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シティリーグS4 優勝 ダークパーフェクション(チャーレムV) 【デッキ解説】

〇はじめに

ダウングレードと申します。今回初投稿です。
今年3月の双璧のファイター発売直前ごろにポケモンカードを始め、普段はリモートを中心に愛知県でプレイしています。

今回シティリーグS4で優勝という結果を残すことが出来ました。

カードゲーム歴も対面での対戦の経験もまだ浅いこともあり、構築・プレイング共にまだ未熟ではありますが、備忘録も兼ねてnoteを執筆させていただくことにしました。
参考にしていただける内容がどの程度あるかは分かりませんが、お時間のある際に読んでいただけたら幸いです。


〇デッキの選択理由

あまりnoteで書く内容としてふさわしくないかとは思いますが、愛着で決めました。
ブラッキー&ダークライGXを使用したデッキは愛知CLの2週間程前に、戦えるデッキとして自分が組み始めた最初のデッキで、それ以降ずっとメインデッキとして使用してきました。これまでシティリーグに1度ダークパーフェクションで参加しましたが良い結果は出せていなかったため、レギュレーション落ち前最後のシティリーグでこのデッキを使用することは予め決めていました。
その為、デッキ構築については環境から勝てるデッキを選択したのではなく、使用デッキを決めた上で環境に合わせてチューニングを行ったという形になります。


〇環境予想

私は参加していませんが、マグノリアカップという200人規模の大型の自主大会が10月にあり、それ以降大きな大会がしばらくなさそうだった為それが終了したタイミングで環境予想をしました。
マグノリアカップでの使用デッキ上位は以下の通りだったそうです。

1位.白馬スイクン
2位.ミュウVMAX
3位.黒馬マホイップ
4位.三神
5位.連撃ウーラオス
6位.クワガノン

この内白馬スイクン、ミュウMAX、三神の3つについては有利を取ろうとするとデッキ単位での選択になることが多く、そこまでしても安定して簡単に勝てるようなデッキは少なそうなので上位に残り続けると考えました。
黒馬マホイップについては数が増えるとガラルファイヤーVがそれなりに幅広いデッキに入り得ることからこの時よりは数を減らすと予想し、逆に上位4デッキの内白馬スイクン以外には有利そうなゲンガーVMAX系統がある程度増える可能性があると予想しました。
連撃ウーラオスについてはミュウVMAX、黒馬マホイップがそれなりに数が残ると立ち位置が悪そうなのでこの時よりは数を減らすと思っており、クワガノンについてはベンチバリアのミュウ+ミュウの回収手段等どのデッキでも入れることを検討できそうな対策が存在したため、この時点ではかなり数が減っていくと思っていました。

よってこの時点での自分の環境予想としては以下のような形でした。
使用率多:白馬スイクン、ミュウVMAX、三神
使用率中:黒馬マホイップ、ゲンガーVMAX系統


〇環境へのアプローチ

先ほど環境予想として出した5デッキにに対しての相性を考えると、三神と黒馬マホイップに対しては明確に有利が付いており、その他の白馬スイクン、ミュウVMAX、ゲンガーVMAX系統については不利が付くと考えました。ミュウVMAXについては意見が異なる方もいるかと思いますが、自分の中では「不利になることも多い」という印象でした。
白馬スイクンとミュウVMAXについての厳しい要素を考えた時、共通する要素として以下の3点が考えられました。

1.序盤からボスの指令を連投しながら攻撃してくるハードルがとても低い
2.こちらからデッドムーンGX以外で有効に攻撃していくことが難しい
3.頂への雪道+リセットスタンプが簡単に揃えやすい

