【驚嘆!】 生分解性プラスチック、その後
昨年の1月、生分解性プラスチックのパイオニアであるポリマテリア社についての記事を書いた。
2019年秋に同社を訪問して、彼らの技術力に心から感動した。プラスチックの絶対量を減らすことももちろん大切なのだけれど、プラスチックのメリットの全てを無視して存在自体を悪とするのは、あまりにも短絡的だ。
その点、この企業が作るプラスチックの成分は全て、じっくりと時間をかけて生分解され、完全に自然に還る。マイクロプラスチックすらほぼ残らず、最後には二酸化炭素、水、そしてバイオマスのみとなる。
ちなみに、適切に生分解されているかは、ISO取得のラボで第三者認証を受けている。
現在日常的に使用されているお惣菜容器等のプラスチック製品の何割かだけでもこちらに変えれば、地球に対して相当のインパクトをもたらすことができる。
先日、企業訪問時に持って帰ってきたプラスチックのカップが消費期限を迎えた。
確かに少しずつ分解されてきている!!!!!!
このままどんな状態に分解されていくのかを見守っていきたい。夏休みの観察日記のように。
改めて調べてみたら、なんとこのポリマテリア社、先日世界経済フォーラムでテクノロジーパイオニア賞を受賞していた!
2019年に訪問した際はまだ日本企業との提携は無かった。今はどこかが手をあげていたりするかしら。
この技術はぜひ広がって欲しい。
「地球に良いことをした、気になる」以上の貢献が、同企業にはできるはずだ。
明日も良い日に。
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