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7月の日記・蕎麦

蕎麦

三日連続、蕎麦を食べた。暑い。蕎麦じゃない日はうどんを食べている。暑い。何も考える気が起きない。暑い。日記のタイトルも思い付かないから蕎麦で良い。

志木駅

遂に志木駅へ行った。
6月2日から「蕎麦処大鷹」さんでTempalayとのコラボ企画が始まったからだ。ヘッダー画像の通り、お店の看板がTempalay仕様に……。
コラボ期間は明記されていない。10月3日の「惑星X」までは開催されると思うが、そもそも期間とかあるのだろうか。

TempalayのCD

店内には、TempalayのCDや手ぬぐいが飾られていた。事前にInstagramで写真を見ていたが、本物を見ることができてうれしい。

Tempalayとは?

Tempalayの紹介文も貼ってあった。本当にコラボだ!

テンパレイ((ika))天そば

もちろん「テンパレイ((ika))天そば」を頼んだ。メニューを頼んだ時点でTempalayファンということがバレる(?)。
私がファンであることを知った店主さんが、すかさず『リョウトとインド人』のCDを見せてくださった。本物を見たことがなかったのでうれしい。
志木駅に綾斗さんの飲み仲間がいらっしゃって、持って来てくれたとか?
入店時からTempalayの曲が流れていたが、『リョウトとインド人』に変えてくださった。

『リョウトとインド人』

「テンパレイ((ika))天そば」を頼むとカードが付いてくる。
漫画のコラボカフェのようにきちんと銀色の袋に入っていて感動した(2つ前の写真)。これってSPACE SHOWER MUSICが用意したのかな?

Tempalay×蕎麦処大鷹カード

カードはスマホケースに入るサイズだった。

コラボが始まってすぐお店に行ったら混んでるかもしれない……と思い、7月に入ってから行くことにした。
私が行った日にはTempalayファンらしき方はいなかったが、お昼時だったこともあり次から次へとお客さんが入って来た。あまり長居すると他のお客さんが入れなくなってしまうと思い、ささっと食べて出ることにした。

お店の外に出て看板の写真を撮っていると、店主さんが出てきて看板と一緒に写真を撮ってくださった。正直、自分の写真は要らないんだけど、そのご厚意がうれしかったので残しておこう。
ありがとうございました。

蕎麦を食べた後、かつて綾斗さんが住んでいたという志木を散歩したかったが暑すぎて諦めた。また機会があったら訪れたい。

漫画

7月は、久し振りに漫画を読んだ。漫画を読みたい気持ちはあるのに、漫画を読み始めるのが苦手で積読している。一度読み始めてしまえば、読み進められる。私のこの性質は何なのだろう。
漫画以外の本は、目の動かし方が一定だ。上から下に、もしくは左から右に読み進めてゆけば良い。
漫画の場合、目の動かし方に決まりはない。それがストレスなのかと考えたりした。

読んだのは『金色のガッシュ!!』だ。単行本で全33巻、完全版で全16巻ある。
2021年9月に円居挽先生の投稿を見て買ったと記憶していたが、Amazonの購入日を見たら2021年4月だった。あれ?

話は変わるが、夏場でも湯船に浸かった方が良いらしい。浴槽を洗うのが面倒くさいし、暑いし、夏場はシャワーで済ませることが多かった。
6月の日記に書いた通り、相変わらず体調不良のデバフがかかっている。少しでも健康に良さそうなことはしよう思い、お風呂に入ることにした。

寒い時期ならまだしも、夏場に数十分お風呂に入っているのは辛い。そんなとき「そうか、湯船に浸かりながら漫画を読んで気を紛らわせば良いのだ」と気付き、長らく積読していた『金色のガッシュ!!』を読むことにした。

漫画を読むためのKindleを持ち歩いていても、紙の本を持っているとどうしてもそっちを読んでしまう。漫画を読みたいのに、漫画しか読めない状況に追い込まれないと読めない私にとって、浴室にKindleを持っていくというのは天啓であった(大袈裟)。
この方法で積読していた『呪術廻戦』も最新刊まで読めた。27巻が面白すぎる。

『金色のガッシュ!!』は、中だるみすることがなく、最後まで駆け抜けるように読み終えてしまった。面白かった。続きが気になって、お風呂から出た後もずっと読んでいた。やはり一度読み始めれば読める!

最終話まで読み終えてから、現在『金色のガッシュ!!2』が連載中であることを知った。表紙絵だけ見たら、ガッシュもティオもキャンチョメもみんな背が高くなっている……!気になるので買おう。

読書

7月は、ビジネスマンが読んでそうな本を読んだ。私もビジネスマンではあるが自己啓発書やビジネス書に興味がなく、ミステリ、ホラー、SF、エッセイ、言語学、心理学、脳科学などの本が読みたい、読んでいる。

今月読んだ中で、マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』は難しかった。
マルクス・ガブリエルは、史上最年少でボン大学の哲学科正教授に就任した世界的に有名な哲学者だ。
一般読者層に向けて書いてくれてはいるのに、本の内容を咀嚼する前に、まず嚙み砕くのが難しかった。おそらく書籍の10%も味わえていないのではないか……。

でもたまには難しい本を読むのも良いなと思った。自分が理解できる内容の本しか読まなかったら、一生難しい本を読むことができない。少しずつ背伸びすることで、いつの間にかそこに到達している。はず。
と書くと、まるで今まで読んだ本の殆どを理解しているみたいだけれど、ただひたすらに子どものような好奇心で読んでいるだけだ。

知ることは楽しいし、自分とは違う考え方に触れると安心する。
日々を過ごしていると、Xに書いたら袋叩きに遭うような言動をしている人が平気でいる。本に触れないと、ものの見方が日常に起こる範囲内に狭まってしまう。
社会学や心理学の本を読むと、自分に起こったことを俯瞰できるようになる。物理学や天文学の本を読むと、心が広くな(った気にな)る。その他の学問や小説も世界の見方が一定ではないことを教えてくれる。

本に救われた体験を語る人はたくさんいる。
理不尽なことを言われたとき、目にしたとき、嫌なことがあったとき、頭では大丈夫だと思っていても、やはり心は傷付く。それが積み重なって病気になる。
なんでもいい。本を開くと、全然違う考えの人がいる。似たような考えの人もいる。言葉がある。
飛行機に乗らなくても、タイムトラベルしなくても、世界はここだけではないと教えてくれる。

傷付いた気持ちが元の状態に戻ることはない。でも本は元の状態に少しでも近付く手助けをしてくれるような気がする。
生きるの辛いな、やっていけないなと思うことも7月は多かった。その度に本に触れて、世界にはもっと多種多様な考え方があるのだと思い出させてもらった。

だから私は本に救われたというよりは、本のことをお守りのように思っている。本を開けば何かが書いてある。
誰かの一言に傷付いても、それは誰か、たった一人の一言だ。その一言によって崩れ落ちそうになるけれど、世界にはもっともっと違う意見、異なる見方がある。
すぐ忘れてしまうから、お守りのように本を持ち歩く。今までも。これからも。

お風呂グッズ

7月に読んだ本

マルクス・ガブリエル『わかりあえない他者と生きる』
河端敏博『漢方セルフメディケーション』
オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』
結城真一郎『#真相をお話しします』
菱田雅生・大口克人『日経マネーと正直FPが考え抜いた!迷わない新NISA投資術』
井上ゆかり『世界一やさしい内向型の教科書』
小野不由美『くらのかみ』
横山光昭『はじめての人のための3000円投資生活 新NISA対応版』
石川和男『「会社員」として生きる。』
マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』
深木章子『鬼畜の家』

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