前の2点に関しては5デッキの中には入っていませんが、同じく不利が付くデッキであるリーフィアVMAXに対しても共通する点で、序盤から後ろのエネルギーの付いたポケモンやマニューララインを狙われて、デッドムーンGXが撃てない、又は撃つハードルが高い盤面を維持されるのがダークパーフェクションにとって厳しい動きという事になります。
そこで、このような動きに対するアプローチとしてエネルギーを貯めるターンを作り出すという観点からチャーレムVの採用を決めました。
レッド&グリーンを絡めることで2ターンで6エネルギーを加速できるデッキである為、ヨガループのターン+エクストラターンで0エネルギーからでも追加効果ありのデッドムーンGXに必要なエネルギーを確保できます。
また、従来のデッキの場のエネルギーが減るためデッドムーンGX以外で有効に攻撃しづらいという点も、ヨガループの使用が見込める状況ならある程度積極的に行うことが出来るようになり、ヨガループ+デッドムーンGX+1体とサイドを取ることで相手に頂への雪道+リセットスタンプを強く使わせないことも可能となります。

ただ元々基本的な動きが強いデッキではある為、あまりこのギミックに寄せ過ぎず、基本的なダークパーフェクションの強みを出来るだけ残しつつ「後手に回った際に捲り手段としてヨガループのギミックがそれなりの確率で決まるデッキ」を目指しました。

ゲンガーVMAX系統に関しては厳しさの方向性が違うため、従来のデッキと同じくガラルサンダーVを絡ませての対策としています。


〇デッキリスト

以下が当日に使用したデッキリストです。

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〇採用カード解説

【ポケモン】

・ブラッキー&ダークライGX 2枚
このデッキの中心であり、使用できるかできないかでゲームが全く変わるためサイド落ちケアで2枚の採用です。環境的に現物で使用することが多いです。

・ミュウツー&ミュウGX 1枚
環境的に闘タイプがシェア率の高くない連撃と一撃の両ウーラオスくらいしかおらず、このポケモンを使用したい場面が少ないため1枚採用です。

・メガヤミラミ&バンギラスGX 1枚
三神系統に大きく有利が付く理由でもあるので1枚採用です。グリードクラッシュを使用したい場面は後半であることが多いため、ある程度サイド落ちしても3/6くらいでなんとかなる場面も多いです。ギガフォールGXも相手のデッキによっては大きな勝ち筋になります。

・ガラルファイヤーV 3枚
2枚のリストが多いですが、このデッキの場合はヨガループルートを考えた時に、先に殴るのに1枚+後半の加速役で1枚の最低2枚使用したい場面があるため3枚としています。

・マニューラGX 2枚
2枚使用する場面は少ないもののこのデッキの核であるため、サイド落ち+序盤にひいてしまう等のケアで本当は3枚採用したいです。直前まで3枚でしたが枠の関係で最終的に減ることととなりました。

・ニューラ 3枚(水2+悪1)
ナツメ&ハチクで柔軟に持ってこられるよう枚数を分けています。ナツメ&ハチクで悪の方を持ってきたい場面は少ないですが、一応パワータブレットなしでミュウVのサイコジャンプを耐えるという優位性はあります。

・シルヴァディGX 1枚
個人的にはあまり評価が高くなく、入っていないリストをずっと使用していましたが、チャーレムVを採用したことで要求枚数が増える場面が多くなったため採用しました。
評価が低かった理由は2点あり、1点目はダークパーフェクションはベンチがシビアなデッキの為、毎試合このポケモンを立てる前提でゲームをすることが強くないと感じていたこと。2点目はポケモンの枚数が多いデッキの為、ポケモンを多く引いてしまうとあまり手札を減らせず有効なドローに繋がらない場面が多いと感じていたことです。
この考え自体は大きく変わっていないため、「立てられれば強いけど立たなくてもゲームをできるポケモン」として1枚採用としています。ゲッコウガ&ゾロアークが採用されていないためエネルギー2つで技が撃てる貴重な存在でもあります。

・タイプ:ヌル 1枚
HP110とHP100の差が出る場面より逃げエネの差が出る場面の方が多いと判断してHP100の方を採用しています。シルヴァディGXの項で述べた考え方より1枚の採用です。

・ガラルサンダーV 1枚
ゲンガーVMAX系統やパルスワン系統、ムゲンダイナ等への対策カードです。ゲッコウガ&ゾロアークGXが採用されていないため、エネルギー2つ以下で攻撃できる可能性のある枠としても重要なポジションです。

