旅行記(20):ドイツに行けた話
(Image by Gigillo83 is licensed under CC BY-SA 3.0)
ドイツ語を初めて学んでから約7年、ドイツ語の聖地(?)ドイツに行きたいと思っていた。出国できなかったこともあった。旅行記(19)は列車でドイツに行けた話、今回はついに、徒歩でドイツに入国した話である。
そういえば以前香港に行った際は「入境」だった。「地域」だからだろうか。
この海外旅行6回目の朝焼け。7:13
朝食6:30オープンで、9:00の出発までに食べればよい。
朝ごはん前に友人と二人でドイツへ歩いてみる。ザルツブルグの宿に到着した日は日曜の夜で、夕ご飯を食べていたら日が完全に落ち、また1日目の朝は気が付いたら時間が無く(出発が8:30だった)、夜は友人と筆者で別行動で遅くまで出かけていた。最初で最後の機会だった。
ホテルの前の幹線道路を西へ、てくてく歩く。ほぼ歩いている人を見なかった。道路は、ザルツブルク方面が渋滞していた。
連節のトロリーバスが走っていた。郊外だと思っていたので、そんなに大量輸送の需要がなく、連節ではないと思っていた、意外だった。
<(9/7)
Hマークはバス停の目印らしい。
ラウンドアバウトがいくつかあった。
トロリーバスの架線も回っていた。
高水圧でなにかを切る工場の上に、
恐竜が居た。
日本にも、同じような業種のメーカーがあるらしいとググって知り、友人と一緒に「ほー」と思った。
国境の川を渡る。
渡った。
ドイツに来た!!!!!!
飛行機の乗換時と、昨日の鉄道で訪れてはいるが、友人と徒歩でドイツに行ったのは、達成感があった。
歩いてきた歩道側、オーストリアからドイツへ向かう方は車が少なく、さらには、曲がってこないだろう道路への分岐のスペースがあったので、そこで友人にドイツの風景と筆者の写真を撮ってもらった。
この、デカい標識の裏に国境の道路標識があったらしい。この先は歩道がなく、渡るのも諦めたので、気がつかなかった。悲しい。
↑遠目からとった写真の切り抜き。ちっこい。
右側通行で、道がまっすぐの場合、歩道は左側通行したほうが、車道と同じ視野を得られるかもしれない。
なお、Googleストリートビューは国境で途切れ、ドイツ側にはペグマンの行ける道路が存在しない。ドイツと、一部を除くオーストリアではストリートビューが無いらしい。(https://tocana.jp/2019/10/post_118667_entry.html)
撮影しておけばよかったとより悔やむことになった。
歩いてきた歩道と道路を挟んで反対側の川には水門があり、その上も歩けるようだったが、道路の交通量が多いため、渡るのはやめた。リサーチ不足である。
ドイツ側からオーストリア側を撮った、ザルツブルクに入ることを示す標識と山。ドイツのモルゲンロートは、ちょっと見たかったかもしれない。
徒歩でドイツに行くことができた。
嬉しかった。
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