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【s6E,s6H環境】月刊ムゲンダイナ

お久しぶりです!どうも、チーム東横線のムゲンダイナ好き好きおじさん、ガエンです。
今回は公式大会に参加していないため、特に結果が伴わないタイプのコラムベースのnoteとなりますが、ぜひ最後まで読んでくださると幸いです。
ちなみにタイトルの月刊はたぶん嘘です。そんなに頻繁に言語化できないです。

まえがき

突然ですが皆さん、ランスガイスト環境、楽しめていますか?
僕はめちゃくちゃ楽しんでます。
タイプ相性ゲームがグルグル回るところはあまり得意ではないのですが、パワーの高いカードが複数登場したために練度や構築によってデッキの強さが大きく変わるところ等はすごく面白いと思ってます。

さて、今回はその一角であるムゲンダイナデッキについてのnoteを書いていきます。
取り巻く環境の変化や、ムゲンダイナデッキを組む上で気をつけたいことなどをつらつら書いていきたいと思います。

取り巻く環境の変化

頂への雪道
ガイストランス環境でムゲンダイナに最も大きく影響を与えたカードはもちろん「頂への雪道」というカードでしょう。

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V・GXなどのルールを持つポケモンの特性を全て止めてしまう狂気の性能を持つスタジアムです。特にドローや打点をVポケモンの特性に依存しているムゲンダイナデッキに突き刺さるカードであることは間違いないでしょう。

このカードの登場によってムゲンダイナデッキは従来の構築・プレイングを大きくを変えることを余儀なくされました。
構築変化の例としては以下が挙げられます。
・「頂への雪道」を割るためにスタジアムを多重採用する
・「クロバットV」の特性で解決できる可能性が少なくなったため、サポートカードを以前より多めに採用する
・スタジアムに直接触ることのできるカードを採用する

こくばバドレックスVMAX
さて、次はムゲンダイナにとって有利な要素です。
超タイプかつ悪弱点を持つ黒馬バドレックスVMAXが環境どまんなかに現れました。
このデッキタイプは基本的に超タイプのポケモンのみがアタッカーとなるため、ムゲンダイナVMAXとしては立ち回りやすい相手となります。
間接的ではありますが、こいつの台頭により環境にひしめいていた連撃ウーラオスが数を減らし、ムゲンダイナが立ち回りやすい環境になりました。

はくばバドレックスVMAX
こちらも念のため触れておきたい要素。
上述した「頂への雪道」を難なく採用できるデッキとして台頭しました。
インテレオン一族の特性「うらこうさく」を使用し、盤面を形成しながら戦っていくのがメインと考えられます。
幸いにも雪道以外のムゲンダイナに刺さるトレーナーズが現状少ないため、五分で戦えるデッキだとは思います。
このデッキタイプはデデンネGXorクロバットVをあまりベンチに並べないため、こちらも連撃ウーラオスの減少に影響を与えてそうです。個人的には雪道を加味してもムゲンダイナへのプラス要素であると思っています。

上記3つから考えると雪道ケアができているムゲンダイナならこの環境で勝ち上がれそうな気がします。
実際に直近のシティリーグや自主大会の結果を見てみてもムゲンダイナの使用率はかなり高く、トップカットに残る人数もかなり多いことがわかります。
色んな人がムゲンダイナを握ってくれるってなんか嬉しいね。もしかしたらCL新潟が存在したらムゲンダイナが優勝だったかも。

環境変化への対策

じゃあ今後のダイナをどう組むのかって話になりますよね。
上記の雪道の部分でも触れましたが、雪道は対策必須カードとして捉えるべきでしょう。
対策としては下記ふたつ。
1.スタジアムの主導権をこちらが握り続ける
2.従来通りのクロバットVによるドローに依存しないデッキにする

1個目のスタジアム主導権を握り続けるためのカードですが、主流は「混沌のうねり」かと思います。

プレゼンテーション1

ムゲンダイナは特にスタジアムに依存するデッキではないため、混沌のうねりを採用しやすく、相手の雪道を貼るための要求をシンプルに増やせることからこれからのメジャーなスタジアムになってくるでしょう。
また、雪道を貼る側のデッキの大半が(混沌のうねりを剥がして雪道を貼るための)リセットホールのマーシャドーは1枚しか投入しないでしょうし、混沌のうねりを複数枚投入することである程度の雪道メタへの耐性を持てると考えて良さそうです。

2個目のクロバットVの特性によるドローに依存しすぎないデッキにするためには、基本的にはドローができるサポートカードを増やすことが求められます。(非Vのこっそりドロー系列に頼る手もありますが、ここでは省略します。)

ムゲンダイナVMAXというデッキは、一度動き出したあとに雪道が貼られようが、エネルギーとベンチポケモンを供給さえし続ければ2エネ180打点を連続で出せるデッキです。
これを達成するためには基本的にポケモンとエネルギーに触れさえすれば問題ありません。
また、180ダメージという打点は(今のところ)VMAX2パン圏内を維持しており、殴り合いにおいてギリギリテンポロスしないラインには到達しています。
ここを再認識してあげることで、雪道=即終了というイメージからは脱却し、雪道下でもエネルギーと進化を続ければ戦えるというイメージに切り替えることができるはずです。
逆に言えばネズなんかのエネとポケモンに触れるカードは準ドローサポートとして今後活躍するかもしれませんね。

さて、延々と雪道への対策について述べられて皆さんもそろそろ飽きてきたかと思います。ここで小休憩でも入れてから続きに臨んでいただけると幸いです。

温故知新

じゃあどうやってデッキを組んだらいいの?というところに行き着きます。
そんなとき、あくまでひとつの目安にすぎませんが、結果を残した過去のデッキからカード配分を学んでみるということは重要かもしれません。

