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旅行記(27)Wien自由時間2

日本→ハンガリー→チェコ→オーストリア→日本のパッケージツアーの、旅行記です。<()の中は更新の日付です。旅行記をまとめているマガジンはこちら。本稿は昼食の自由時間その2、聖ペーター教会とデメルと、ザッハーなどです。

聖ペーター教会 Peterskirche

<(10/24 )

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オルガンコンサートを聞きに行く。大通りからひょいっと入る道の突き当りにあった。

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ラテン語。

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日本語で書かれた教会のチラシがあった。

地球の歩き方曰くドームの裏側の天井画は「天蓋」だそうだ。

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パイプオルガン。教会の入口の上にある。

教会の椅子の前のほうに座り、後ろにあるこのパイプオルガンからの音を聞くのだが、椅子は正面を向いているので違和感があった。

他の観光者にも、後ろにカメラを向けて撮っている人がいた。

心地よすぎて睡魔に襲われてしまったので1時間程度というコンサートの途中で出ることにした。

入口でなにか宣伝している人がいたが教会関係者ではなく別のことで人に話しかけているようだった。またセトリも掲示されていたが有料の地下聖堂でのコンサートのもののようだった。

<(10/31)

デメル Demel

ペーター教会からすぐのデメルへ向かう。

めざせザッハトルテ。結構混んでいた。1階の入ってすぐにケーキのショーケースがあり、右側にお土産コーナーの部屋があった。多分。

カフェは1階と2階部分の席があり、それぞれ別の列に並ぶようだ。2階を選ぶ。1階の人々の席の間から、右側の壁が透明な階段を登り、途中で両方の壁がちゃんと壁になり、登りきると2階がある。階段のさらに右は、実演というか作っているところがあり、ガラスで隔てられているので見ることができる。めちゃくちゃデカいイースターエッグが作られていた。

2階の並び列を一度長さを確認しようと、並んでいる人の横を通って登ったところ、スマホの使い方!というようなバリバリ日本語の、分厚い雑誌サイズのものを読んでいる人も並んでいた。

壁が切り替わる踊り場のような位置から40分弱待って2階のカフェに入った。

間におじさんを挟み、次に同じツアーの他のグループの人が来た。待っている間に、おじさんが後ろの人たちに、英語で話しかけた。後ろの人たちは一瞬聞き取れなかったのか、内容に困ったのか、戸惑っていた。友人が日本語で「韓国から来たのか?」と言っている、と言うと、後ろの人たちはおじさんに日本から来た、と英語で答えていた。その後おじさんからは、コロナウイルスについてはどう考えているか?といった問いかけがあった。怖いですねなどと後ろの人たちが返していた。結局、おじさんは「日本はいいところだ」などと言っていたが、正直ひやっとした。

<(11/1)

筆者の拙い英語力と解釈によると、おじさんはたまにウィーンに来るドイツの人で、ウィーンに来たら必ずこのデメルに寄ることにしているそうだ。2~3泊用の小さなキャリーケースを持っていた。

おじさんのおすすめケーキを教えてもらった。リンゴ系のやつだったと思う。

友人と筆者が先頭付近になったとき、入り口から見えている4人座れる席があきそうだった。おじさんに2人席に先に座ってもらい、4人席で後ろの人たちと一緒に座り、食べることにした。まだたくさんの人が並んでいる中で、後ろの人たちと我々は完全に別のグループだと主張し、我々2人で四人席を使うことは、はばかられたからだ。

おじさんと我々は隣になったが、テーブルについてからはあまり会話しなかった。コーヒーとケーキを楽しんだあとは、おじさんは新聞を読んでいた。


地球の歩き方にカフェでの注文方法が書かれている。すなわち、ショーケースの前でケーキを注文、紙片を受け取ってテーブルに着き、飲み物の注文&紙片を渡す。(会計はテーブルで。)デメルも同様だった。2階の階段を登り切った壁の裏側にショーケースがあり、そこで選んで、席について、飲み物を注文した。後ろの人たちのひとりはおじさんおすすめのケーキ、友人はおそらくチョコレートケーキ、筆者を含む2人はザッハトルテを注文した。飲み物は、筆者は何らかの紅茶、友人はおそらくメランジェMelange(泡立てたミルク入りコーヒー)。結局筆者は、Mokka(ブラックコーヒー)、Brauner(モカ+少しミルク)、Einspänner(モカ+浮かべたホイップクリーム)など数々のウィーンのコーヒーを飲まなかった。

