ぬいぐるみ制作記
裁縫未経験者がぬいぐるみを作るまでの記録。ぬいぐるみや、ぬい撮り、自作ぬいが苦手な方は閲覧しないでいただければと思います。
子供の頃から不器用で、体育・音楽・図工・美術・家庭科といった身体を使う授業がとかく苦手な私でも作れたので、どなたかの後押しになればと思い、書いておく。熱量があれば作れる!
裁縫未経験と書いたものの、小学校の授業は受けている。中学校でミシンの使い方も習った気がするが、全て手縫いで行った。刺繡に関しては全くの未経験。
ぬいぐるみが完成するまで
ノートに絵を描く。この時点でぬいぐるみを作る意図なし。
無料配布されているまろまゆさんの型紙にぬいぐるみの絵を描く(1人分)。ぬいぐるみを作れるかもしれないと思い始める。
型紙にぬいぐるみの絵を描く(4人分)。型紙に描いた後、どうしたら良いか分からないため、『てづくり推しぬいBOOK』を購入する。100均で購入した布と糸で刺繍の練習を始める。写真ははじめての練習(サテンステッチ)。
『てづくり推しぬいBOOK』に載っている型紙を使うため、再度ぬいぐるみの顔と髪型を考え直す。引き続き、刺繍の練習をする。
コピー用紙に印刷した型紙を切り取る。引き続き、刺繍の練習をする。
ぬいぐるみの生地やさんで、布やアイロン接着シートを注文。100均で買った布で実際にぬいぐるみを作ってみる。襟足を巻き込んで縫ってしまったり、前髪パーツが思ったより長かったり、修正点や改善点が多数見つかる。
綿を入れてみる。サイズ感の確認をする。
コピー用紙に印刷した型紙を厚紙に貼り付ける。型紙を布へ移す作業が楽になる。髪の毛用の生地が再入荷したので注文。
肌の布が届いたので、本番の布に刺繍。型紙の大きさに切り取る。
8日に切った型紙の毛流れの向きが逆だったことに気付き、再度切り直してから縫う。ほぼ完成!
グルーガンで前髪を接着して完成!洋服は作っていないので、一旦100均で購入した。
次回気を付ける点
①布の毛流れを確認してから型紙に移す。
②布を巻き込んでいないか確認しながら縫う。
ぬいぐるみを作った感想
最初からぬいぐるみを作ろうと思って絵を描いたわけではなかったが、「ぬいぐるみがなければ、作ればいいじゃない」という、マリーアントワネット根性(?)で作り上げた(※マリーアントワネットは「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」と、言っていないらしい)。
自分でぬいぐるみを作るメリットは、①どんな人物やキャラクターでも作れること、②自分好みのデフォルメ感で作れること(好きなキャラクターでもデフォルメ感が好みじゃないことが結構ある)、③ぬいぐるみがいることでQOLが上がることなど、多数ある!
一方のデメリットは、作るのに時間とお金がかかるくらいだろうか……これは当たり前のことなので、実質デメリットはない。
三次元の方の創作は二次元以上に配慮が必要だと思っているので、敢えて誰か明記せずにツイートしていたけれど、ファンの方がコメントをくれて制作意欲に繋がりました。ありがとうございました!
時系列に沿って見返すと、裁縫未経験のくせにすごいスピードで作ったのではないのかと思う……8月26日~28日までラブシャで不在だったし!
今後の目標
将来的に絵に描いた4人を作りたい。が!結構大変だったので検討中。とりあえず、1人目の洋服を準備しようと思う。あと、ミシンを買うか否かも検討する。
追記(2023/7/25)
その後のことも書いておこうと思い追記する。ミシンを買って、絵に描いた4人を作った!(4人目は2023年2月13日に完成)。
2人目のリボンの子までは全て手縫い、赤髪の子は80%ミシン・20%手縫い、右側の茶髪の子は全てミシンで縫った。お顔は全て手縫いの刺繍。
慣れている人はミシンで縫った方が強度が上がるのでおすすめだが、手縫いでも本の指示通りに縫ってゆけば問題ない。
作れば作るほどコツが掴めてくるし「ここはこうすれば良かった」という点がいくつかある。同じ子をもう少し上手に作りたいという気持ちもあったが、複数人いると「かわいい!」が分散するのが嫌で作らないことにした。
ぬいぐるみが着ている洋服も自分で作った。洋服の型紙も『てづくり推しぬいBOOK』さん。この本のおかげでQOLが爆上がりしたので、少しでも自作ぬいに興味がある人は買った方が良い。私のように裁縫経験ゼロでも、読んでみると「意外とできるかも?」って思えるかもしれない。
最近、『てづくり推しぬいBOOK 〜お洋服編〜』が発売されて予約購入した。しかし、ミシンの練習・ぬい服の練習があまりできていない。
このnoteを書いた当時の「今後の目標」は、絵に描いた4人を作ることと、1人目の洋服を作ること。これは達成できたので、更なる目標として「ぬい服のバリエーションを増やす」と、追記しておく。