ドイツに行けなかった話(notCOVID2019)

こんばんは。
旅行記を書こうと思い立って3日目にしてネタが尽きたので(ひと段落したので)他のことを書きます。

ドイツに行きたかった。

理由①:ドイツ語を話してみたい
第二外国語がドイツ語。初め韓国語にしようとしていたが、開講されないと聞いて、選んだのがドイツ語だった。フランス語の見学で熟睡し、中国語はだいたい見ればわかるでしょ、と思ったから。
ちなみに第三外国(?)語は日本語対応手話で、第四外国語はラテン語。

理由②:DB(ドイツ国有鉄道)とか、鉄道を見てみたい
高校の部活で「オランダ政府観光局賞」とか取ったりした。しかしなんとなくドイツに行ってみたかった。

気が付いたら、ドイツ語を習ったときから、6年。この間、長期休みをひたすら国内で過ごしていた。行っても台湾・香港。
友人1名、ドイツにいることが判明した。
久しぶりに暇っぽい。

調べてみてめんどくさかったので、思い立ったが吉日、と、
J〇BとH〇Sという大手で聞いてみることにした。
H〇Sでは航空券の手配ができた。一番安いくらいのプランで購入した。多分直前じゃなければもう少し安いのに。13万円程度。決済に使えなかったクレジットカードは、後に10万円が利用限度だったことが発覚した。

気が付いたら出発が近かった。いま思えば何故当時そこまで切羽詰まっていたのか、という感じであるが。もし代理店経由でジャーマンレイルパスを買ったら家には届かないくらいの日になっていた。現地でその鉄道の切符が買うための英語だけは調べた。なぜか、sisterの友達の家に泊まるお願いが完了していた。その子のお土産のため、また、会う予定を取り付けた日本人の友人もシャー芯を頼んできたため、筆記用具を爆買いした。ごま油も買った。(日本人の友人向け)ひたすら、スーツケースに荷物を詰めた。

と、ここで、ドイツに行けなかった1歩目が発生する。

深夜に台風が過ぎる予定があったからだ。
電話をとると、HISからで、欠航とのこと。
同じ値段で出発日と帰着日を1日ずつずらせるとのことなので、そうすることにした。

翌日。朝起きたら、空港への公共交通機関がすべてストップしていた。
木が崩れたとかなんとか。

なおダメ人間は2時間前までに空港に到着しなければならないことを忘れ去っていた。

空港行きのバスも、ネットサーバーがダウンして見ることが出来ない。
自宅の最寄駅になんとか行くも、バスも運行していない。
空港近くまで行く電車にとりあえず乗るべきなのか?
最寄駅の構内は、ホームに上がるための列が出来ていた。
JRでなく、メトロは動いているとのことで、急遽離れた駅から車で迎えに来てもらい、メトロの駅まで行くことにする。
道が混んでいたらしく、全然来なかった。
無情に時は過ぎる。

メトロで新宿まで行って気が付いた。もう、間に合わない。

成田から北京、北京からドイツ の予定だったので、
羽田から北京、北京からドイツ はできなかろうか、と考えて動いたが
飛行機の世界にはノーショーという制度があり、できないらしい。

詰んだ。

H〇Sの人は頑張ってくれた。
エアチャイナの電話がつながらないため、変更できず、(もしできたとしても+16万円以上、)キャンセルしないとノーショーで全額払うことになるかもしれない、と言われた。
キャンセルを、選択した。

乗るはずだった飛行機は、飛んだ。

品川駅で食べたパンは、塩辛かった。(塩パンだったし。)


なお、この足でHI〇に行った。旅行手配代金1万円は、他の旅行の手配をするのであれば、そのまま使えるとのことだったが、
自分には数か月先のプランを組むことが出来なかったので、消えた。

航空会社は、全額返金してくれた。なんということだ。
ありがとうエアチャイナ。

前日乗る予定だった便が欠航となったことから、それに関しては保険金が下りた。優しさが染み入った。みなさんの保険金はこうしてだれかの傷口を小さくしているのである。というか、1万円おりるなら、前泊したらすべての困難は避け、ドイツ周遊が叶っていたのではないか。hahaha

日本人にとってはさして珍しくない筆記用具は百均の袋に入ったまま、ごま油と共に今も手元にある。

後に調べたところ、飛行機は数時間ほど遅れて出発したらしい。
調べるんじゃなかった。


ドイツに行きたかった話。

また言いたいことが生まれたら加筆する。



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