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【商品開発エピソードvol.4】納豆との出会い

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フリーズドライ技術の採用を決めてから、「イヌに食べさせたい!」と思う食材をいろいろと試作したがしっくりこない。技術的に上手く出来ないものもあれば、出来上がった品がイメージと違うものも。
今も販売している〈フリーズドライチキン〉〈フリーズドライ野菜〉を商品化する最終段階で、「ドットわん」として何かもう一つインパクトに欠ける気がした。

そんな時、昔の勤務先で知り合った大学教授が食材の専門家だったことをふと思い出し、アドバイスを請うために大学を訪ねた。
理想的なイヌの食事について考えていたことを教授に伝えると「それなら“納豆”がいいよ。」とあっさり即答された。
動物性の食材にこだわっていた私に「納豆は植物性だがタンパク質を構成するアミノ酸のバランスも良い」、消化の面は「発酵食で消化はいい」、栄養面は「ビタミン・ミネラルのバランスがこんなにいい食材はない」と言われた。
さらに様々なトラブルに悩まされているイヌの現状を伝えても「健康維持に整腸は大事で、納豆菌は腸内環境を整える手助けをする」と全て納豆で返してくる。
教授の話に聞く耳を持つと、モヤモヤっとしていた感情が次第に薄れていく。最初でこそ“大豆って”と違和感を持っていたが、 “日本に住むイヌが毎日納豆を食べる…それって理に適っているじゃないか!”《納豆》という新しい食材に魅了されていった。
こうして創業時、“イヌの納豆屋さん”と呼ばれていた当社の、メイン商材が完成した。


教授は実のところ納豆研究の第一人者〈納豆博士〉と呼ばれる有名人。
最後に「人間が納豆に期待する薬理効果は、イヌでも期待できますか?」と要の質問をしたところ「イヌは実験用ラットよりはるかに人間に近いよ(当然じゃないか!)」とおっしゃられたのを今でも覚えている。
「全国のイヌの食事に納豆を取り入れることで多くのトラブルを解消したい…」
納豆への情熱と自信は、今でも褪せることはない。

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『ドットわん フリーズドライ納豆』
▼商品ページはこちら▼
https://www.dotwan.jp/fs/dotwan/fd/dw-nattoumini

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■自然食ドッグフード「ドットわん」■
直販サイトはこちら
https://www.dotwan.jp/

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