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旅行記(22)ハルシュタット Hallstatt

日本→ハンガリー→チェコ→オーストリア→日本のパッケージツアーの、旅行記です。<()の中は更新の日付です。

<(9/11)

確か冬は行けないこともあると聞いていたが、特に問題なく着いた。

ぽかぽかの車内から突然の寒い外気、そしてすぐツアー、徒歩開始である。ちょっと待って!?と思った気がする。一応寒いと予想していたのでそこまで寒くはなかった。

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バス停近くの家。立派な石壁かつ立派な木の壁、なんかすごい。

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それらが結構たくさん並んでいる。

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振り返るとこのような写真になる(後から撮った)

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一つめの広場らしきところに出るまで、細い通りを歩くが、そこがメインの通りで、この町のメインの通りは1つしか無いと聞いた。まっすぐ行くと有名なハルシュタットの町の撮影地らしい。

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ハルシュタットでも、広場の中央のなにかは雪対策の囲いがされていた。ここは木で覆われていたので中が見えなかったが、まあ、ガイドブックなどで分かるだろうから良いだろう。というか本来は中央のなにかではなく、この広場を囲む家のカラフルなところが、日本人や観光客に受けているらしい。なるほど。視点がちょっとずれていた。

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広場の家はこのように、青、オレンジ、緑、黄色、赤、白などのパステルっぽい色がついていた。

1時間ほどの自由時間、中央広場で集合後、この町で昼ごはん。

れっつ自由時間。

他のツアーが全然いなくて幸運だった。しかし同じツアーの他の人と同時解散なので、これまでに見学したテルチ同様、写真映えしそうで撮りたくなるスポットには既に他の人が居て写真を撮っていて、撮り終わるのを待つか諦めて他に行くかの選択が必要になった。よく後者を選択した。

<(9/13)

半分くらいはメインストリートをまっすぐ行き、撮影しに行きそうだったので、教会を見たり、一度駐車場のほうまで戻ってみてから、撮影地に行くことにする。

なお「旅するドイツ語」で出てきていたような展望台には冬は行けないらしい。(´・ω・`)

教会は、上から見て、入口を下辺にしたとき、横長の四角形になっている。縦長が基本だと思っていたのでやや違和感があった。なんとなく教会での撮影ははばかられたので粛々と見学した。見学はokだと信じている。関係者だと入れる2階があるようで、やや興味が湧いた。韓国語などの注意?書きもあった気がする。普段は観光客が多そうだった。

駐車場のほうに戻ると、湖がすぐ近くまで迫るポイントがあり、他の人も撮っている白鳥を我々も撮ることにした。

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少し撮っていたら白鳥たちに去って行かれたの図。

とても優雅に白鳥たちが泳いでいるので、一見するとなんとなく温かいのかと思うが、試しに指を水に浸してみたところ、冷たかった。そりゃそうだ、はっはっは。

ケーブルカーも休み、観光案内所らしきところも閉まっていた。

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猫は居た。外国の猫という感じを受ける。(当社比)

友人は猫が好きなので、この辺で猫成分を補給できよかった。

入口が湖に面しているお土産物屋さんを見てみて、雪の積もっている街の様子が綺麗そうだったので、その写真がプリントされているトートバッグを買った。なお、プリント部分どうしでたたむと張り付いて悲劇が起きそうだったので気を付けて持ち帰ってきた。しかし最近はコロナの外出自粛で見せびらかす機会が無いので残念である。

<(9/14&16 最近秋めいてきた。菅さんと菅さんの判別が難しそう)

ケーブルカーの乗り場は観光案内所の近くにある印象を受けていたが、どうやら街中ではなく駐車場のあたり、太い道路を渡ったところにあるようだ。

駐車場のほうはもう無さそうなので撮影スポットやらに行く。結構近かった。ハルシュタットの町?はわりと小さい。

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山と教会と湖と町があるので、色々なパターンの写真を撮った。

はしゃぎすぎて新しめのデジカメに傷をつけてしまった。悲しみ。

山も綺麗で、町ではなく湖や山を見ているだけでも、なかなか心が落ち着く。観光船も出ていた。

まだ昼食への時間が結構あった。

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駐車場までの道で滝が見える。
友人も筆者も滝の近くまで行きたいと思ったが、行けなそうだったので諦めて散策する。

ほとんど人と会わなかった。

いままで湖に最も近い道、メインストリートを歩いていたが、外れてみることにする。広場の奥へ突き進み、上にあがる道があったのでそれを登ってみた。
川を渡った。勢いがわりと強い。
家と家の境の幅の小さな道が立派な階段になっているところもあった。

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上にも教会があり、その前に出る。教会の前の庭はお墓があった。えぇ。知らない文化。

