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ゴルフクラブの魅力

僕はゴルフクラブが大好きです。
ゴルフクラブ自体に魅力があると思っています。
見ているだけで一杯飲めますw

ただの道具でもありながら、美しさもあり、機能性として結果に対する期待もふくらませることができる、そんなもの他にはないのでないしょうか?

美しさという点では、曲線美というのでしょうか?特にウッド系(メタル系)のヘッドそのものの形状というのは、絶妙ですね。
アイアンもホーゼル部からフェースへのつながりや、フェース全体の形状というのは、美しい曲線だと思いませんか?

実は、あの曲線、一筋ではないのはご存知ですか?
単純な円弧ではないことはご理解いただけると思いますが、非常に複雑な形状で、設計の時に、その円弧が幾重にも重なり合って、それを繋げた結果があの形状になっています。

パーシモンウッドは手で削って仕上げてました

・ 人間の目

ゴルフクラブの黎明期は100年以上昔の話ですから、もちそん、CADは存在せず、ヘッドの形そのものは、人の手で削られて作られたものでしょう〜

おそらく、まずは結果の出せるもの、ゴルフゲームに欠かせないボールをきちんと飛ばすための形状を目指したはずです。
例えば、ボールの当たるところの強度を上げたり、打ち出したい方向に飛びやすいものを試行錯誤されていたと思います。

その上で、やはり「構えやすさ」を追求したものと考えられます。
見た目の良さは、構えやすさに繋がり、ゴルフのしやすさ、結果(球筋)をイメージしやすいものだったのでは?と思っています。

曲線美というものは、一つの機能美でもあり、機能を追求していくうちに出来上がってきた美しさだと思っています。
これらは、自然界にあるものに近く、また、見た目にもやさしい、違和感のないものになりやすいと考えます。

現在、売られているクラブは、ほとんどがCADによる設計ですが、これらの大元になったものはすべて、長い年月をかけて、人間が作り上げてきたものだったことは言うまでもないでしょう。

CAD導入期は、やはり、その辺りが荒く、やや人間の目には違和感の合ったものがあったのも否めません。
ですが、最近の進歩により、違和感が減っている、というよりほぼ分からなくなってきているモデルが増えていることに驚いてもいます。

非常に自然な曲線を描いているヘッド形状は、見ていても飽きないですし、どの角度から見ても美しかったりします。

人間の目(脳)は、本当に非常に優秀で、このあたりの小さい違いというのを認識できます。
特に、毎日見ている人にとっては、ちょっとした差でも気づくことができたりしますし、それを違和感として感じる人も少なくないです。

アイアンもたくさん人の手が入っていました

・ 好みは全開に!

やはり、好みは全開に出していただいて好きな形状を選ぶというのが一番だと思います。

結果が良ければ形状は何でも良いというのも一理ありますが、構えやすいから、結果も良くなるという方が大きな要素だと考えています。

本当に微妙なお話で、例えば、
ロフトが0.5度くらい立っているだけでも、上がらないのでは?と反応し、すくい打ちになったりする方もいらっしゃいます。

上がりすぎるから球を低くしたい、番手の距離間隔を調整するために距離を伸ばしたい、という狙いでアイアンのロフトを立てたけど、結果が伴わないというのはよくある話です。それらを人間だからという理由で納得していただくために、この「反応」という言葉をよく使いますので、覚えておいていただけると嬉しいです。

なんか、アドレスがなかなか決まらず、もじもじすることってないですか?
これらはすべて違和感に「反応」しているからなんです。

スライス防止でクローズフェースを選んだり、フックを嫌がる方はオープンフェースを選びがちなのも、自然の「反応」だと思います。

なので、皆さん!
結果が悪いのは、もしくは改善されないのは、クラブに違和感があるからかもしれませんよ!

美しさを感じるものは、構えやすいものに近づける一歩だと思いますし、このあたりに徹底的にこだわったクラブ選びは大いにありだと思っています。

そのためには、たくさんの形状を見ることも大事でしょう。
お店に行く機会がありましたら、たくさんのクラブを構えてみて、しっくり来るものを探してみるのもありだと思いますよ!

そういう楽しみも、ゴルフの楽しみの一つ!だと考えています。


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