・チャーレムV 1枚
こちらの序盤の動きが弱い、又は相手の序盤が強い時の捲り手段です。オーラバーンorらいめいげりorグリードクラッシュで多くのポケモンVを、ブラックランス×2で多くのポケモンVMAXをターゲットとしてヨガループ圏内に入れることが出来ます。殆ど読まれないですが、ポケモンの道具やマオ&スイレン等で簡単にプランが崩壊しかねないため過度に信頼しないことが重要です。

・ガラルファイヤー 1枚
従来のデッキではエネルギー加速の補助や終盤のアタッカーとして使用されています。ただデッキの性質上ナツメ&ハチクが絡まないと有効に加速できる場面は少なく、使用したターンに移動できないとボスの指令でも倒されやすいため自分はあまり信頼していません。エネルギーの加速もこのデッキではチャーレムVが一部の役割を担っているため従来のデッキよりは役割が薄めになります。私は自分のプレイングに不安があったため、勝ち筋を残すという意味で1枚採用しましたが、もしかしたらもう少し上手い人にとってはノイズになるかもしれません。

・アクジキング 1枚
ミュウVMAXに対してデッドムーンGX+裏のウィークガードエネルギーの付いていないミュウVと取ることが大きな勝ち筋の1つとなるため採用しています。その他デッキに対しても不利な状況で勝ち筋を残せるルートが増えるため精神的にも良いです。

・デデンネGX 2枚
説明するまでもなく序盤の事故回避や終盤の山堀り等で有用なカードです。ただ、ベンチの枠はとても貴重なので使用する場面は慎重に検討する必要があります。

・マーシャドー 2枚
頂への雪道の対策カードです。スタジアムへのアクセス手段がなく、このカードがサイド落ちすると苦しいため2枚採用です。

・ミュウ 1枚
私の事前の予想と反してクワガノンが全く減らなかったため前日に採用しました。ゲッコウガ&ゾロアークGXが不採用なことと、ミュウツー&ミュウGXの採用を1枚にしていることで従来のデッキより連撃ウーラオスに対して厳しめであるため、そこに対する補強にもなっています。

【トレーナーズ】

・クイックボール 4枚
殆どのポケモンがたねポケモンで構成されているため、減らす理由が特にありません。

・ポケモン通信 2枚
不本意なトラッシュが多いデッキの為、必要な札をデッキに戻せるカードは貴重です。数少ないマニューラGX、シルヴァディGXへのアクセス手段でもあります。前日まで3枚で回していると思い込んでいたのですが、デッキ登録の段階で2枚で回していたことに気づきました・・・。

・タッグコール 4枚
このデッキのエンジンです。タッグチームGXの数を減らしているため終盤は腐ることが多いですが、序盤にナツメ&ハチクを実質6枚に出来るメリットは非常に大きいため4枚採用です。

・ふうせん 3枚
ターン中2回入れ替えをしたい場面は殆どなく、手札をトラッシュする機会も他のデッキより多いため、引いた時点で使えるという点でポケモン入れ替えより相性が良い事が多いです。デッキの性質上攻撃するポケモンがターンの開始時に場にいないことも多いため、1枚で2回以上入れ替え手段として使用できる点も優秀です。


・普通の釣り竿 1枚
元々トラッシュに行ったガラルサンダー用のエネルギーに触れるための枠で、キバナ→クララ→普通の釣り竿、と変化しました。1枚採用のポケモンが多いため、このカードの存在のおかげで一応勝ち筋は残る、という場面もわりと多いです。このカードがないとミュウを採用したところでクワガノンには絶対勝てないため、対クワガノンでは使用が必須になります。

・ナツメ&ハチク 2枚
序盤の展開の安定を支えてくれるカードです。2回使用したい場面は少ないですが、このカードがサイド落ちすると後1のタッグコールがサポートに繋がらないため2枚は必須です。シルヴァディGXが使用できる場面では手札さえあれば疑似博士の研究としての使用も出来ます。

・レッド&グリーン 2枚
基本的にはゲーム中1回使用できればいいカードですが、1回は必ず使いたいカードでもあるため2枚採用です。ただし、相手のVMAXをターゲットとしてヨガループを狙っていくルートを取る場合は2回の使用が必要な場面も存在します。

