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茅ヶ崎のコワーキングスペース「チガラボ」がクローズするとの事です。

今日、チガラボ公式HPで発表されました(詳細は上記リンクへ)
私は今日の「チガラボのこれからについてお伝えする会」というイベントにリアル参加してきたばかりです。

このイベントが発表されたときから「なんだか妙に意味ありげなイベントだな」とは思っていて「まさかね…」なんて思ったら本当に「まさか」でした。
あまりにもあっさり発表してしまう感じがまたチガラボ(代表の清水謙さん)らしいなとも思いましたが、とにかくびっくりしました。しかもクローズまでの日程が割とすぐということもあって余計に。

イベントが終わったあとも、メンバーさんや参加者の方たちと「チガラボの今後」についてあれこれ話したりもしていたんですが、チガラボからの帰り道やその後、帰宅してからもずっとチガラボのことばかりを考えている自分がいて、思った以上に今回のお知らせをさみしく感じているんだと思いました。

私はたぶん、ほかのメンバーさんや関わっている方たちに比べるとそこまでヘビーユーザーではなかったと思うんですが、私が東京から湘南へ引っ越してきた時に「せっかくなら住んでいる地域の中に知り合いを作りたい」と思い、コワーキングスペースなら自分も利用する機会があるだろうと考えて検索して辿り着いたのがチガラボでした。

チガラボはいわゆる作業スペースだけのよくあるコワーキングスペースではない部分が大きくて、「地域のゆるいつながり」ができるような仕組みがある「場」でした。

だから毎月イベントが開催されて、色んな人と交流することができて、私も気が付けばチガラボを通して知り合った知人がたくさんできました。
この地域に移住してきた私のような者にとって、チガラボは本当にありがたい存在でした。

毎月開催されている「チガラボチャレンジ」というイベントに参加した時は毎回グラフィックレコーディングを描かせてもらいました。誰かの「やりたい」という気持ちを自分になりに応援できている気がして本当に楽しかったです。

個人的な思い出だと、ちょうどコロナ禍になり始めた頃、チガラボでオンラインの地域寄席行われることになり、その感想なんかを参加者のみなさんでグラレコで表現してみよう!という試みがあり、私はグラレコをレクチャーする役として参加させていただいたことも、チガラボでの忘れられない思い出のひとつです。
こういう実験や試みがチガラボらしくてとても楽しかったです。

なので、自分の生活の中で「当たり前」の存在になりつつ(なっていた)チガラボが来年(2024年)の3月末でクローズするというのは、今の気持ちで言うと「ただただ寂しい」です。

おそらく今後、「チガラボ」という「場」は無くなりますが「概念」だったり「在り方」のカタチとして残っていくんだと思っています。というか、それを残していこうという想いの人たちがたくさんいらっしゃいます。
私もなんらかの形でお手伝いできたり、新しいつながりができていったらいいなぁと思っています。

あー、でもやっぱり寂しいなぁ…。

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