他の人のレシピが大半になってしまうので、既存レシピを直接は載せませんが、過去の優勝レシピなどを調べて見てみると下記枚数がプレイしやすそうな枚数と考えられます。

・ポケモン 22枚程度
・たねポケモン 15枚以上
・ボール系統 9枚程度
・ドローサポート 6枚以上
・ボスの指令 2枚以上
・エネルギー 9枚以上
・悪エネルギー 7枚以上
・それ以外のカード 10枚程度

上記合計すると58枚になるので、妥当な配分かと思います。
ムゲンダイナにはドガス型、マニューラ型など複数の型がありますが、どのデッキタイプにも上記枚数比は概ね当てはまってくると思います。

そして、上の分類であえて太字にしたそれ以外のカードですが、下記カードなどが含まれます。

・ポケモンいれかえ
・あなぬけのヒモ
・ツールジャマーなどの道具系統
・スタジアム
・エネルギーつけかえ
・リセットスタンプ
・うねりの扇

これらを僕はドローに寄与しないカードと認識しています。
(実際には手札枚数を減らすことで「ナイトアセット」のドロー枚数に関わってきたりするのですが、一旦置いておきます。)
これらのカードが初期手札を埋めてしまうと、なにもすることができず止まるターンが多くなると考えています。
ここの部分は新たなデッキレシピを作る上でも大事にしたい部分ですね。

カード配分の最適化

さて、上記で触れたカード枚数比をあまりいじらずに
1.スタジアムの主導権をこちらが握り続ける
2.従来通りのクロバットVによるドローに依存しないデッキにする
を達成したいですね。

スタジアムは混沌のうねりを複数採用してなるべく自然にスタジアム主導権を握るようにしたいところ。
スタジアム枠は上記の分類だとそれ以外のカードに含まれています。
勘の良い方はすでにお気づきかと思いますが、
雪道の存在によりどうしても増やしたくなったスタジアムカードを投入するためには、今まで入れてきたそれ以外のカードの部分を削って採用した方が良さそうです。

また、上記で触れた枚数比が採用されている今までのデッキタイプはクロバットVの特性「ナイトアセット」を阻止するカードがカードプールにほぼ存在しなかったため、ドローサポートが少なく済みましたが、今後もそうとは言えないでしょう。
おそらくドローサポート(ネズのような準ドローサポートを含む)の枚数は7枚よりも増えることになりそうです。

対策カードに潜む影、デッキパワーの尊重

「じゃあ別に無理してその他のカードを減らしてまで混沌のうねりを入れなくても、リセットホールマーシャドーも入れたムゲンダイナが強いのでは?」っていう人も多いかもしれないので補足します。
対策カードに潜む影なんて言っちゃうと、少しカッコいい代わりにちょっとイメージしづらいかもしれないので、わかりやすい例にしてみます。

あなたの黒馬バドレックスVMAXデッキがムゲンダイナVMAXデッキに勝ちづらく困っているとします。
このときにデッキに加える対策カードとしてガラルサンダーVを考えました。
ガラルサンダーVはムゲンダイナに非常に強いカードですが、特性を考慮しても闘エネルギーを採用しなければワザが打てません。
そこで超エネルギーとしても使えるオーロラエネルギーを3枚、基本超エネルギーと入れ替えたとします。
確かにムゲンダイナにはこのサンダーVでうまく立ち回れるようになりましたが、他のデッキとの対戦で手札にエネルギーがオーロラエネルギーしか無いために特性:めいかいのとびらを使用できずに負けることが多くなってしまいました。

上記の例はあくまで例ですが、これが対策カードに潜む影というワードで表現したかった部分です。

対策カードばかりをデッキに入れてしまうとそのデッキのシンプルな強さが失われてしまうことが多々あります。
ムゲンダイナVMAXのようにデッキパワーがそのままで高いデッキは、なるべくそこを失わないように組んであげた方が強いデッキになると思います。
この部分がデッキパワーの尊重にあたります。
リセットホールのマーシャドーは、場に出てしまった場合に回収ネットかスタジアムトラッシュをしなければマーシャドーを場から消すことができず、雪道もないのにムゲンゾーンを開けないリスクも加味すると、十試合程度戦い抜くシティリーグなど長丁場な大会になればなるほど個人的には採用を避けたいカードだと思います。
実際対策をしたところでそのデッキと当たらなければ全く意味のないカードとなる場合もありますし、そういったカードを入れるにしても、デッキパワーを落とさない程度に対策カードを積むべきだと考えています。

あとがき

通常の流れだとこれらを加味したデッキレシピをこのまま載せる感じになりそうですが、今回はここまでです。
色々な方々から雪道下でのムゲンダイナデッキの配分について質問をいただくので、この記事を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
この記事はあくまで筆者の一意見ですので、皆さんがこれから使おうとしているムゲンダイナデッキの参考程度になれば幸いです。

数日間のスキマ時間で記事を執筆したのでバラバラな体裁になっており、読みにくい部分が多々あったかと思いますが、最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
また気が向いたらムゲンダイナのnoteを書こうと思います。
今回の記事はあくまで考え方の例であって、レシピなどの掲載はありませんが、次回のモチベーションアップのために全文無料の投げ銭形式とさせていただきます。

今回の記事やムゲンダイナに関することで質問・記載漏れなどあればTwitter(@gaogaen__)のDMまでお願いします。
私自身かなり抜けていることがあるので、記事のここがわけわかんないなど意見をもらえると助かります。

2021.05.04 追記
これを書いている間にブラッキーVMAXというとんでもないカードが公開されてしまいました。
おそらくこのnoteに書いたカード比率の話はそこまでブレる話ではないと思いますが、世界線が変わるかもしれませんね!これからのムゲンダイナに期待大です!

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