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【有名YouTube50チャンネル分析③】YouTube「チャンネルホームに表示される動画一覧」の設定に関するデータ調査報告
チャンネル登録者平均が約27万人となる有名YouTube50チャンネルを分析し、
そのチャンネル設定をデータ化する企画です
企画詳細についてはこちらの記事を参照ください
今回は「チャンネルのホーム画面に出てくる動画一覧」の設定について調べました
「チャンネルのホーム画面に出てくる動画一覧」とは
YouTubeチャンネルページに表示される動画などのコンテンツ群です
正式には「セクション」といいますので、以後はセクションという呼称を使っていきます
下記画像の「おすすめ」「動画」「人気の動画」など、1行が1つのセクションです
![](https://assets.st-note.com/img/1720271475495-WrhBoJRX91.png?width=1200)
設定方法
YouTube Studioの チャンネルのカスタマイズ>レイアウト>注目セクション より設定ができます
12個までのセクションが設定できると書かれています
セクションの上下の配置はドラッグアンドドロップで自由に入れ替えすることができます
![](https://assets.st-note.com/img/1720271597182-ZXpIFOZIW1.png?width=1200)
追加できるセクションは以下のようなものがあります
※グレー文字となっている箇所は既に表示設定しているものです
![](https://assets.st-note.com/img/1721513420918-Gt6ILOdurH.png?width=1200)
調査データ
「セクション別設定率」「1チャンネルでのセクション設定数」「一番上に表示されるセクション」「優先表示設定されているセクション」について調査し以下のようになりました
セクション別設定率
※各セクションの補足説明を含めています
※再生リストは一つでも再生リストを設定している場合が対象です。1つのチャンネルで複数の再生リストを登録していてもチャンネル数を1としてカウントしています
おすすめ・・・45チャンネル(90%)
動画・・・36チャンネル(72%)
※投稿動画を投稿が新しい順に表示
人気の動画・・・35チャンネル(70%)
※投稿動画を人気の動画順(再生数が多い順)に表示
再生リスト・・・28チャンネル(56%)
※自身が設定した任意の再生リストの1つを表示
ショート・・・27チャンネル(54%)
サブチャンネル・・・16チャンネル(32%)
メンバー・・・15チャンネル(30%)
※メンバーシップメンバーとお礼メッセージを表示
調べたところメンバーシップの設定をして
メンバーが8名以上にになると自動表示されるとのことです
作成した再生リスト・・・11チャンネル(22%)
※再生リストの一覧へのリンクを表示
おすすめチャンネル・・・4チャンネル(8%)
※自分が運営している以外のチャンネルURLを指定して表示
メンバー限定の動画・・・3チャンネル(6%)
![](https://assets.st-note.com/img/1720333201297-N4vwaXd0No.png?width=1200)
セクション設定数
1チャンネルに設定されるセクションの数を調査しました
平均:6.22セクション
※設定しているチャンネル数が多いセクション数を強調表示しています
1セクション・・・0チャンネル
2セクション・・・2チャンネル
3セクション・・・7チャンネル
4セクション・・・11チャンネル
5セクション・・・5チャンネル
6セクション・・・6チャンネル
7セクション・・・6チャンネル
8セクション・・・2チャンネル
9セクション・・・2チャンネル
10セクション・・・3チャンネル
11セクション・・・1チャンネル
12セクション・・・2チャンネル
13セクション・・・2チャンネル
14セクション・・・1チャンネル
![](https://assets.st-note.com/img/1720334381084-L67qK2vyvV.png?width=1200)
一番上に表示されるセクション
設定されたセクションの中で、一番上に表示されたセクションの設定チャンネル数です
おすすめ・・・34チャンネル
メンバー・・・14チャンネル
動画・・・1チャンネル
人気の動画・・・1チャンネル
※「メンバー」 はメンバーシップ設定しているほとんどの方が一番上に表示されていましたので、標準設定でそうなっているのかもしれません
ただ、一つのチャンネルでは一番上に設定されていなかったので変更もできるのかもしれません
![](https://assets.st-note.com/img/1720334448804-rpUvAWH7Qc.png?width=1200)
上部に表示される率が高いセクション
チャンネルごとに設定されたセクションに対して、1番目を5pt、2番目を4pt、3番目を3pt、4番目を2pt、5番目以降を1ptとした独自の計算基準で算出しました
おすすめ ・・・214pt
再生リスト・・・161pt
動画・・・116pt
人気の動画・・・102pt
メンバー・・・71pt
ショート・・・50pt
サブチャンネル・・・27pt
作成した再生リスト・・・14pt
メンバー限定の動画・・・6pt
おすすめチャンネル・・・5pt
![](https://assets.st-note.com/img/1720334775982-9kkuV9BBpd.png?width=1200)
考察
視聴者の関心に合わせてAIが動画を表示してくれる「おすすめ」を一番上に配置する人が多く、全体の90%の人が設定するほど重要視されていることが分かりました
チャンネル開設当時のことは忘れてしまいましたが、チャンネルのデフォルト設定で「おすすめ」が一番上に設定されていたのかもしれません
また「動画」「人気の動画」のような、動画一覧が表示されるセクションも重視されています
「再生リスト」はチャンネルによって扱いが大きく分かれ、複数の再生リストを表示しているチャンネルもあれば全く取り扱っていないチャンネルもありました
再生リストについては後日専用の記事で分析を行う予定です
1チャンネル内で表示設定されたセクションは3~7セクションが多く、平均6.22という結果となりました
おしまい
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その他参考記事はこちらです
【有名YouTube50チャンネル分析①】YouTube「動画右下の小さいチャンネル登録アイコン」に関するデータ調査報告
【有名YouTube50チャンネル分析②】YouTube「終了画面」の設定に関するデータ調査報告
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