・シロナ&カトレア 1枚
他のサポートの疑似n枚目となります。相手のマリィ等で事故らされてしまった際にタッグコールから持ってこれる貴重なドローカードである為、グズマ&ハラやマオ&スイレンと比べて個人的には優先度が高いです。

・博士の研究 2枚
入っていないリストも多いですが、個人的には2枚以上は入れたいと考えています。理由としては2点あり、1点目は中盤以降山札を掘れる手段が乏しいこと、2点目は初手でデデンネGXを出来る限り使用したくないことです。
1点目についてはダークパーフェクションというデッキがレッド&グリーン後のデデンネGXorディスクリロードの引きへの依存度が非常に高いと感じており、それ以降は引けなかった必要札へのアクセスが非常に限られるため、出来る限り当たり札となり得るカードを増やしておきたいという考えです。
2点目については、例えばヨガループのルートを選択する際には基本的にチャーレムV、マニューラGX、ガラルファイヤーV、デッドムーンGX要員の4体が場にいる必要があり、デデンネGXやシルヴァディGXのようなシステムポケモンに使える枠は2つになります。その為、例えば後1にデデンネGX経由でサポートを展開すると、シルヴァディGXか2回目のデデンネGXのどちらかの使用は諦めることになります。これはチャーレムを使用しない場合でも言えることで、予備のニューラやマーシャドーの枠、不本意なポケモンでスタートした場合等を考えると、ダークパーフェクションにとってベンチの枠というのはとても貴重なリソースの1つです。
また1点目にも絡むことですが、デデンネGX自体が終盤に山を掘ることの出来る貴重なカードであり、それを1ターン目に使用してしまうというのはこのデッキにとっては大きな損失になります。
このような理由からデデンネGX経由でスタートすることは終盤の展開を大きく阻害する要因となり得るため、出来る限り直接サポートで展開出来る確率を高めたいという考えからこのカードを採用しています。

・ボスの指令 3枚
4枚のリストが多いですが、自分はレッド&グリーン後直接引く確率を高めるよりはもう1段階掘りに行くことを選択しているため3枚です。チャーレムを採用している関係で従来のデッキより少し速攻の意識が薄れているという理由もあります。シロナ&カトレアで持ってくることが一番多いカードです。

・トキワの森 2枚
序盤の理想的な展開を支えてくれるカードです。グズマ&ハラを採用していないこともあって頂への雪道を割れる貴重なカードとなっており、あまり理想に拘って走りすぎると痛い目に逢いやすいです。張るタイミングは考えましょう。

【エネルギー】

・基本悪エネルギー 10枚
ゲッコウガ&ゾロアークが不採用の為明確な必要枚数はありません。ただ、要求枚数が多いこともあって意外とエネルギー事故は起こるデッキタイプの印象があるのでこれくらいは欲しいです。

・基本闘エネルギー 1枚
オーロラエネルギーと選択です。デッキの性質上序盤に不本意なトラッシュをすることも多い為、「ガラルサンダーV+エネルギーのような複数枚を絡めた対策手段を用いる場合、トラッシュから触れる手段がないと有効な場面で使用できる可能性は低い」という考えから基本闘エネルギーを優先しています。


〇不採用カード解説

環境に合わせてチューニングする中で検討した主なカードについて記載します。

・ゲッコウガ&ゾロアークGX
エネルギー2つで攻撃可能なため先殴りしやすい、枚数によってはVMAXも1回の攻撃で倒せるようになる等とても強いカードです。ただ「どんなデッキにもそれなりの仕事ができるカード」という立ち位置で、このカードの有無で明確に勝ちプランの立ち回りやハードルが変わるデッキが殆どなかったため枠の関係で不採用となりました。先殴りしにくくなるという点もチャーレムVの存在で多少軽減されているという理由もあります。

・クチートGX
白馬スイクンに対するカードとして採用を検討していました。殆どの白馬がスイクンと同居している為、160ダメージを出して1回の攻撃で白馬VMAXを倒せる場面も多くなりました。ただ、序盤にボスの指令を絡めて攻撃されるという一番キツイ場面で160ダメージを出せるかがかなり怪しい事と、有効に使用できたところで3枚サイドを取ると雪道+リセットスタンプを狙われる確率が高い事から、勝ちに直結しないと判断して不採用となりました。