階段を登り切った壁の手前で右に曲がったところがちょっとしたホールのようなところになっている。コートを掛けるハンガーラックがあったが、そこに掛けた記憶が若干曖昧。かけたかもしれないしかけなかったかもしれない。

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紅茶用に、ティーカップにぶっさせる、アイスキャンディー氷砂糖バージョンが来た。初めて見た。丁寧に日本に持って帰ってきたのは……筆者です……。

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4人分の飲み物+ケーキ+水を載せるとテーブルはほぼいっぱい。

シャンデリアや壁の装飾も合わせて楽しんだ。

他の人たちが早かったので筆者も頑張って早く飲み、食べた。注文後、40分ほどでお店を出た。他のお客さんはあまり入れ替わっていなかった。

<(11/6)

Michaeler Tor

デメルを出たあとはカフェザッハーへ向かう。途中で王宮の門と出くわす(友人は計算ずくで移動しているが筆者はぽてぽてと歩いているため、遭遇という感じ。)

ミヒャエル門 Michaeler Torをとりあえず写真に収めた。

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ところで、デメルはKohlmarktという通りにあり、その通りの突き当りがこの王宮 Hofburgのミヒャエル門 Michaeler Torがよく見えたのだが、ずっとミヒャエル門を、デメルの前に行ったペーター教会と勘違いしていた。(汗)

門と教会似てね?の図

「門と教会似てね?の図」を示しておくことにする。

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門の手前の謎遺跡も気になった。古代ローマ時代の遺跡らしい。http://www.kagemarukun.fromc.jp/page009o.html

地下への大穴があるにも関わらず穴の手間で足を止め、その先の王宮を撮っている人が殆どである状況が面白いなと思った。

王宮内は複数の博物館があるらしいが、前述のように、すべてのものを時間の都合などもあり、スルーしてしまった。

Sacher

<(11/10)

デメル(デーメル)とザッハーのザッハトルテを食べ比べて、美味しいほうのザッハトルテを持ち帰ると友人は言っていた。味と、賞味期限の都合もあり、Sacherを購入することにした。

ザルツブルクのときとは異なり、入口の扉を間違えなかった。丸いテーブルが2つあり、それらの上に数種類ずつの見本とストックが載っていた。ストックを見て回ったところ、同じ種類でも個体(?)によって賞味期限が1日ほど異なるものもあったので、よく見てよかったなと思った(長いものを一応買った。友人は1週間後の帰省の際まで保つものがいいということで、慎重に選んでいた)

ザッハトルテは丸いケーキとなっていた。それまで1ピースごとでみており、そういえば円のものが切られて提供されているのか、とやっと思い至った。

キューブ状のザッハトルテ、ザルツブルクで食べて美味しかったので、筆者はそちらを購入した。友人は丸いものを購入していた。

ちらっとウェブで見た、ザッハトルテ1ピース用持ち帰りケースで持ち帰っている人は居なかった。

ザッハトルテキューブを観覧車のひとつずつに見立てた観覧車ディスプレイがあった。シュールだと思った。

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<(11/11 独身の日 11:11を撮影してなんとなく幸せになる)

歩いて自然史博物館へ向かう。

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様々なカラーリング・車体のトラムを見た。道端から歩きながら、しかし随分カメラを構えて撮影する筆者は、たまに運転士さんと視線が合いにっこりされることもあれば、ほかの歩行者に怪訝な目で見られつつ追い抜かされることもあった。

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↑ピースサインまでしてくださった運転手さん

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リンクは、車道も何車線もある大通りだが、車道以外も、植え込みでいくつかの道に分けられている。
車道・市電(レール)の植え込みの横には、緑のペイントがされたレーンなどある。ペイントされている部分の横はペイントされていない普通のレーン?もある。それらと、第二の植え込みで隔てられた、別の、建物ぞいレーンも選択できる。
歩行者は建物ぞいのレーンに少々、他はほとんど姿が見えず、自転車もたまにしか現れず、しかも色んなレーンに現れて爆速で消えていく。
果たしてどのレーンが歩行者専用、自転車専用、あるいは兼用なのかよく分からないまま歩いた。
友人には歩行者との兼用だというところが筆者には自転車専用に見える、というようなことがあった。
少しのことにも、先達はあらまほしき事なり、と思った。

今更ながら、すぐ上の写真の中の、緑のレーンの中の青い丸って、自転車のマークが書いてあったのではなかろうか?つまり自転車専用レーンだったのでは。若干、足元いっぱい(植え込みから植え込みまで、歩いている道全て)が緑色だった道を、歩いていた気がする。「標識や表示をその道に入る前に見ないと、途中では分かりづらい」の一例であるなあ(詠嘆)




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