マガジンのカバー画像

Tempalay関係

74
ライブや曲の感想日記
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

Tempalay Tour 2024 “((ika))”(愛知公演)の日記

Tempalay Tour 2024 “((ika))”(愛知公演)の日記

最近、日記を書いていて気付いたことがある。私は静けさに対する言及が多い。賑やかなところと、静かなところだったら、静かな方が好きだ。
じゃあ全く人がいないようなところに住みたいのかというと、そういうわけではない。生まれ育ったところと環境が違いすぎて、住む前から合わない気がしてしまう。

凪良ゆう先生の『流浪の月』に、すごく好きな描写がある。

それぞれが、それぞれのひとりの世界を認め合っている感じが

もっとみる
Tempalay Tour 2024 “((ika))”(宮城公演)の日記

Tempalay Tour 2024 “((ika))”(宮城公演)の日記

伊坂幸太郎先生は仙台市在住らしい。お昼ごはんを食べたお店の人が教えてくれた。それなら伊坂先生の本を持ってくれば良かった。
いつだって悔いなく生きることは難しい。それが些細なことだとしても、やがて忘れてしまうことだとしても。

今回の旅では、マーティン・エイミス『関心領域』がお供してくれた。一つずつ振り返っていこう。

※下記要素が含まれます。
・ライブで演奏した曲についての感想
・自作ぬい及びぬい

もっとみる
Tempalay Tour 2024 “((ika))”(東京公演)の日記

Tempalay Tour 2024 “((ika))”(東京公演)の日記

ライブ前に書いた日記

香川公演の日記を書いた後、久々に気分がずーんと沈んだ。
いつもうまく言葉にできなくて、考えても分からないことだらけで、もやもやすることが多い。それでも日記を書き終えた後は、多少なりともスッキリすることが多いのになぜだろう。

誰かのためや、他者による評価のために日記を書き始めたわけではないのに、「どうせ誰も読みやしない」とか「読んだとしても馬鹿にされるに違いない」という気持

もっとみる
Tempalay Tour 2024 “((ika))”(香川公演)の日記

Tempalay Tour 2024 “((ika))”(香川公演)の日記

布施英利先生の『人体、5億年の記憶 からだの中の美術館』を読んで、三木成夫先生が香川県出身だということを知った。
行きの飛行機でこの本を選んだのは、読みかけだから持ってきただけで特別な理由はない。単なる偶然に過ぎないが、ちょっとした符合がなんだかうれしかった。
前回の大阪公演に続いて香川公演の記憶も綴ってゆきたい。

※下記要素が含まれます。
・ライブで演奏した曲についての感想
・自作ぬい及びぬい

もっとみる
Tempalay Tour 2024 “((ika))”(大阪公演)の日記

Tempalay Tour 2024 “((ika))”(大阪公演)の日記

全く心の準備ができぬままツアーが始まってしまった。そのせいかライブを観るのだという意識も薄く、開演を待つ間も酷く現実味がなかった。
長いようで短いような1時間が過ぎて幕が上がる。本当に始まったのだという実感と共に訪れた感情の数々を綴っていければと思う。

※下記要素が含まれます。
・ライブで演奏した曲についての感想
・自作ぬい及びぬい撮り

今回行ったライブ

・5/10(金) Tempalay

もっとみる
VIVA LA ROCK 2024(5/4 Tempalay)の日記

VIVA LA ROCK 2024(5/4 Tempalay)の日記

Tempalayのライブを観たのは、2月1日(木)の「目撃者X」以来か。
2月に綾斗さんの弾き語りライブ、3月にAAAMYYYちゃんのソロライブへ行けたり、4月に新曲のリリースやアルバムの発売があったりしたので、3ヶ月という期間の割にそこまでの飢餓感はなかった気がする。

と、思っていたのはライブが始まる前までだった!Tempalayのライブに飢えてました!自分の気持ちに嘘をついていました!素晴ら

もっとみる
Tempalay『((ika))』の感想

Tempalay『((ika))』の感想

佐倉市立美術館へ向かう電車の中で初めて『from JAPAN 3』を聴いたことを覚えている。乗客も少なく、何にも、誰にも邪魔されない集中できる時間であった。『続・Festival』が流れているときの空気の透明感がすごく良くて。

だから『((ika))』も、音楽だけに集中できるような環境で聴きたいと思った。同じ電車の中でも通勤中は人が多いし、気分も沈むし嫌だ。
幸いにしてフラゲ日の4月30日(火)

もっとみる