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「人」ではなく「作品」で評価してもらえる、匿名アカウントならではのたったひとつの方法

どうも、足は末端冷え性なのに掌は温かいので、直接触って温度のバランスを取っているテツです。

今回は「どのくらい活動を露出させるべきか」について話したいと思います。

「べき」というとかなり押し付けがましいですが、この記事を最後まで見ると、その意味がわかると思います。

なぜなら、この方法を取っている方は思ったよりも少ないのでは?と思ったからです。

大抵の人は「べきでない」ところから、スターを目指したり、自己流を見つけようとしていますが、正直そういったことを「ひとつのアカウントから」始めようとするのは、少なくともSNS的に向かないやり方です。

ではどうしたらいいのかを、ここで話せたらと思います。

ここでいう活動の露出というのは、作品ではなく、創作者本人の活動の事です。

ところで特徴的なクリエイターというは、本人も魅力的なカリスマがあるか、はたまた独創的な変人だ、というステレオタイプがあります。

これはだいたい歴史的な芸術家のせいです。(まぁ変な芸術家の代表格であるダリは、演技であったという説もありますが)

実際に作り手と関わりを持つ人は、そのような変わり者ばかりではないことにすぐ気づくでしょう。そもそも常識的な人がいなければ、その界隈は成り立たないはずです。

しかしなにを思ってか、作品に人格を引っ張られてしまう人がいます。ちょっと良い言い方をし過ぎましたね。つまりは作品だけでは奇人ぶりを表現できず、奇行に走るという事です。

私はこれで会話が成り立たなくなるクリエイターを何人も見てきました。

作品が相応ならそれも箔がつきますが、そうでない場合は、それは、もう...

つまり僕は、創作をしていく中でひねくれていく人を、これ以上見たくないのです。

タイトルの答えを言いましょう。匿名アカウントで活動できる今の時代、そういった仮面は後からいくらでも被れます。

まずはとにかく、前に出るという時期を決めてみましょう。作品を公にせずしまい込むのは論外ですが、自分という「人」も他者に見てもらう必要があります。

そうしてその場所で他者と交流し、きちんと自我を形成できたと、自他ともに認められるまで成長できたなら、新天地で活動をはじめてみます。

新天地と聞こえの良い言い方をしましたが、ネット上の場合、要するに単なる新規別アカウントです。

その後、その場所で「なぜか分からないがやたら出来る人」としての地位を確立します。

その為に、前のアカウントで培ったスキル、発信力、人脈、他己評価、それらをすべて新規アカウントの初投稿群に注ぎ込みます。

きっとこう言われるはずです。「とても初投稿とは思えない」

こうなれば、後は仮面を選び放題です。作品を際立たせる為に変人を極めるのも、作品と人格のギャップで目眩を起こさせるのも自由です。

僕がはじめにこの経験をしたのは、ほんの些細な事でした。

職場を半ばクビのかたちで退職した僕が、これで動画制作に関わるのは最後にしようと行った職業訓練校で「何故ここにいるか分からない」と言われるほどのクオリティを皆の前で披露できた、という経験です。

これが私のフリーランスのきっかけとなりました。

あの時は十何人でした。僕は今それを、増やして行こうとしている最中です。

貴方の知るコミュニティにいる「飛び抜けた才能を持つ人物」を一人思い浮かべてください。

それは辛苦を舐めた誰かのアカウントの、別アカウントかもしれません。

最後に、ここまで見てくださったので言いますが、僕の今のアカウントも初めてではないです。

つまりこれは、これからも僕の中で繰り返して行くことです。

なのでもし、いきなりこのアカウントが動かなくなったその時は、巣立ったのだと思ってください。それまでは僕も半人前として、精一杯続けさせて頂きます。

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