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2023/1/20(金)雑記【音声配信】

安野いもこ

先日、有難いことにTwitterのスペースでゲストとしてお呼ばれしてお話しさせていただける機会があった。

お友達のグッズデザイナーのLEMさんと絵本作家のHaijiさんが不定期で開催されている「お仕事ゆるトーク」という配信。

内容は出版にいたる経緯と、出版した本の紹介をさせていただいた。
スペース配信は、お二人がとってもお話の聞き上手な方たちで、ついつい乗せられて気分良く喋りまくってしまい、1時間という時間はあっという間に過ぎてしまった…！

スペースでのトークも楽しくなんやかんや上手く行き、ほっとした翌日、スペースを聴きにきてくれていたある方からLINEで感想が届いた。

感想にはとても面白かった、私の声が癒される、聞き取りやすい良い声だとあった。
「癒される、聞き取りやすい良い声」という感想は正直とても意外だった…
というのも私自身は自分の声が嫌いで、滑舌も悪く、幼少期から声や喋り方をいじられてきたのでコンプレックスだったから。

去年、FMヨコハマのラジオ番組、Lovely Dayでゲストで呼んでいただいた際もリスナーの方からTwitterで「かわいい声だった」とメッセージをいただいた時、腰を抜かすかと思うほどビックリした…！
喋りに自身のない私は、「私の声、大丈夫かな？」ととても不安に思っていたから、予想していなかったコメントに本当に驚いた。

自分では欠点だと思っていたところが他人から見たらそうではないこともあるのだな…
自分では気づけ得ないことを人から教えていただけることはとてもありがたい。

そしてLINEにはこうも書かれてうた。
「おいもさん、音声配信されてみてはいかがですか？」と。

音声配信…！
実は過去に音声配信していたことがあって、それを私はとても楽しみながらやっていたのだけど、漫画家としてデビューする前で、配信のテーマは決めずにダラダラおしゃべりを収録したものだった。
当時、忙しくて配信は不定期、ダラダラおしゃべりは伸びるはずもなく、忙しくなるにつれてなんとなくやめてしまったのだった。

その方は続ける「おいもさんがやってみたらファンがつきそう」とのこと。
メッセージをくださった方はメディア関係の方なので、見せることに関してはとても鼻の効く方。…そんなこと言われたら嬉しくって勘違いしちゃいます。

「おいもさんの声は聴きたくなる。ラジオの時もしっかり話せていたし、喋る仕事向いてるなぁと思うんですよね。」
そんなこと言われたら、お調子者なので小躍りしちゃいます。

今、その方にまんまと乗せられて
「今度は喋るテーマを絞って始めようかな…」なんて浮ついています。

苦手だと思っていたことを褒められるのがこんなにも嬉しいことなのだなと、この歳になって初めて知りました。
今、私は褒められて嬉しくなってる小学生のような素直な気持ちで喜んでいます。





読んでくださる方の癒しになれるような、漫画を描いていきたいです。