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上の教会まで登っても、良い景色。この、家をかすめている感じが、好き。香港のピークからバスで降りる時とか、小田急・京王線で多摩センター~永山駅を行くときとかと似てるこの感じが好き。

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あ、上の教会の前の道から下の教会を撮ると上の写真のようになった。こちらのほうが一般受けしそう。

そのままもっと上に登ってみた。

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駐車場に出られる道なのかと思っていて、普段はそうなのかもしれないが、行った時はぴっちり金網が施されていて両脇からも出られなかった。えぇ。どうなってるんだろう。ここまで通れないとは。

教会まで戻って、教会の中も覗かせていただいた、気がする。下の教会同様、あまりに地元住民も観光客も居らず、神聖な場所の感が強かった。

よく考えたら山が好きな人にとっては眺めのよい良い永眠の土地なのかもしれない。

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雪対策なのか人の家の前を通させてもらっているかのごとく屋根と横の壁もある密閉感ある階段を降りる。

降りると、伝統的撮影スポットの前に出た、と思う。なるほど。

結構ハルシュタットのまちを歩いた気持ちになった。

<(9/17)

広場に集合して、広場からすぐのお店でお昼ごはん。

おそらく「Gasthof Weisses Lamm」というお店。階段を登った先、左側に入口があった。

我々のグループは、入り口付近の窓際になった。確か4人席だった。全員窓際なのかと思いきや、1:2くらいの割合で、我々のようなドアから入って右側の窓際10人: 左側の壁がソファ・壁向きに椅子のある席に20人?くらいだった。

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机の上には、オレンジ色の花in白い花瓶と、オレンジ色のナプキンと空のグラスがあった。(写真は、ずっと空いていた机)

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窓際。

席についてすぐ、サラダが出てきた。

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野菜と思いきや下にジャガイモがあったようだ。

以前、学科の忘年会でドレッシングが嫌いな人が、下にはそれがかかっていないだろうと思って、取り分けている人に下の方の野菜のみを取り分けてくれるように頼み、実際にはその人の嫌いな味付けはサラダ全体に行きわたっていて、意味がないということがあったことを思い出した。

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マカロニが、観光客向けという感じがする。個人的にはここでジャガイモが欲しかった。

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デザートを割ると下の写真のように、中身に杏のようなものが入っていた。

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杏のようなものを、白玉と粉の境目の柔らかい外側が包んでいる。
外側の柔らかさ・内側のシロップ漬け果物がちょっと生っぽくて不安を感じる&甘すぎる感じはした。個人的には結構おいしかった。

途中で入ってきた別のグループがあった。入口はいって右側、我々のグループと間仕切りを隔てたすぐの窓際の席に通されていた。喋っている言語がどう聞いても日本人。そしてちょっと中高年という印象である。やおらビールを頼むのを、見たわけではないが聞いてしまった。お金がおありになるようだった。このグループの添乗員さんと、自分のグループの添乗員さんは同じ席で食べるようだった。自分のグループの添乗員さんは数日で関西弁もどきを喋るようになったもののまだまだ普通の人という感じだったが、向こうの添乗員さんはこてこての関西人というか主張をしていくタイプの人だった。というのも、ビールは出てきたのだが向こうのグループはサラダなどが出てくるの遅かったようで、また、自分には分からなかったが、添乗員さんには分かる程度には大きな声で店員さんが愚痴や悪口を言っていたらしい。友人も確かなにか言っていた。別のグループの添乗員さんは店員さんたちに文句を言いに行って、しかも一度店員さんがへらへらと軽く謝っても許さず言いつのっていた。すげえ。添乗員さんつよい。ぱない。と思った。

他のところでは他のグループの添乗員さんと近くにいることは無かったので新鮮だった。

トイレを借りたら、我々ともうひとつのグループが入っている空間の奥に広大な空間が広がっていた。大きな団体さんが入っていた気がする。広大な空間の奥の階段を降りたところがトイレだった。なんとなくスキー場を思い出した。

<(9/18)

トイレに行く通路の脇に大量にサラダなどが作り置きされていた。衛生安全面で少し不安に思う一方、このような工夫(?)を経て、大勢の観光客を受け入れてくれる面では良いレストランなんだろうなと感じた。

<(9/19)

駐車場(どちらかというとバス乗り場)で若干のバス待ち。チェスキークルムロフとは異なり、駐車場のすぐ横に湖があるので楽しんだ。

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ちょうど湖の反対側の駅に列車が着くところで、友人が電車見えるじゃん、と教えてくれた。ありがとう!!!

ひゃっふー!

(写真の中、下の小さい赤と白が多分それ)

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