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同調圧力の度合いが分かる

昨日のスパイファミリーのこととか、結局ドクター・ストレンジの映画を見たのでその事を書こうかと思ったのですが、急遽変更。


朝ウォーキングはラジオのタイムフリーを聞きながら歩いているのですが、昨日7日土曜日放送のサンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデーを聞いていたのです。

そのオープニングフリートークが俺は笑いながら聞けたけど、同調圧力に苦しむ人は、結構イラっとくると思う内容でした。


オープニングトークが長かったのですが、開始から19分25秒すぎからの話です。話の背景としては先週サンドウィッチマンの富澤さんが誕生日だったのです。そこで、色んな人から誕生日プレゼントをもらったという話でした。

ネタバレと言うかどういう内容だったかというと、その誕生日プレゼントの一つにラジオのスタッフの人からスクラッチを100枚もらったという話がありました。で、どうやらそのスクラッチをおそらく10枚単位ぐらいの束で袋に入っていて、そこにスタッフからのメッセージが書かれていたと。

ただ、もらったその場ではそういう話もなかったし、袋の裏側に書かれていたから、富澤さんが気づくことができなかった。スクラッチはお子さんがやったということもあり、メッセージがあったと知ったのは、その袋がビリビリに破かれた後だったという話から徐々に揉めだします。


そこで、相方の伊達さんと一悶着始めるわけです。伊達さんは、プレゼントもらったのだから、その場で確認しろといい、さらに他の現場でもらったときも、誕生日プレゼントを開けようともせず、開けても笑ったりしないのは、大人としてどうかと思うと。

そう、ここでいわゆる同調圧力的な「大人は普通そういう対応をするもんだ」と詰め寄るわけです。

一方富澤さんは、「家でもらったものをゆっくり開封して楽しみたい」「開封して欲しいなら、包装ももっと開けやすいものにして欲しい」「プレゼントを挙げて、喜んで欲しいというのは、送る側のエゴだ!」と反論します。


どうですか、ラジオの放送でここまではっきりと「同調圧力をする側」と「それを拒否する側」のやり取りなんて、そうそう聞けないと思います。


後半、ニッポン放送のアナウンサーであり、番組アシスタントでもある東島さんが入ってきて、バランスをとるのですが、東島さんも言っていましたが、このサンドウィッチマン二人の構図は、こういう感じでバランスが取れているのかもしれません。

実際普段から聞いていると、割りと伊達さんはいわゆる「昭和感のある日本の普通」タイプの傾向が強いです。富澤さんは、基本的にはそれとは対極というより、それを拒否するタイプの傾向です。

対極ではないというのは、富澤さんも時々「昭和感の男性像、女性像」の価値観だったりするので。


ちなみに自分はというと、この誕生日プレゼントをもらうという状況で言うと、伊達さん率7割、富澤さん率3割ぐらいかなぁ。開けて、ある程度リアクションした方が良いよなぁって思ってしまいます。放送内でも、東島さんが「社会人になると、大人な世界で伊達さん寄りになる。でも、富澤さんのおっしゃっている反論を明確に否定できない。」というような感じのことをおっしゃっていて、その通りだよなぁと思いました。


ぜひ、タイムフリーで聞いてみて、自分の同調圧力の度合いを感じてみてください。

ちなみに、オープニングトークの後にあるサンドクリニックのコーナーも毎度面白いのですよ。

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