誰も居ない 桜／今日写講Vol.18

普段見ているものを、ちょっと違う距離、角度、時間軸で見てみることで新たな発見をする為の今日から使える写真講座。

家からでられない週末に、家の中や近所でカメラを持って、普段は絶体に見ない角度で写真を撮って新たな発見をしてみましょう。

昨日の桜。

お花見って5，6年前に七輪もって日本酒つけて、つまみ食べながらやった記憶が最後。

それ以降の近年は「桜とロケーション撮影」という組合せでお客様と一緒。

昨日の桜は、いつもと違った春の中、一人で見た桜。

山の麓から見えた桜咲く場所は、あんまり人が居ない場所。

人に会わない、会えない時期なんだけど、

それ以上に自分の場所以外のところに行きたくて、

といっても遠出はできない、、。ということで同じ中学校区の山の上の桜を撮影してきました。

普段は車を走らせながら、遠くに見ている風景の一部の場所に行ってみると、思った以上に桜が綺麗な場所でした。

写真をやっていて良かったなぁと心から思える事の一つとして、
普段見ている視点から違う視点の存在を実感することができると言うこと。

いつも下から見ていた、山の上にちょこっと見えてる桜は風景の一部。
木々の一部。山の一部。

桜の下まで行って見ると、しっかりした桜で、風を受けながら、ひらひらと花びらが舞っていて、しっかりとした存在感でたたずんでいました。

当たり前のことかもしれませんが、その当たり前を実感するキッカケが写真にはあります。

ということで、18回目の今日から使える写真講座は、視点を変えてみる。

でした。

同じものでも見る距離、角度、時間を変えてみるだけで、全く違う印象になります。

普段から見ている風景を、チョット違う角度で見たり考えてみてください。

新しい発見が必ずあるはずです。

その時の新しい発見は

悪意ではなく、善意で。

そして親切である写真

幸せをつくっていく写真で満たされる世界を願って

写真と向き合ってください。

僕はそうします。

世界が変わってしまうような、大変な時期だからこそ

しっかりと写真との向き合い方、事実との向き合い方、切り取られた情報との向き合い方、一つ一つしっかりと考え続けようと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。