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Vol.1 ウェイファーラーのすゝめ

皆さん、こんにちは。
下町の酒場が大好きで眼鏡屋さんで働いています私ナスと申します。

1回目は私の大好きな酒場について書こうと思っていましたが、写真をまったく撮り溜めていない為、メガネについての考察を上げようと思います。

皆さん、サングラスはしますか?
無数に存在するサングラスの中でも、今回は誰しもが知るであろうウェイファーラーについての考察です。

まず、ウェイファーラーってなんぞや?って方もいるかも知れないので簡単に説明しますと、今はコンタクトレンズの分野で大手のBausch & Lombが、1953年にリリースして以来、未だに根強い人気を誇る歴史的な一本でして、リーバイスの501やコンバースのチャックテーラーと並ぶ不屈の名作なのであります。

このウェイファーラー、年代ごとに微妙に仕様が変わっていまして、1999年にイタリアのルックスオティカに買収されて以来、生産の拠点をアジアに移しています。ここがかなり重要でして個人的には1999年以前のMADE IN USAに拘りたい所だと思います。

個人的に狙い見目は1980年代頃にBausch & Lomb名義で生産されていたアメリカ製のウェイファーラーです。まずはその特徴になりますが、現行のウェイファーラーに比べて生地感がまったく別物になります。
硬質でヌメッとした質感は重量感もあり、まさに実質剛健、さらにテンプルに現行品はray-banのロゴが入るのに対して、80年代の物は無機質な飾り飾りが付くのみとなっていて、下手に主張しない感じが良いです。(この辺りはまぁ好みになりますが。笑)
ヤフーオークション等で探せば値段も安定してるのでおススメです。

また、付属にB&Lの砂内が入ったオリジナルのガラスレンズが付いてれば最高です。日本のメーカーがレイバンカラーと謳った近い色のプラスティックレンズも出ていますが、当時物ならでは雰囲気は名作故に拘りたい所だとは思います。度を入れる場合は素直にプラスティックレンズにしましょう。

当時世界的に爆発的な人気を誇っていたので1980〜1990年代頃はウェイファーラーにかなり似ている(ギリギリアウトではないか?)デザインがかなり多く出回ってまして、その辺りも個人的にはマニアックで好きです。
本家ウェイファーラーにはない、変わったカラーリングも存在するのでその辺を探すのも楽しいです。
本家にもレアカラーが幾つか存在していて、特にウッド調の生地感に仕上げたもの(当時は人気なかったみたいです。)は、何とも言えない夏らしさがあって個人的にずっと探しています。高い!

さて、オードリーヘップバーンやボブディランといったセレブリティが愛用してきたウェイファーラーですが、愛される理由はどんなスタイルにもスッと馴染む普遍的な良さがあるからだと思います。
上向きに伸びる力強いシェイプと、掛けた時に程よく傾斜を効かせた着用感はサングラスとして高い完成度を誇っているかと。ちなみに私はウェイファーラーの回し者ではありません。

あと、サングラスとしてじゃなくてメガネとして使っても何気に雰囲気良いです。映画スタンドバイミーでちょっと不良でおませなテディがメガネとして掛けてて、何となく間が抜けててカッコ良いんです。

すいません。
取り留めのない記事になりましたが、また気づいた事があったら修正していこうかと思います。



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