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美、それは総合力

ペグのブッシュ抜きはシャコ万力に穴あきの口金を付けてベアリングプーラーみたいにネジ込み式にできないかな?と思ったんですが、本物のペグブッシュ専用工具を調べたらそこからさらに進んでハンドバイスでワンタッチみたいになっていました。本業のリペアマンでもないとさすがにそこまでは必要ありませんね。ペグのブッシュなんて人生で何回抜くのやら。

さて、フレット磨きはなかなか地味で根気のいる作業でした。しかし磨くほどにわかりやすく輝くのでやり甲斐という意味ではAランクでしょう。本当にキレイ・・・あなたキレイよ。その勢いで指板も丁寧に水拭き。その後オレンジオイルで複数回磨いてみました。美しい。

しかしナットの交換、というか成形ですね、これはかなり難易度が高いと判断しまして、おそらく専用のヤスリは必須と思われます。ごまかしは効かなそうだったのでこれは諦めました。なのでナット表面を#1000のペーパーで磨き、一皮むくというかたちで対処。ミゾに残ったサビ汚れは取り切れませんでしたがまずまずの仕上がりでしょう。

ヘッドも拭き上げましたがどうも表面が変質してしまっている部分があるようで、これはさらに磨き込むか迷うところです。軽くでは落ちませんでした。とはいえ全体で見れば許容範囲、じゅうぶん美しい。残るはペグ磨きだけですかね。フレットに負けないように輝かせましょう!

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