ROLEXという不思議な魅力をもつ腕時計①
高校受験が終わった日、母が買ってくれたクオーツの時計が、私にとっての初めてちゃんとした時計だった。
当時はバブルがはじけた位だっただろうか、デザイナーズブランドのライセンス時計だった。
深い赤というか臙脂色のレザーストラップ、円形でベゼル部分がゴールドっぽいメッキ加工されたケース、今思えばなかなか奇抜で派手な時計だった。
それからおよそ30年、幾つの時計を手に入れてきただろうか。40~50は下らないだろう。
高校生の時には兄が買ってきたLORUSの時計や、TIMEXのサファリを使っていた気がする。
大学生の時はTIMEXのIRONMANをメインに使っていた。
1990年代後半の当時、スニーカーとG-SHOCKの狂乱ブームが訪れ、ラバコレをどうにか手に入れたいとマルイの抽選に申し込んでいたのもよい思い出だ。もちろん抽選に当たることもなく半ば諦めていたのを覚えている。
新宿に行ったときは東口の家電量販店をハシゴした。特に新宿のさくらやウオッチ館には必ず立ち寄っていたものだ。
就職活動の時はSEIKOのSUS(先日復刻されたみたいだ)を、そのさくらやウオッチ館で購入した記憶がある。
そのSUSは数年後、当時お付き合いしていた彼女に譲ったが。
人生で最も買ったのはG-SHOCK、その時々で気になるものだけを定価以下で買い続けてきた。どんなレアモデルだろうと脚で探すタイプの体育会系気質。
フロッグマン、フィッシャーマン、マッドマン…いい思い出ばかりだ。頑丈で気を使わなくてよい、しかも安価という意味ではG-SHOCKは最強の時計であると思う。
そして様々な時計遍歴のうち、誰もが知っているROLEXにも出会い、手に入れた。
そしてこの時計に魅せられた30年のうちの約半分はROLEXがある生活となった。
専門的知識の無い、
一時計ファンの
ROLEXという時計ブランドに対する
全くもって個人的な見解を世間に晒し
時計選びに悩む人の参考になればと思う。
その②につづく…
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