赤ちゃんトレーニング~運動編~
赤ちゃんトレーニングのby your sideです(*^^*)
2014年から250件以上のご家庭を訪問し、「赤ちゃんが寝てくれない」「夜泣きがひどい」などの相談を受け、日本の生活や考え方に合わせた浅野式ねんねトレーニングを考案。その後ただ寝ればいいわけではない、「食事」「運動」「睡眠」の3つのバランスを整えていく「赤ちゃんトレーニング」を考案しました。noteではこの赤ちゃんトレーニングの考え方、やり方などをお伝えしています。(詳しくはこちらの記事をご覧ください*)
この記事では「運動」についてお話しします。
産まれたばかりの赤ちゃんたちは、約1年ほどすると自分の足で立って歩いていきます。誰かが教えた訳でもなく、勝手に…
はたして、本当に"勝手に"なのでしょうか。
今までたくさんの赤ちゃんをみてきましたが、発達には個人差が多く見受けられました。それは、様々な原因が影響しています。どんなことが影響するのだろう。ひとつには『環境』がとても大切であると感じたのです。
子どもたちは、様々な機会にふれさせてあげることで、たくさんのことを経験していきます。乳幼児のこの時期に経験をさせてあげることができるのは、身近な家族の存在が大切です。
産まれてすぐ、お母さんの母乳を飲ませることがあります。赤ちゃんをお母さんのお腹の上に腹這いにして置くと、おっぱいの匂いのする方向へ端っていきます。ゆっくりですが前へ進もうとするのです。
赤ちゃんたちはお腹の中でたくさん動いて練習をしています。お腹の中では羊水に浮かんでいます。重力は感じていませんでしたので産まれると急に身体は重く感じることでしょう。まだまだ上手ではありませんが、一生懸命に動かそうとします。
アフリカのサバンナで産まれた野生動物たちは、産まれてすぐに立とうします。産まれたばかりの赤ちゃんたちほど、獲物に狙われやすく危険なのです。すぐに立って逃げることができなければ襲われてしまいます。
人間はそこまで危険な世界で暮らしている訳ではありませんので、1年ほどの歳月をかけて歩けるようになります。動物に比べると随分とゆっくりですね。
仰向けの状態から、歩く練習に繋がるのでしょうか。
赤ちゃんたちが、仰向けで手足をバタつかせているのを見ると地を探しているように感じます。
腹ばいにすると、地をつかみ、前へ前へと一生懸命に進もうとするのです。
赤ちゃんをうつ伏せにして運動させます。
私たちby your sideの赤ちゃんトレーニングでは、産まれてすぐからこの腹ばい運動を行います。
✔頭を持ち上げることができるようになる
✔目から入る刺激が多い
✔のちにハイハイへの移行がしやすくなる
✔腕や肩の筋力がつく
✔肺機能が向上する
✔歩行ができるようになった時に転びにくい
✔バランス感覚が身に付く
腹ばい運動はこのような影響があると言われています。
この他にも、様々な影響があると感じています。
★お子さまに与える影響
✔身体能力の向上
✔興味・関心が多くなる
✔自分でやりたいと頑張る
✔新しい遊びを自分で探しに行こうとする
✔ひとりで遊べる時間が長くなる
★ご家族さまに与える影響
✔お子さまにチャレンジさせる気持ちがご家族に沸く
✔お子さまを良く観察するようになる
✔できないことがある時すぐに助けるのではなく
応援して見守ることができる
✔お子さまの小さな成長に気付きやすくなる
★参照
【動画】寝返り練習・腹ばい運動のやり方(有料)
新生児からはじめたい腹ばい運動のやり方を動画でご説明しています♪
赤ちゃんたちに毎日触れていると、いつも思うことがあります。
『赤ちゃんってやっぱりすごい!』
ちゃんと教えてあげると、ちゃんと覚えます。できなくても何度も何度もチャレンジします。様々な方向から物事を見ています。興味深く、関心事が多くたくさんのことを吸収していきます。昨日までできなかったことが、今日突然できるようになるのです。
大人の物差しではけっして計ることができません。
私たちは、いつでも子どもたちの力を信じ、最大限のサポートをしてあげたいと願っています。
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