ガーディアンたちが去って行く。
今日、私が信頼していた医師が亡くなっていたことを知った。
小児科医なのでこどもたちが成長して、からだが強くなるに連れて診察の頻度が減っていく。
それはとても喜ばしいことだが、私は先生にたまに会いたくなって、まれにこどもが体調不良で予約を入れるときには何を話そうかな、と考えたりしていた。
あの先生は話しづらいというママ友もいたが、私はそのとき疑問に思ったことをすべて質問して、毎度それに100%答えてもらって満足していた。
関西に住んでいると関西弁じゃないひとが妙に気になってしまう(嫌な意味で)ことはあるあるだと思うけれど私は先生の関東弁?みたいなのも含めて好きだった。
ふつうに気が合っていたのだと思う。
私が皮膚炎で悩んでいたときも、患者さんに聞いたといって新しい処方薬について効果をおしえてくれて、さっそく試させてくれた。
そんな大それた薬品ではなく、オロナインに入っている成分だが、それ単体で塗布して効果があったそうだから試してみよう、と皮膚科医だったらしないような処方をしてくれた。
私は皮膚科医ジプシーで参っていたのだ。
やっぱり嫌いなひとはいたみたいで、ネット上に散々なレビューを書かれて荒らされていたときは先生、大丈夫かな・・・と心配した。
私はもう、そんなに悩むことはなくなっていて、最後に会ったのは一年前だった。
また会えると思っていた。
お医者さんには病気にならないと会えない。
病気じゃないのはいいことだ。
もう私が大丈夫になったから、お別れになってしまったのかもしれない。
昨年末に愛犬が亡くなったときにもそう感じた。
先生は私のために生きていたわけじゃないけれど、自立しなさいと言われているように思った。
私を護ってくれていた存在がいなくなっていく。
たぶんそういうことなんだろう。
覗いてくれたあなた、ありがとう。
不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。
また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。
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