・リセットスタンプ
採用されているリストも見られますが、デッキの性質上序盤のトラッシュが激しく、後半は縦引きもサーチも他のデッキと比べ厳しいため、自分は不採用としています。採用するのなら2枚は入れないと有効なタイミングで使用できる確率は低いと思っています。

・ツールスクラッパー
前日までミュウの枠で採用を検討していました。苦手なスイクンVやザシアンVに対してオーラバーンやグリードクラッシュからヨガループルートに入れる確率が上がります。ただ先殴り出来ればタフネスマントを付けられる確率も下がるという事と、そもそも採用しても中盤までにサーチも出来ないこのカードを引くハードルがそれなりに高い為、絶対的に強くなれる訳ではないという事から枠の関係で不採用としました。


〇各デッキへの立ち回り

主に苦手寄りなデッキについて記載します。

・ミュウVMAX 相性:五分
ミュウVMAXをデッドムーンGX+裏のウィークガードエネルギーの付いていないミュウをアクジキングで倒すorゲノセクトVをターゲットにしてヨガループからデッドムーンGXに繋げる、のどちらかのプランを目指します。
どちらも厳しそうであれば従来通りブラッキー&ダークライGXやメガヤミラミ&バンギラスGXの現物を前に置いて戦います。

・白馬スイクン 相性:不利
先に展開できればグリードクラッシュ等で白馬やスイクンVに攻撃してテンポを取りますが、大抵は後手に回ることが多いです。後手に回った場合はスイクンVか白馬をターゲットとしてヨガループから捲るルートを取るか、アクジキングを絡めて捲る形を目指します。相手のベンチやエネルギーの状況で選択するルートを慎重に選ぶ必要があります。いずれにしても不利であり、時間が経つ程より不利になっていく為スピードが大切になります。

・ゲンガーVMAX 相性:不利
基本的にはガラルサンダーVとデッドムーンGXを絡めていくことになると思います。
ただ、ゲンガーVMAXは最近色々なタイプが増えていることもあって十分に想定しきれておらず、正直自分の中でも詳しい立ち回りが固まっていないです。

・リーフィアVMAX 相性:微不利
リーフィアVMAXの最初の攻撃の返しでデッドムーンGXを撃てれば大体勝てますが、出来ない試合の方が多いです。
それが難しそうな場合は2-2-2でサイドを取られないようなベンチを作りつつリーフィアVMAXにブラックランスを2回当て、ヨガループからデッドムーンGXで捲るプランを目指します。
ヨガループのターゲットが積極的に前に出てきてくれる為、白馬やミュウと比べるとヨガループルートのハードルは低めです。

・クワガノン 相性:不利
ミュウを釣竿を絡めて2回使用し、ブラッキー&ダークライGX、ミュウツー&ミュウGXもフルに使って相手に5回以上の攻撃回数を要求することを目指します。
デッドムーンGXはボスの指令でミュウが倒された時か、デッドムーンGX+次のターンの攻撃でクワガノン、インテレオンのどちらかのラインを全て倒し切れそうなタイミングで撃つ事を狙います。
ボスの指令は基本的にクイックシューターのインテレオンに対して使うようにします。
こちらの方が圧倒的に要求が高い為かなり不利マッチです。
ブラックランスでエネルギーを保持しながら継続的に相手を倒して、どこかで相手が下振れてくれることを祈ります。

・その他非エクデッキ 相性:不利
基本的に相手が展開しきらないうちにデッドムーンGXを撃つことを狙います。
相手がタッグチームを1回の攻撃で倒せない且つ山札の消費がそれなりに激しいデッキの場合はエネルギーを貯めてギガフォールGXでLOを狙うプランも検討します。


〇当日のマッチ

予選

1.連撃ウーラオス 先行〇
先2で相手のデデンネGXをガラルファイヤーVで倒しながらニューラとミュウを展開。先3でミュウツー&ミュウGXで連撃ウーラオスVMAXを倒してそのまま押し切り勝ち。

