課題について大まかな概要を説明したところ、スドケンさんから「そのイベントについて、ボクが参加したくなるようにプレゼンしてみて!」と言われ、張り切ってプレゼンするも、いざピッチとなると論旨がまとまらない、グダグダなプレゼンに、、、、 運営に携わっているのにもかかわらずorz、、、、
どうしてプレゼンが上手くいかなかったのか、原因がわからず、戸惑っていると、人を集めるためには企画者本人が「心から企画を面白いと感じていること、参加したいと思っていることが大切」というアドバイスをいただきました。
そこで私は、自分がこの企画に対してどう思っていたのか真剣に考えてみました。
私は今までこの起業家育成プログラムに対し、全力で取り組み、一生懸命走ってきたつもりでいました。
幸運なことに私は環境に恵まれ、一緒に運営をしてくださる先輩や同僚は
皆野心に満ち溢れていて、定例会の度に発見することや、学ぶことがあり、そんな人たちと共に企画をつくっていける現状にワクワク、ウキウキ、ドキドキしていました!
そして、今回の企画内容も本気で起業を目指している方にはぴったりのものだと思っていました。
しかし、、このプログラムに参加者として自分が参加したいと思うか?というと、正直首を傾げてしまいました。
なぜなら、私は起業に興味はあるものの、今すぐに起業したい!と思うほどの強い気持ちはなかったからです。
でも、まてよ、自分が参加したいと思わない企画に参加してくれる人って少ないんじゃないのか?
そこで初めて気づきました。自分が参加したいと思うような企画になっていなかったから、スドケンさんの前でも面白いピッチができなかったんだと。
この記事を読んでいる学生や社会人の皆さんも、自分がやっている勉強や仕事の意味を理解しきれていなかったり、機械的に物事をこなしてしまった経験が1度はあるのではないかと思います。
私は、そうなりかけていました。
しかし、、それではダメだったのです!
自分が心から参加したいと思えていない企画は、
ターゲットのペインポイント(注:想定顧客の痛点、悩みの種のこと)を考えられていないことに値するので、ものすごくもったいことをしていたんだということを、身を以て学んだのです。
ではここで何を改善していけばいいのか?そう私が悩んでいると、
スドケンさんは、「プログラムの集客がうまくいない原因は何にあると思う?」と質問してくださいました。
それに対して私は
・宣伝方法やプログラム実施期間が長期に渡っていること
・団体の知名度が低いこと
・参加者の負担が大きすぎること
が原因にあるのではないかと答えました。
しかしスドケンさんによると
「1番の問題は課題を見つける段階にある」のだそうです!
さらに、、 宣伝方法が多少悪かろうが、プログラムの実施期間が短かろうが、団体の知名度が低かろうが、顧客が心から「共感」できる課題を見つけ、解決策を掲示する企画ができていれば、需要は勝手に増えるという根本的なビジネスの仕組みについて説明してくださいました。
このアドバイスを元に、私は顧客の立場になって、現在の企画の問題点を元に、どこをどのように変えれば顧客を増やすことができるのか?について考えてみました。
問題点
まず、この企画の問題点は2つあります。
1つ目は、プログラムのターゲットが絞られすぎているということです。
世の中に何百万といる学生の中で、今すぐに起業したいと考えている学生はごく少数です。
ビジネス団体のメンバーである私でさえも、実際に「今起業してみるか?」と聞かれると、そこまでの知識と熱量がないからと流して断るのが、現実です。
では、どういう企画であれば参加したいと思うのか?
スドケンさんはここで、「起業家体験ができるプログラム」であれば、面白いくなるのではないのか?と提案してくださいました。
起業家体験とは、その名の通り
「起業家が起業するに至るまでの体験ができるプログラム」のことです。
これだったら、私たちが企画してきた起業家育成プログラムのように、実際に事業を起こす必要がないので、なんのためらいもなしに、気軽な気持ちで参加することができます。
それに、起業したいと思っている人は少数だけれど、起業家がどうやって起業しているのか。起業のプロセスについて知りたいと思っている人はごまんといるはずです。
実際、私の周りの友達に調査しても、「起業家体験プログラム」であれば参加したいという答えが多く返ってきました。
ここで私はようやく、顧客のペインポイントにマッチした解決策を見つけることができたのです!(喜び!!)
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オンライン配信を通して学んだこと
この回を通して、私が学んだことは自分が心から面白い!と感じれない企画をやってはいけないということです。
一方で、誰も興味を示していないのに、自分の思いよがりで、企画をたててしてしまう。これもしてはいけないことです。
なぜならこれら2つは、
お客様である顧客の視点ではなく、自分やその仲間の視点にフォーカスしてしまっているからです。
では、皆が求める企画をつくためにはどうすればいいのか?
重視すべきことは、主に2つあります。
1つ目は【どんな人をお客さん(ターゲット)にしているのかを把握する】ことです。
今回の起業プログラムも同じです。世の中の大半の人間は、起業について少しの興味はあっても無理だと諦める、または起業する気はそもそもなくて、先手に立って引っ張るリーダーにただついていくだけのフォロワー止まりです。
でもこれは考えてみれば、当たり前のことで、頭では理解しているはずなのに、今すぐにでも起業する意欲のある人をターゲットにしたのは顧客である学生の目線に立てていなかったといえます。
2つ目は【ターゲットがどんな課題を抱えているのか把握する】ことです。
ターゲットとなる顧客を見つけたら、彼らが抱える課題をしっかり把握する必要があります。課題を明確にしないまま企画を進めても、顧客の求めているものとは違ったプログラムや事業を生み出すだけになり、企画をしているほうも、楽しくなくなってきます。
これらをまとめると、、、
企画をたてるときは、
1. 常に顧客の目線に立ち
2. 彼らが〈何に関心を抱いていて〉
3. どのような企画を良いと思うのか、
しっかりリサーチすることが何よりも大切なのだということを学びました!
自分のことよりも相手のことをという話は当たり前ですが、
実行するのは難しいということに気づけた、実りある貴重な会となりました。
次回はこれらのアドバイスを踏まえて、アクセラレータープログラムの企画変更がどこまでできたのかについてです!
Vol.2の配信もお楽しみに!
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