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458/1000 【ぶつくさ】 MAGOさんと持続可能性とD.ソローの言葉

先月のとある現場で知ったアーティストのMAGOさん。

彼の提案しているcircular capitalism(循環型資本主義)という思想が好きだ。

地球の反対側までを視野に入れ、持続可能な形で経済を回していく。

最近「持続可能性」やSDGsという言葉をよく目にする。

それが単なるバズワードにならないといいな、と思う。

私の思い込みかも知れないが、日本人は「持続可能性」を「みんなが少しだけ我慢をしよう」みたいな忍耐論に結びつける傾向があるような気がする。そこからさらに、「清貧」思考に進んでいく。または、「何も持たない生活」とか。

でも、違うのだ。「持続可能性」と「収益性」は両立できる。

いやむしろ、持続可能性を単なる自己満足に終わらせないためには、収益を上げていることが大事になる。

世界有数の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク氏は、かなり昔から投資ポートフォリオを検討するにあたり、各発行体の「持続可能性」への姿勢やその有言実行度合いを見ている。

企業は収益を追い、持続可能性を追い、同時に株主責任を全うする選択をすることもできるのだ。

アートの世界でもそれが可能だと、MAGOさんは行動で示す。

わたしの唯一の義務。それは、常に、私が正しいと思うことを行うことである

これを言ったのはソローだけれど、そこに「楽しい」や「美しい」を重ねられるなら、どれほど最高だろうと思う。

しかもそれが持続的ならどんなにか素晴らしいだろう。

思考は、あなたがそうありたいと望む人格を作り出す彫刻家である。
Thought is the sculptor who can create the person you want to be

少しずつでも、私という彫刻作品を仕上げていくために、思考を持続することも大事、なのかな。

頭でっかちだと言われたばかりではあるけれど。

まずはできることから始めます。

...フェアトレードのチョコを買う、とか(爆)

明日も良い日に。

アイキャッチは、2年前の大阪の桜!



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