食養〜ひび割れ、赤切れ、しもやけ〜
食養〜ひびわれ、赤切れとしもやけ〜
今回は、ほとんど大森英櫻先生の資料そのままをご紹介いたします。
●ひびわれ、赤切れ。
【原因】
・皮膚に古塩が多く、皮膚が硬くなり陽性過多で割れる。
・古塩が多くなるのは、日本人は昔から出汁(煮干しや鰹節)を毎日のように使い、干物(スルメやさきイカなど)や干し魚などをよく食べます。
このように乾燥させたタンパクと塩気が蓄積して徐々に硬くなったと考えられています。
現代の若者が皮膚がカサカサで、アトピーが多いのは、出汁だけではなく、卵、牛乳、エビ、カニ、イカ、タコ、貝類などのタンパクを食べすぎているとも考えられている。
逆に、甘いものが多いと湿疹が増えたりする。
⭐️踵が固くなっているのは、大腸の粘膜、腎臓と固くなっていると考えられています。
●しもやけ
【原因】
・甘いもの、果物、芋類、酢の物などの陰性を摂りすぎと考えられている。
・血液中の水分量が多く血液の流れが悪くなり、
指先まで血液が届きづらくなっている。
・陰性の摂りすぎで、表面の血管が開き緩みすぎて、血液を全身に流れづらくなっている。
【食事法】
・主食を、玄米、ほうとう、うどん、そうめん、ひやむぎ、お好み焼きを食べる。
・血管を柔らかく弾力を持たせるために、里芋、ジャガイモ、さつまいも、豆腐、厚揚げなどの(K カリウム)が多く組織を緩める野菜を体調を見ながら調理法を考えて取り入れる必要がある。
おでん、味噌汁、炒め物、煮物などで、味付けもようせな人は、やや薄く、体質が陽性でも現在回っている血液が陰性な人はやや濃いめの味付けにする。
極陽性の状態であれば、豆腐や冷奴でも良いし、ジャガイモのふろふきでも構わない。
・ほうじ茶、ハト麦茶、たんぽぽコーヒー。
痒い時は、しいたけスープ、第一大根湯。
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