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映画「水は海に向かって流れる」

原作未読。

高校に入学した直達は、通学のため叔父・茂道の家に居候することに。しかし最寄り駅に迎えに来たのは、見知らぬ女性・榊さんだった。しかも案内されたのはシェアハウスで、会社員の榊さん、親に内緒で会社を辞めマンガ家になっていた叔父の茂道、女装の占い師・颯、海外を放浪する大学教授・成瀬ら、くせ者ぞろいの住人たちとの共同生活が始まる。いつも不機嫌そうだが気まぐれに美味しいご飯を振る舞ってくれる榊さんにいつしか淡い思いを抱くようになる直達だったが、彼と榊さんの間には思わぬ過去の因縁があった。

映画.com

  この映画の存在はTwitterかなんかに流れてきたものの、特に予告も見ず、事前情報ゼロで映画館に足を運んだ。

  まず、見終わった時の感想としては良い意味でも悪い意味でも落ち着いて見れたな〜の一言。
  特にあそこが面白かった!とかつまらなかった!とかいう場面は思い当たらない(2時間総じてみれば面白かった)。
 
  榊さんがバスの最終便を逃して旅館で食事を済ませた後、
  「みんな、しれっと幸せになってんだよ。」
ってセリフはめちゃくちゃ共感。かというは自分もしれっと幸せになってる側だとは思う。

  様々な榊さんを肯定していく直達の姿勢は実直で良かった。好きな人だからとかではなくただ、彼女の幸せのためのこの優しさが心に沁みた。

  榊さんと直達で2人で雨に濡れながら帰るシーンは、直達の、過去のことを半分持つと言ったのにも関わらず、自分がいるせいで彼女に余計な重荷を背負わせてしまっているという状況を表したんだと勝手に思ってる。

  広瀬すずがすごい綺麗でした。あと考えたことなかったけどめっちゃ声いいわ。







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