2.黒馬マホイップ 先行〇
相手の回りが芳しくなくてマホイップを展開できなかったため、ガラルファイヤーVを2体展開し、黒馬を倒し続けて勝ち。

3.リーフィアVMAX 先行×
相手が序盤事故っていた為ガラルファイヤーVでメッソンを2回倒すも、こちらも相手のマリィで完全に止まってしまう。ガラルファイヤーVを2回倒された後盤面エネルギー3つの状態から、手札に抱えていたガラルファイヤー+悪エネルギー+博士の研究で展開し、博士の研究でマニューラGX、ガラルファイヤーV、デッドムーンGX要員、ふうせん、トキワの森にアクセスできればデッドムーンGXが撃てる状況をつくるも、そんな無茶な要求が通る訳もなく負け。

4.鋼バレット 先行〇
相手がかなり事故っており、序盤全く展開できなかったためその間に先行してサイドを取り進める。最後はザシアンVにデッドムーンGXからボスの指令で〆めて勝ち。

予選 :3勝1敗  8位通過

本戦

準々決勝 三神ザシアン 先行〇
相手が後1オルタージェネシスを使えなかったため、先2でガラルファイヤーで先殴りする。相手は後2でオルタージェネシスGX。朽ちた剣が採用されていた場合返しで倒される可能性もあったため、少し迷うも1エネデッドムーンで切り返せると判断してエネルギーを6個つけたミュウツー&ミュウGXでグリードクラッシュを使って倒す。相手がこちらを倒せなかったためデッドムーンGXで〆て勝ち。

準決勝 クワガノン 先行〇
先行2でブラッキー&ダークライGXでブラックランスを撃ち始めるも、ミュウまでは繋がらない。マニューラGXをクワガノンで倒され、さらに相手のマリィでこちらが完全に止まってしまい、ドローしてブラックランスだけで終わるターンが続く。しかし相手も回りが良くなく、攻撃できないターンが1回、インテレオンでアクアバレットを撃つターンが1回出来る。相手のマリィ2回目でようやく動けるようになり、ミュウも置けて、終盤サイド2-2で新しいタッグチームでデッドムーンGXを撃てれば勝ちの場面が出来るも、相手のやまびこホーンでベンチが狭く繋がらない。最後相手のベンチがデンヂムシとジメレオン1体ずつ。手札3枚(内2枚はクワガノンとデンヂムシ)でラスト1枚のレスキューキャリーにアクセスされれば負けの状況で残りHP150のブラッキー&ダークライGXでお祈りブラックランスを撃ち、相手がアクセスできなかったため勝ち。

決勝 リーフィアVMAX(悪) 後攻〇
先2でリーフィアVMAXで攻撃を始められるも、エネルギーの付いたポケモンを倒されなかったため後2でデッドムーンGXまで繋がり、そのまま押し切って勝ち。

最終成績:6勝1敗 優勝


〇最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでいただいた方は分かるかと思いますが、今回の優勝はマッチング、相手の事故とこちらの事故のタイミング、先攻後攻等多くの運がかみ合った結果であり、正直自分が優勝できる実力があったかどうかはかなり怪しいと思います。
それでもポケモンカードを始めた時からずっと使ってきたデッキの最期にこのような結果を出せたことはとても嬉しく思います。

当日は知り合いが一人もいない中でしたが、気軽に話してくださる方が多くとても楽しかったです。対戦していただいた方、運営の方、本当にありがとうございました。
そして、いつもポケモンカードで遊んでくれている友人、始めるにあたり誘ってくれた友人に感謝しています。

質問・感想等ありましたらTwitterのDM等に送っていただければ返信致します。また、私自身ポケモンカードを始めてまだ日が浅くポケカ関係の知り合いも少ないため、気軽にTwitterのフォロー等していただけると嬉しいです。今後はもう少し対面での対戦に参加する機会も増やしていきたいと思ってますので、特に愛知県付近の方はよろしくお願いします。

ありがとうございました。

Twitter:@down_grade_152


〇おまけ

シティリーグ前日に入った「いかざき」という海鮮居酒屋がとても美味しく、値段もお手頃で非常に満足度が高かったです。
もし山口県に旅行の予定がある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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↑フグのから揚げ(780円)の図

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