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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン サウンドトラック track10-18を妄想しながらどっぷり聴いた(ネタバレあり)

前置き

・初投稿シリーズです。不慣れ多いです。よろしくお願い致します。
・画像引用は 公式Twitter配信をお借りしています。
・間違ってたらごめんなさい:絵の場所(絵コンテがない)、用語、英語訳、耳コピ楽譜、もちろん分析も。m(_ _)m
・ライナーノーツ、公式挨拶諸々、基本引用ゼロです。聴こえたがままに。
・参照音源としてiTunesリンクをはりましたが、抜粋プレビューなのでサウンドトラックに準拠した時刻表記とは乖離します。フルサイズ・円盤を購入お願いします。
・2021/08/30 公式Twitterのオーケストラコンサート配信から画像引用追加

track10 Bonded by Tragedy(悲劇故のご縁)

変ニ長調 D♭-major → 変イ長調 A♭-major → 変ニ長調 D♭-major

(慟哭的に悲しくないので、曲名は意訳しました)

0:42:コントラバスのピチカートに乗り こぼれ落ちてくるピアノを伴ったビオラの旋律が美しすぎて、美しいだけで涙が出る。ぜひ上質な再生機材で聴いてほしい。「巷の重低音」とは一線を画す、豊かな低音を。忘れるは難しくなること間違いない。
1:23:あたたかくやわらかい木漏れ日のような金管楽器の和音に包まれて ヴァイオレットの旋律の断片。聞きようによっては単なる和音なのかもしれぬが、いいじゃん。

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track11 Another Voice Calls Out(新しい指名)

イ短調 A-minor

みんな知ってる The Voice in My Heart から引用。この曲と ゲスト依頼者のナレーションで仕事が始まる回も多かった。この映画で唯一の「仕事へ」の場面だからな。
病院、すごい風格のある建物だった、噴水もすごかった。音楽が物語ります。

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track12 A Young Boy's Hope(少年の願い)

ハ長調 C-major
track6を踏まえて 願いと訳した。Dream、Hope、Wish、これから出てくる曲名に想いをはせてはいかがだろうか。

1:23 A Place to Call Home (おうちと呼べる場所) の引用。ほっとする曲、旋律なのに、、、くっ、曲名和訳してつらくなった、、彼は帰宅できないことを悟っているのか。。。

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track13 Complicated Feelings (複雑な気持ち)

ニ短調 D-minor

切なく もどかしく すっきりと解決しない曲。古城とかにも合いそう。

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track14 Brotherhood(兄弟愛)

ト短調 G-minor
この調性の選択は秀逸にして必然(妄想)。ソ・シ♭・レ が主構成要素。ソ:Gはギルベルトの頭文字、レ:Dはディートフリートの頭文字、そしてシ♭:Bはブーゲンビリアの頭文字。

0:00:冒頭アウフタクト レーシ♭ー・・・、いきなり来ました、D→B。ディートフリート・ブーゲンビリア。
1:17:やるせない頂点の和音では、ソ:Gとシ♭:Bは使わているが、レ:Dは使われていない。ディートフリートは反目しているがギルベルトは従順であることを表現?(かなり妄想)

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1:34:届かないつぶやきのようなチェロの旋律が印象的。

(BGM無)

好きな場面なので絵だけ^^

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track15 Violet's Promise(ヴァイオレットの約束)

変ト長調 G♭-major
0:00:An Admirable Doll 良きドール の引用。うむ。

1:21:TV版も劇場版も 3/4と4/4とが混ざっているが、混ぜ方が変わっている。これはこれでよき。
1:44:ホルンに Letters From Heaven の第2旋律の断片(だと思う)あたたかい響きだけに。。

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track16 Yuris' Confession(ユリスの吐露)

ハ長調 C-major
0:00:超不安げな出だし。初見時ここでぶっ倒れるのかと思ったほど。
0:34:One Last Message 第1旋律がクラリネットで 立ち直りつつもややうつろに。伴奏コード進行が全然スッキリしない。

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track17 Hodgins' Request(ホッジンズの頼み)

イ短調 A-minor
0:00:弦楽器のトレモロがざわざわ感を増長し、つかみどころがない。
1:20:和音進行も解決感なく終わる。

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track18 As the Days Pass Us By(年月が経つに連れ)

ニ長調 D-major
Track9:Though Times May Change(時代は変わりゆく)(電波塔ができると・・・の場面) の主旋律ではじまる。そう、望郷と懐古の旋律。ここではイングリッシュホルンではなく、鮮やかなオーボエ。表現している主役はデイジーで、過去の探訪によって今の自身を見つめるために彷徨しているかのよう。

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めっちゃ綺麗でホッとする音楽。(ここからずっと重たいからね)

track 19-29へ続く








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